• Z by HP
  • OMEN
  • Hyper X
  • Poly

コンバーターとブランドオーナー向けに、業界で最も生産性の高いラベル印刷機を発表

2016年4月25日

株式会社 日本HP

株式会社 日本HP(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:岡 隆史)は、従来機と比較して2倍の印刷速度(*1)を実現し、包括的なラベル生産を可能にする、業界で最も生産性の高い(*2)狭幅のデジタル印刷機「HP Indigo 8000デジタル印刷機」を発表します。
同時に、「HP Indigo 20000デジタル印刷機」と「HP Indigo 30000デジタル印刷機」のアップグレードならびに新たなインキと対応素材も発表し、コンバーターとブランドオーナーが優れた印刷アプリケーションを迅速に利用することを可能にします。


〈高付加価値で高品質なラベルを迅速に利用可能に〉
「HP Indigo 8000デジタル印刷機」は、大量印刷を行うコンバーター向けに、従来機と比較して2倍となる80メートル/分の印刷速度を実現した、包括的なラベル印刷ソリューションです。「HP Indigo 8000デジタル印刷機」はHPパートナーABG社の FAST Track semi-rotary die cutユニットとインライン、またはニアラインで使うことに加え、AVT社の欠点検知技術によるリアルタイムな品質管理を行うことにより効果的なワークフローを提供します。

「HP Indigo 8000/WS 6800/20000デジタル印刷機」は、様々な隠ぺい度の選択を可能にする汎用性に優れた新開発の「HP Indigoエレクトロインキ プレミアムホワイト」に対応します。また、「HP Indigo 8000/WS 6800/20000デジタル印刷機」は、色の精度や一貫性、再現性を向上する新しいカラーオートメーションパッケージを備えており、コンバーターはブランドカラーに素早く対応できます。


〈新たなビジネス機会を拡げる、軟包装パッケージングオプション〉
「HP Indigo 20000デジタル印刷機」は、以下の機能を搭載したアップグレードパッケージを提供します。

・ より伸縮性の高い素材をはじめとする、新しい素材に対応することにより、幅広い種類の大容量軟包装パッケージやシュリンクスリーブ、インモールドラベル、粘着ラベル、ラミネートチューブ、蓋材の印刷に対応

・ 新たなカラー機能により、異なるジョブや印刷機、印刷現場において高度な色再現と一貫性を実現

・ 「HP Indigo Pack Readyラミネーション」は、硬化時間を不要とすることにより工程を短縮し、迅速な商品化を実現

・ 新しい「HP Indigo エレクトロインキ プレミアムホワイト」を高濃度の20kgペール缶で提供し、大規模生産に対応

また、Comexi社やAB Graphics社、Karville社をはじめとするパートナー企業により最適化された後加工用ソリューションは、ニアライン/インラインの後加工を高速化し、廃棄物の少量化とセットアップ時間の短縮を実現します。


〈高い生産性と新素材への対応により紙器印刷の可能性を拡充〉
「HP Indigo 30000デジタル印刷機」のアップグレードパッケージは生産性を30%向上させ、一日あたりの紙器印刷ジョブをこれまで以上に処理することができます(*3)。また、蒸着紙、ポリ塩化ビニール、ポリプロピレンやポリエチレンテレフタレートなどの合成素材に対応することにより、高収益のビジネス機会を生み出します。さらに「HP Indigo 30000デジタル印刷機」は、マイクロテキストやバーコードなど新しく強化されたセキュリティ機能も搭載しています。

「HP Indigo 30000デジタル印刷機」のインライン後加工専用に開発されたTRESU iCoat 30000は、ワンパスで全面またはスポットニスを塗布でき、また金、銀、そして高粘度フレキソインキに対応することにより、新たな装飾の可能性を広げます。「HP Indigo 30000デジタル印刷機」は、欠点検査、筋押し、折り加工、糊付けなどHPパートナーによる各種コンバーティングソリューションに対応します。AVT社の欠点検知システムをインラインで組み込むことにより自動的に欠陥シートを検出することができます。

drupa 2012以降、「HP Indigo WS6000デジタル印刷機」シリーズの導入数は2倍となり、1,000台を超えました。また、「HP Indigo 20000デジタル印刷機」と「HP Indigo 30000デジタル印刷機」の導入は80台を超えています。


〈提供予定〉
「HP Indigo 8000デジタル印刷機」と、「HP Indigo WS6800デジタル印刷機」「HP Indigo 20000デジタル印刷機」「HP Indigo 30000デジタル印刷機」のアップグレード機能は2016年中に提供予定です。全ての「HP Indigoデジタル印刷機」は「HP PrintOS(プリントオーエス)」に対応しており、お客様は印刷状況を遠隔でモニタリングするとともに、工程を管理して生産性を継続的に高めることが可能です。「HP PrintOS」は5月31日に提供開始予定です。


〈drupa 2016への出展〉
HPは、drupa 2016(ドイツ、デュッセルドルフ)において、新ソリューションを5月31日から6月10日まで展示します(ブース:ホール17)。
期間中、日本語によるブースツアーを実施します。参加には専用サイト(http://www.hp.com/jp/drupa2016 )からの登録が必要となります。

今年のdrupaは、これまでで最も高いソーシャルメディアの活用が見込まれており、参加者や記者、専門家、ブランドオーナーの会話にはハッシュタグ #drupa2016が使用されます。また、ハッシュタグ #ReinventPossibilitiesで、最新のHP Indigoのラベルとパッケージ向けソリューションに関する意見交換が可能です。

*1:HPの社内データならびに独立した市場データに基づき、狭幅デジタル印刷機との比較です。

*2:「HP Indigo WS6800デジタル印刷機」との比較です。

*3:HPの社内調査とお客様による検証に基づいています。


新製品の詳細については、以下のURLを参照ください。
  http://www.hp.com/jp/Indigok

「PrintOS」についての製品情報は以下のURLを参照してください。
 http://www8.hp.com/us/en/commercial-printers/floater/printos.html(英語)

製品写真ライブラリ(画像データは以下のURLからご覧になれます。)
 http://www.hp.com/jp/digital_pr

文中の社名、商品名は、各社の商標または登録商標です。

記載されている情報は発表時点でのものです。内容は予告なく変更する場合がございます。
あらかじめご了承ください。