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2017年 年頭のご挨拶
より一層の事業展開のスピード向上で、 日本のお客様の事業成長を支援する革新的な製品やソリューションを提供

2017年元旦

株式会社 日本HP
代表取締役 社長執行役員
岡 隆史

あけましておめでとうございます。

2017年の門出にあたり、お客様、パートナー様をはじめ、関係各位より賜わりました旧年中のご支援、ご厚情への深い感謝と共に、新年のご挨拶を申し上げます。

2016年を振り返って
「PCとプリンティング事業に特化した新生HP Inc.が誕生し、11月で一周年を迎えました。この一年、日本HPは、お客様、パートナー様へのさらなる貢献を目指し「事業展開のスピード向上」と「革新的な製品の提供」をキーワードに、生産から物流、販売、サポートにいたるまで、PC・プリンティング事業に最適化した事業基盤の構築を進めながら、特徴的な製品やサービスを提供してまいりました。

PC事業では、スマホとしてもPCやタブレットとしても使える新コンセプトのモバイルデバイス「HP Elite x3」、超薄型ながら堅牢性を兼ね備えたノートPC「HP EliteBook Folio G1」、さらにはPCのライフサイクルをトータルで管理し、サービスとして提供する「HP Device as a Service」を発表しました。個人向けにはラグジュアリーデザインのノートPC「HP Spectre 13」やゲーミングPCなど、プレミアム製品のラインアップを広げました。

プリンティング事業は、世界最大の印刷関連イベント「drupa 2016」において、HP Indigoデジタル印刷機を300台以上受注するなど大きな成功をおさめました。日本でも業界のリーダーとしてデジタル印刷の普及に向け、特に商業印刷、出版、パッケージ印刷分野での新たなビジネス創造やブランドオーナーへの価値提案を進めました。

生産・物流面では、6月に国内のPC生産、物流など関連サービス拠点を東京都昭島市から日野市に移管し、PCのボリューム生産に適した体制の整備を行いました。生産から配送までを一元化し、今後のビジネス成長に向けた生産能力と品質管理レベルの向上に取り組みました。


2017年に向けて
PC事業の注力分野は「モビリティ」と「セキュリティ」です。お客様が、どこでも安心して利用し、高い生産性を得られる、セキュリティを強化したデバイスやソリューションを拡充することで、政府が推進する「働き方改革」をインフラ面から支援してまいります。また、パートナー様との協調によるサービス事業「HP Device as a Service」の本格展開で、企業の生産性向上を支援していきます。個人向けには、わくわくする機能やクールなデザインを採用した新製品を積極的に投入し、HPのテクノロジーを通じてお客様のライフスタイルを豊かにするお手伝いをしたいと考えています。

プリンティング事業では、引き続き商業・産業印刷のデジタル化をリードすることに加え、新たに3Dプリンタービジネスを日本でも展開します。「HP PageWideテクノロジー」をはじめ、既存の約10倍のスピードとコストの半減を実現する革新的なテクノロジーで、日本のお客様のものづくりに貢献します。

本年も、グローバルの持つ最先端の技術と開発力に、日本のお客様が求める「高品質」「サポート・サービス」を加え、日本のお客様にとって最適の製品、ソリューションを提供します。

日本HPは、日本の成長の一助となるべく、日本のお客様に価値あるご提案ができるよう、社員一同、全力で取り組んでまいります。