リジッド（ボード素材）、ロール素材に対応するHP Latex初のハイブリッドプリンター「HP Latex R2000 Plus プリンター」を発表
2018年7月26日
株式会社 日本HP
また、グラフィクス市場向け大判プリンターの新製品「HP DesignJet Z6810」もあわせて発表します。
〈HP Latex初のハイブリッドプリンター「HP Latex R2000 Plus プリンター」〉
「HP Latex R2000 Plus プリンター」は、新しいLatexインクと機構の採用により、従来のロール素材に加え、リジットへの鮮やかなカラー印刷を実現するHP Latex初のハイブリッドプリンターです。また、「HP Latex R2000 Plus プリンター」は透明素材や色付きの素材に光沢の美しい白色（＊1）を表現できる革新的な「HP Latexホワイトインク」を採用しています。店頭広告、屋外看板、ウィンドウグラフィックス、イベントや展示会、装飾、カーラッピングなどの用途で利用可能です。
《HP Latexテクノロジーがリジッドに対応》
「HP Latex R2000 Plus プリンター」はスチレンボード、発泡塩ビ、厚紙、プラスチック段ボール、プラスチック板、アルミニウム、木、ガラスなどのさまざまなリジッド印刷に圧倒的なスピードと品質をもたらします。厚いインクレイヤーで素材を完全に覆うUV印刷技術と異なり、HPの水性Latexインクはメディアの見た目や素材感をそのままに、無臭で環境にもオペレーターにも安全です。
《光沢のある高品質な白色を実現する「HP Latexホワイトインク」》
「HP Latexホワイトインク」は、インクを循環させて沈殿を防ぐことで常に印刷可能な状態を保つ革新的なシステムを備えています。「HP Latexホワイトインク」は、時間がたっても黄変しない光沢のある高品質な白色を実現します。
高度なエンジニアリング技術と優れた生産性を提供する「HP Latex R2000 Plus プリンター」の特長は以下の通りです。
● 幅は最大2.5m、厚さは最大5cmまで対応
● 最大88㎡／時の高速品質 – 連続ローディング
● 高精度なベルト駆動式システムを採用することで素材取り付け時の作業時間を短縮し、稼働率を最大化、また14に分かれた独立型自動バキュームで高精度の印刷が可能
● 最大100kgのロール素材に対応
● 刷新されたHP Latexインクがリジッドに鮮やかな色彩と広色域を実現し、素材の光沢や風合いを損なうことなく無臭（＊2）で印刷
● 耐久性に優れた柔軟な水性インクで、新しいHP Latexオーバーコートによる優れた密着性と耐擦過性を実現（＊3）
● 硬化温度の低温化により幅広い素材に対応が可能
| 製品名 | 希望小売価格（税抜）※ | 販売開始日 |
| HP Latex R2000 Plus プリンター | 46,800,000円～ | 7月26日 |
※3年保証込みの価格です。
〈グラフィクス向け大判プリンター「HP DesignJet Z6810」〉
グラフィクス市場向け大判プリンターの新製品としてB0サイズおよび60インチサイズ対応の「HP DesignJet Z6810」を発表します。従来製品（「HP DesignJet Z6800」）より以下の点が強化されています。
● HP 774新プリントヘッドの採用により、描画の正確性が向上
● HP 774新クロムレッドインクの採用により、赤の表現性が向上
● HDDが320GBから500GBに増加
● B0サイズモデルは厚手コート紙使用時の印刷スピードが25％高速化
● B0サイズモデルは搭載メモリーが32GBが64GBに増加
| 製品名 | 希望小売価格（税抜）※ | 販売開始日 |
| HP DesignJet Z6810 B0サイズモデル | 1,198,000円 | 8月9日 |
| HP DesignJet Z6810 60インチサイズモデル | 2,178,000円 | 8月9日 |
＊1：光沢の美しいホワイトは、2018年1月に実施したHP社内テストにおけるUV硬化型インク技術を用いたHP Scitex FB750/FB550プリンターとの比較に基づいています。リジッド（アクリル）において60度でホワイトインクの光沢度を測定しました。光沢計測には、ISO 2813およびASTM D523に適合したBYKマイクロ-トリ-グロスのグロスメーターを使用してテストを実施しました（20°、60°、85°）。高い不透過率と耐黄変性は、2017年10月に実施したHP社内テストに基づいています。このテストでは、さまざまなラミネート未使用のリジッドまたは柔軟性のある基板に1ピクセル当たり1ドットのHP Latexオーバーコートを使用しました。黄変は、ホワイトインクを下地にしたサンプルのL*およびB*に基づいています。
＊2：各素材は、それぞれ異なる臭気特性を持っています。素材の種類によって、印刷物のにおいに影響を及ぼす可能性があります。
＊3：耐擦過性は、2018年1月に実施したHP社内テストに基づいています。このテストでは、粘着ビニールおよび塩ビバナーへの印刷において、HP Latex RプリンターシリーズとHP Latex 1500プリンターにHP Latexインクを使用し、代表的なハードソルベントインクを比較することで耐擦過性を実証しました。HP Image Permanence Labによる様々な素材に対する予想値です。
■製品に関する情報は、以下のURLを参照してください。
HP Latexプリンター： http://www.hp.com/jp/latex
HP DesignJet プリンター： http://www.hp.com/jp/designjet
■製品写真ライブラリ（画像データは以下のURLからご覧になれます。）
HP Latexプリンター： http://www.hp.com/jp/wfp_pr
HP DesignJet プリンター： http://www.hp.com/jp/designjet_pr
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