掲載日:2021/06/04

オプションのディスクリートグラフィックスカードでワンランク上の処理性能を

 オプションとして提供されるAMD Radeon R7 430 LP 2GBやAMD Radeon RX 550X LP 4GBなどのディスクリートグラフィックカードを追加することで、特定作業の処理を大きく向上させることができます。YouTubeで動作を再生するといったことでさえグラフィックスカードは処理に貢献します。昨今ではオンライン会議のために使うZoomやTeamsのようなアプリもグラフィックスプロセッサーを駆使します。多人数のビデオ映像が同時に表示される場合や、自分の画像の背景を合成するような場面では、高いグラフィックス性能が求められます。

 まして、動画の編集などに活用するPCを想定するなら、外付けグラフィックスカードの性能は作業の時短に圧倒的な効果をもたらすでしょう。内部空間に余裕のある筐体は、負荷の大きな作業をさせることでプロセッサーがフルに稼働しても、その冷却のためのファンが高速で回転するといったこともなく、快適な作業環境が得られます。プロセッサー内蔵グラフィックスではちょっと不安ならぜひ選びたいオプションです。

 

選択可能グラフィックスカード

プロセッサー内蔵のインテル® UHD グラフィックス 630

AMD Radeon R7 430 LP 2GB

AMD Radeon RX550X LP 4GB

AMD Radeon R7 430 LP 2GB 2nd

ロープロファイルのディスクリートグラフィックカードを追加できる。 ロープロファイルのディスクリートグラフィックカードを追加できる。





選べるプロセッサー

 インテル® Core™ i3-からインテル® Core™ i9まで用途に応じた性能のプロセッサーを搭載できます。

選択可能なプロセッサー

インテル® Core™ i3-10100 プロセッサー

インテル® Core™ i5-10500 プロセッサー

インテル® Core™ i5-10600 プロセッサー

インテル® Core™ i7-10700 プロセッサー

インテル® Core™ i9-10900 プロセッサー

 

 

 

 

 

たっぷり積めるメモリー

 8GB×2の16GBから32GB×4の最大128GBまでのメモリーを搭載可能です。大きなデータを扱う際にも、ディスクへのスワップを最小限に抑え、ストレスのない作業をかなえます。大容量のメモリー搭載は、ときにはプロセッサーの選択以上に作業の快適さを支えます。

 現時点でビジネスアプリを快適に使うには理想的には16GBのメモリがあると安心です。様子を見て増量するというのもひとつの方法です。稼働後であっても、足りないと思う性能を容易に増設できるのもデスクトップ筐体の大きなメリットです。

4枚のメモリモジュールを装着可能。稼働後の増設や交換もカンタン。 4枚のメモリモジュールを装着可能。稼働後の増設や交換もカンタン。





デスクトップなのにスピーカーを内蔵

 筐体内にはスピーカーを内蔵することで外部スピーカーを用意しなくてもサウンド再生に対応できます。音楽や映画鑑賞などで高音質を求める場合には、ラインアウト端子を使って外部のスピーカーやアンプへサウンドを出力することもできます。

写真右上にある黒いボックスがスピーカー 写真右上にある黒いボックスがスピーカー





豊富なポートで外部拡張にも安心

 前面、背面には各種機器を拡張接続するのに便利なUSBポートを豊富に装備しています。USB3.1×4( 前面2、背面2) 、USB2.0×4( 背面4)が標準装備され、マウスやキーボードはもちろん、光学ドライブやポータブルSSD、各種メモリーカードリーダーといった機器の接続に対応できます。

 また、シリアルやパラレルなどのレガシーポートをカスタマイズで装備できるのも、想定されている用途によっては魅力です。

背面の各種拡張用インターフェース 背面の各種拡張用インターフェース





オプションで選択可能ポートを追加できる

 背面に、ディスプレイ用オプションポートとしてVGA, HDMI, USB-Cのいずれかを追加装備することができます。各種ディスプレイの接続に対応できるほか、最新のUSB Type-C端子なら、ディスプレイ以外の周辺機器との間で高速データ伝送が可能になります。

 

 

 

 

 

PCIe空きスロットで拡張性も確保

 各種カードの増設用には、ロープロファイル16x PCIe v3.0×1スロット、ロープロファイル16x PCIe v3.0(4x での動作)×1 スロット、ロープロファイル1x PCIを備えています。また、M.2 PCIe x1 2230 (for WLAN) 、M.2 PCIe x4 2280/2230 Combo(for storage)と十分な拡張性を確保しています。

空きスロットに各種カードを増設できる。 空きスロットに各種カードを増設できる。
前面ポート。オプションでダストフィルターも装備できる。 前面ポート。オプションでダストフィルターも装備できる。





Windows 10のエディション

 HPはWindows 10 Pro をお勧めします。ProとHomeの違いは、HomeエディションではActiveDirectory対応やドメイン参加機能といった企業向けの管理機能が省かれている点です。PCを組織内で集中管理する場合には必ずPro版を選択してください。Windows 10はこれらのエディションとは別に、Windows 10 IoTというシンクライアントやPOS端末、コミュニケーションデバイス向けのエディションも提供されています。Windows 10 IoTのプリインストールはコンフィグレーション & デプロイメントサービス(CDS)で提供されています。

 

選べるWindowsのエディション

Windows 10 Home (64bit) (日本語版)

Windows 10 Pro (64bit) (日本語版)

Windows 10 Pro (64bit) Intel(R) Core(TM) i9プロセッサー用 (日本語版)

Windows 10 Pro (64bit) (英語版)

Windows 10 Pro (64bit) Intel(R) Core(TM) i9プロセッサー用 (英語版)

Windows 10 IoT

 

 

 

 

 

IT用語の豆知識

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