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DMM.com、ものづくりを変革するHPの3Dプリンティングソリューションを採用

2017年10月4日

株式会社 日本HP

株式会社 日本HP(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:岡 隆史)は、3D造形サービスビューローの国内大手、株式会社DMM.com(本社:東京都港区、代表取締役社長:片桐 孝憲)が、HPの3Dプリンティングシステム「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」の採用を決定したことを発表します。

「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」は、既存の3Dプリンティングによる造形方式と比較して、最大10倍の造形スピード(*1)と半分のコスト(*2)で高い品質のパーツ(*3)を生産することが可能なため、設計から試作、製造までのものづくりに変革を起こすものです。このたび採用が決まった「HP Jet Fusion 3D 4200 プリンティングソリューション」は、プロトタイプ試作に加え、小ロットの最終製品の製造に対応できるよう設計されています。すでに、「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」の オリジナルプラスチックパーツの約50%は、「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」で作っています。

3D造形サービスビューローの国内大手、株式会社DMM.comは、運営するものづくりのプラットフォーム「DMM.make」の3D出力ソリューションとして、「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」を採用し、10月中の稼働開始を予定しています。DMM.makeは、「ものづくりの裏側・情報・ノウハウ・考え」をシェアするWebメディアの機能と、3Dプリンターをはじめとしたツールを使ってものづくりができるWebサービスを兼ね備えた、ものづくりのためのプラットフォームです。

既存の3Dプリンティングによる造形方法と比較し、圧倒的な造形スピードと材料の再利用率の高さが評価され、今回の導入決定に至りました。よりスピーディーに、高品質な造形を低コストで提供することで、お客様の3Dプリンティングを活用したものづくりの変革を支援していきます。

〈株式会社DMM.comからのエンドースメント〉
株式会社DMM.com 
.make事業部 3Dプリント部門部長
プロデューサー 川岸 孝輔様

現在使用している他の機種や方式に比べて造形スピ―ドが圧倒的に早く、また材料の廃棄がほとんど発生しないことが「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」の採用の決め手となりました。また、新たな材料の開発を推進するためのオープンプラットフォームという先進的な発想に非常に共感しました。既存のHP純正材料に加え、今後大手の材料メーカーが開発する材料を自社サービスで積極的に活用することで、お客様に対してスピーディーかつ低コストで豊富な材料による高品質な造形物を提供し、3Dプリンティングを活用したものづくりを推進していきたいと考えています。
DMM.make:http://make.dmm.com/print/

〈「第20回 関西 設計・製造ソリューション展(DMS関西)」に出展〉
日本HPは、10月4日(水)~6日(金)まで大阪で開催される「第20回 関西設計・製造ソリューション展」に出展します。HPブースでは、VR対応のウェアラブルワークステーションや大判プリンターなどの実機に加え、「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」で造形したサンプルパーツを展示します。また、HP 3Dプリンティング・マスターパートナーである武藤工業株式会社(ブース番号:4-32)とリコージャパン株式会社(ブース番号:3-66)では、「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」の展示、デモを行います。

《出展概要》
名称 第20回 関西 設計・製造ソリューション展
会期 2017年10月4日(水)~6日(金)10:00~18:00(6日のみ17:00終了)
会場 インテックス大阪(HPブース番号:4-66)

*1:「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」と、販売価格10万ドル~30万ドルのFDM(熱溶解積層方式)/SLS(粉末焼結積層造形)の造形速度の平均値の比較。2016年4月時点のHP社内における試験とシミュレーションの結果に基づきます。
試験変数:分量-HP Jet Fusion 3Dの造形スペースに対して20%密度のパーツと、対象製品における同じパーツ数との比較。パーツサイズ-30グラム当たりのレイヤーの厚み0.1mm/0.004インチ。SLSと比べ、「HP Jet Fusion 3Dファーストクーリングプロセッシングステーション」はパーツの冷却時間を短縮。FDMは、これに該当しません。

*2:「HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューション」と、販売価格10万ドル~30万ドルのFDM(熱溶解積層方式)/SLS(粉末焼結積層造形)のパーツコストの平均値の比較。2016年4月におけるHPの社内試験データと公開データに基づきます。
分析手法:メーカーが推奨するソリューション設定の標準的な価格とサプライ品の価格、メンテナンスコストに基づきます。
比較基準: 1日あたり造形スペース1~2杯分のパウダーを週5日間、1年以上、メーカーが推奨する粉末の再使用率を利用して10%密度のパーツを30グラム造形した場合。

*3:±0.2 mm/0.008インチの寸法精度に基づき、サンドブラスト後に測定しています。 材料性質については、hp.com/go/3Dmaterials (英語)をご覧ください。以下の特性の機能を基にしています: 引張強度45-50 Mpa、引張係数1600-1900Mpa。PA12を使用したASTM標準テスト。

HP Jet Fusion 3Dプリンティングソリューションに関する情報は、以下のURLを参照してください。
 http://www.hp.com/jp/3d-printers/

製品写真ライブラリ(画像データは以下のURLからご覧になれます。)
 http://www.hp.com/jp/3dprinter_pr