「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」を使ってみたら最高だった! カフェやコワーキングスペースでネット接続も書類作成も超スムーズだ
2026-04-15
文:岩渕 茂
編集:ASCII
※「ASCII.jp」より転載
最近は、オフィスだけでなく、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、さまざまな場所で仕事をこなすハイブリッドワークが当たり前になってきた。しかし、場所を選ばずに仕事をするには、パソコンの性能はもちろん、通信環境やセキュリティーなど、クリアすべき課題は意外と多い。
外出先でノートPCを開いても、フリーWi-Fiのセキュリティーが心配だったり、テザリングではスマホのバッテリーやデータ容量が気になったりする。オンライン会議に参加しようにも、回線が不安定で音声が途切れてしまう。作業に必要な資料を開こうとしたら、パソコンの動作が遅くてイライラする。こういった経験をしたことのある人は少なくないだろう。
そんなハイブリッドワーク時代の課題を一気に解決してくれるのが、日本HPの「HP EliteBook」シリーズだ。高性能なビジネスPCとしての基本性能はもちろん、通信環境からセキュリティー、AI活用まで、トータルなソリューションを提供してくれる。
「HP EliteBook」はビジネス向けのモデルだが、小規模事業者やフリーランスでも購入できるのがうれしいところ。また、ビジネス用途に限らず、来年度から新生活を始める学生にとっても、信頼性の高いパソコンと通信環境は重要だ。「HP EliteBook」ならレポート作成やオンライン授業、インターンシップでの業務など、さまざまな場面で役立つだろう。
では、「HP EliteBook」は、ビジネスの場面でどんな活躍を見せてくれるのか。今回は、フリーランスである筆者が「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」を実際に持ち歩いて、いろいろな場所でハイブリッドに活用してみた。
HP EliteBook X G1i 14 AI PC
日本HPの法人向けプレミアムモデル。最大48TOPSのNPUを備え、マイクロソフトの「Copilot+ PC」に準拠しつつ、独自のAI機能で利便性をさらに高めたハイブリッドワーク時代の本格派ノートPCだ。
メインマシンとして使える高性能な「HP EliteBook」は
ハイブリッドワークにも対応できる
「HP EliteBook」シリーズは、ビジネス向けに設計されたプレミアムなノートPCラインナップだ。モデルによって選択できる機能が異なるため、通信機能やセキュリティー機能など、自分の使い方に合わせてふさわしいモデルと機能をセレクトしたい。
今回使用したモデルは、最新のインテル「Core Ultra 7」プロセッサーを搭載した「Copilot+ PC」の「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」だ。本機は、32GBのメモリーと1TBのストレージを搭載しており、メインマシンとして使える十分なスペックを持っている。
まず、「HP EliteBook」シリーズ全体で特筆したいのは、どのモデルも複数のThunderbolt 4対応USB Type-C端子を搭載しており、拡張性が非常に優れている点だ。このおかげで、ケーブル1本で外部ディスプレイへの映像出力、パソコン本体への給電、高速なデータ転送などが可能となる。自宅やオフィスにいるときなど、大きなディスプレイを手軽に利用できて便利だ。
これにより、モバイル時はパソコン単体で身軽に移動でき、デスクに戻ったらケーブル1本を挿すだけで、瞬時に充実したデスクトップ環境に移行できる。ハイブリッドワークにおいて、デスク環境への着脱がスムーズに行なえるのは大きなメリットだ。
バッテリー駆動時間も長く、一般的なビジネス用途なら丸一日充電しなくても使えるので、外出先でコンセントを探し回る必要もない。実際、午前中から夕方まで使い続けても、バッテリー残量には十分な余裕があったのは心強い。
いつでもどこでもデータ通信が5年間無料で利用できる
「HP eSIM Connect LITE by povo」がとても便利
先にも述べたように、ノートPCをモバイルで使うには通信環境が特に重要になる。そこでHPでは、法人向けのMVNOサービス「HP eSIM Connect」を2023年11月に発表し、対応モデルの販売を開始した。これは、パソコンの購入代金に5年間のKDDIのau回線データ通信無制限使用権利が含まれているもので、回線開通手続きには法人であることの証明書が必要だ。
さらに、2025年7月には個人でも使用できる「HP eSIM Connect LITE by povo」対応モデルの販売を開始。こちらは、同じくKDDIのau回線を使って、300GBのデータ通信を5年間無料で利用できるサービスだ。また、「ギガぞうWi-Fi」という、全国の主要カフェチェーンやコンビニなど、約10万以上のスポットで利用できるセキュアなWi-Fiサービスもセットになっている。
いずれも、eSIMを搭載した「HP EliteBook」が対象となり、自身での通信契約が必要だ。手続きを済ませれば、すぐに安定したインターネット接続が確保でき、月々の通信費を気にせず、フリーWi-Fiのセキュリティーリスクやテザリングの手間からも解放される。
特に、筆者のようなフリーランスも個人で契約できる「HP eSIM Connect LITE by povo」は、とても魅力的。執筆時点で対応しているモデルは、今回使用している「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」のほか、「HP EliteBook 8 G1a 13」「HP ProBook 4 G1a 14」などだ。
開通手続きは、パソコンの初期設定時に済ませておくと安心だ。手順は、画面の指示に従って進めるだけなので、戸惑うことはないだろう。
では、実際に手続きをしてみよう。開通作業は、ブラウザーで「HP eSIM Connect LITE by povoポータル」にアクセスして行なう。まず、パソコンのシリアル番号とEIDの下4桁が必要となるので、あらかじめWindowsの「設定」で確認しておこう。
最初に、povo登録用のキャンペーンコードを取得する。「HP eSIM Connect LITE by povoポータル」でシリアル番号とEIDの下4桁を入力して次に進むと、キャンペーンコードが発行されるのでコピーしよう。
キャンペーンコードを受け取ったら、「STEP2」を開いて「HP eSIM Connect LITE by povo」の手続きに進もう。登録画面が表示されるので、「新規登録」をクリックし、表示された画面にメールアドレスを入力して送信すると、認証コードが送られてくる。このコードを入力して次に進む。
認証されると、続いて電話番号の登録画面が表示されるので、SMSが受信できる電話番号を入力。認証コードがSMSに送られてきたら、同じように入力して認証する。画面の指示に従って進めていくと、ユーザー情報の登録画面が表示されるので、名前や生年月日などを入力しよう。
そして、次の画面で先ほど発行されたキャンペーンコードを入力して、「適用」をクリック。「300GB(5年間)の特典を適用できました」と表示されたら、「次へ」をクリックする。
続けて、「HP eSIM Connect LITE by povo」の「使い放題トッピング」を購入するための決済情報を登録する。登録が完了すると、eSIMを有効化するためのアクティブ化コードが発行されるので、コピペなどで記録しておこう。
次に、Windowsの「設定」で「eSIMプロファイル」の画面を開き、「プロファイルの追加」をクリックする。プロファイルの追加方法を確認するダイアログが表示されるので、先ほど発行されたアクティブ化コードを貼り付けて、プロファイルを追加する。
画面の指示に従って進めていくと、プロファイルが追加される。あとは、このプロファイルを利用できる状態にして、APN(アクセスポイント)を設定すればいい。
これでeSIMが開通した。「設定」で「携帯電話」を開き、「接続済み」となっていれば、いつでもどこでもインターネットに接続できる。
全国のカフェチェーンなどで使えるWi-Fiサービス
「ギガぞうWi-Fi」ならセキュリティーも安心
eSIMが開通したら、「HP eSIM Connect LITE by povo」とセットになっているWi-Fiサービスの「ギガぞうWi-Fi」も利用できるように設定しておこう。「STEP3」の「ギガぞうWi-Fiを登録する」をクリックする。
こちらも、「povo」と同様の流れで、会員情報やログインに使用するパスワードなどを入力していけばいい。登録が完了すると、「お客様ID」が表示されるので、保存しておこう。続いて、ページ内にある「パソコンでも高セキュリティWi-FiやVPNを活用」と書かれたリンクをクリックし、「ギガぞうWi-Fi PCかんたん設定ツール」をインストールする。
インストールしたアプリを開くとログイン画面が表示されるので、先ほど発行された「お客様ID」とパスワードを入力してログインする。あとは画面の指示に従って進めれば、設定が完了する。これで「ギガぞうWi-Fi」のエリアに入れば、自動的にWi-Fiを利用できる。
このように、開通手続きは画面の指示に従っていけば30分程度で完了する。一度設定してしまえば、いつでもどこでもネットに接続できる環境が整うのだ。この手軽さは、ITに不慣れな人や、はじめてモバイルPCを使う人にとっても大きな安心材料となるだろう。
コワーキングスペースではネット接続もWeb会議も
ストレスフリーな作業環境を実感!
ひととおりの初期設定を終えたので、実際に体験すべく「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」を持ってコワーキングスペースへ向かった。ここではフリーWi-Fiも提供されているが、セキュリティーを考えると業務で使うのは躊躇する。そこで、早速「HP eSIM Connect LITE by povo」の出番だ。
電源を入れれば、すぐにインターネットに接続されるのは非常に快適。自宅や会社のネットワークと何ら変わらない感覚で、大容量のプレゼンテーション資料をクラウドからダウンロードしたり、「Googleドライブ」に保存した原稿データにアクセスしたりして、作業を進められた。
4G/5G回線なので、速度も十分。数十MBある資料をダウンロードしても、ストレスを感じることはない。また、「Microsoft OneDrive」や「Dropbox」といったクラウドストレージとの同期も高速で、ファイルのアップロードやバージョン管理もスムーズに行なえた。
作業中に、もし急遽オンラインでの打ち合わせが入ったとしても、「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」に標準搭載されている「Poly Camera Pro」が威力を発揮する。この高性能Webカメラは、「自動フレーミング」を有効にしておくと、自動で顔を追尾し、常に最適なフレーミングで撮影してくれる。
会議中に少し姿勢を変えたり、資料を取るために動いたりしても、カメラが追従してくれるので、常に自然な構図を保てる。また、背景機能も優秀で、周囲がやや騒がしい場所だったとしても、クリアな映像で会議に参加できるのだ。さらに、ノイズキャンセリング機能により、周囲の雑音をカットし、自分の声だけをクリアに届けられる。会議の参加者からも、「とても聞き取りやすいですね」と好評だった。
「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」は多彩なAI機能を搭載しており、それは出先でも有効だ。資料作成では、Windows 11標準の「Copilot」機能に加え、HP独自の「HP AI Companion」も活用できる。「HP AI Companion」は、ローカルでも動作するAIアシスタントで、必要な資料を読み込ませておけば、安全なローカル環境で要約や内容整理をスムーズにこなせる。
例えば、クライアントから送られてきた20ページの企画書を読み込ませ、「この企画書の要点を3つにまとめて」と頼めば、すぐに要約した内容を表示してくれる。また、「競合他社との違いを強調した提案文を作成して」といった指示にも対応してくれるため、資料作成の下準備が格段に効率化される。ローカル環境で動作するため、機密情報を扱う際も安心だ。
また、「Copilot+ PC」ならではのファイル検索機能「リコール」も便利だ。過去に見た資料やWebページを自然言語で検索できるので、「先週見た競合分析の記事」といった曖昧な記憶からでも、目的のコンテンツにたどり着ける。
コワーキングスペースで数時間作業したが、通信は終始安定しており、パソコンのパフォーマンスも申し分ない。移動中も通信が途切れることはなく、電車内でのメールチェックや最終確認もスムーズに行なえた。
このあと、取引先のオフィスでミーティングだったが、パソコンの動作が機敏なので、相手を待たせることなく打ち合わせを進められた。商談などの場面では、迅速さと正確さが求められるが、「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」なら俊敏な動作でスムーズに進められる。これは、ビジネスシーンにおいて非常に重要なポイントだ。
カフェでは「ギガぞうWi-Fi」でセキュリティーも万全!
「HP Sure View」でプライバシーも確保
打ち合わせも済んだので、午後は気分転換も兼ねて、行きつけのカフェへ移動した。ここでは「ギガぞうWi-Fi」が利用できる。フリーWi-Fiと違い、VPN接続によって通信が暗号化されるため、セキュリティーも万全。カフェで作業する際は、「HP eSIM Connect LITE by povo」 の通信量を温存しつつ、安全にインターネットへつなげられるわけだ。
ここでは、新しい案件の構成を練る作業を行なった。ここでも「Copilot」などのAIツールが活躍する。簡単なプロンプトを入力するだけで、構成案を提案してくれる。もちろん、そのまま使えるわけではないが、アイデアを広げるきっかけとしては十分に有用だ。
人目のある場所で作業する際、気になるのが画面の覗き見だ。「HP EliteBook」シリーズでは「HP Sure View」という覗き見防止機能を搭載したモデルを選択できる。この機能を利用すると、背後から画面をのぞき込んだとしても、ほとんど内容が判別できなくなる。やむをえず重要な資料を扱わなければならない場合でも、この機能があれば心強い。
「HP Sure View」はワンタッチで周囲ののぞき見を防止できる
カフェで作業をしたのは、約2時間。「ギガぞうWi-Fi」のおかげで、eSIMのデータ通信量を消費せずに済んだ。個人差もあるだろうが、人の声が心地よく聞こえてくるカフェのような環境では、適度な刺激を受けつつ、じっくり思考をめぐらせる作業に集中できるものだ。
1日フルに使ってもかなり余裕あり! Wi-Fiで通信量も節約でき、
バッテリーも想定以上に長持ちだった
朝から夕方まで、コワーキングスペースやカフェなど、「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」を持ち歩いた1日を振り返ってみよう。
まず通信量だが、コワーキングスペースで約3時間、移動中や取引先での通信などけっこう使い込んで、合計約2.5GBの利用だった。無料容量は300GBだが、この使い方でいくと単純計算で120日分、つまり約4ヵ月分に相当する。
筆者のような個人ユーザーの場合、1日中フルでモバイル利用するケースは月に数回あるかどうかだろう。特にヘビーな使い方をするのでなければ、5年間の契約期間内で容量を使い切ることはまずなさそうだ。万が一、容量が足りなくなっても、トッピングで容量を追加できるのも安心材料だ。
バッテリーも、夕方の時点でまだ48%ほど残っていた。朝9時頃から使い始めて、その間、オンライン会議、原稿作成、Webブラウジング、メールチェックなど、ビジネスで必要な作業をフルにこなしての結果だ。急速充電にも対応しているので、帰宅後に短時間充電すれば、翌日もバッテリーの心配もない。
通信の安定性という点では、1日を通してストレスを感じる場面はほとんどなかった。自前の通信手段があることで、「ここは電波が入るかな」といった余計な心配から解放される。仕事に集中すべきときに、通信環境の心配をしなくて済むというのは生産性の向上に直結するので、想像以上に大きなメリットなのだ。
個人でもいますぐ「HP EliteBook」を導入すべき!
「AI PC」+「無料のデータ通信」はビジネスに超有益だ
「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」を実際に使ってみて、ハイブリッドワーク時代に求められる要素がバランスよく詰め込まれていることを実感した。
まず、パソコン本体の性能は申し分ない。「Copilot+ PC」としてのAI機能も充実しており、日常的な作業から高度なクリエイティブワークまで、幅広い用途に対応できる。複数のUSB Type-C端子により、デスク環境への接続も柔軟だ。軽量かつ堅牢なボディは、持ち運びにも適している。
セキュリティー面でも、覗き見防止の「HP Sure View」が安心感を高めてくれる。個人情報や企業の機密情報を扱うことのあるユーザーにとっては必須の機能だろう。
また、来年度から新生活を始める学生にとっても、「HP EliteBook」は理想的な選択肢と言える。講義でのノートテイキング、レポート作成、オンライン授業への参加、就職活動でのエントリーシート作成やWeb面接まで、学生生活のあらゆるシーンで活躍する。
企業のBYOD(Bring Your Own Device)として個人が導入する場合にも、「HP EliteBook」は最適だ。会社支給のパソコンに頼らず、自分専用の高性能マシンで仕事ができる。通信環境も自前で確保できるため、会社のネットワーク設定に依存せず、柔軟に働ける。
そして何より、「HP eSIM Connect LITE by povo」 と「ギガぞうWi-Fi」という2つの通信手段を標準で利用できることが大きい。eSIMで基本的な通信を確保しつつ、カフェなどでは「ギガぞうWi-Fi」で容量を温存する。この使い分けにより、どこでも安心して作業できる環境が手に入る。
ハイブリッドワークが定着したいま、働く場所を選ばない自由と、どこでも変わらない生産性を両立することが求められる。特に、「HP EliteBook」はオンデバイスAIを活用できる「Copilot+ PC」として、作業効率化や情報検索のスピードが大幅に向上した点は見逃せない。
高性能なハードウェア、充実したソフトウェア、そして無料の通信サービス。「HP EliteBook X G1i 14 AI PC」は、そんな時代のニーズに応えるトータルソリューションを提供してくれる存在と言えるだろう。
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