HPの最新POSソリューションが集結!リテールテック JAPAN 2026にHPが出展
2026-05-13
2026年3月3日から6日までの4日間、POS製品群をラインアップに持つHPの最新情報が展示される大型イベント「リテールテック JAPAN 2026」が東京ビッグサイトで開催された。このイベントで発表される新製品や、既存製品でも新たな使い方が提案されるなど、有益な情報も満載だ。それでは早速本イベントでのブース展示の模様をお届けしよう。
取材:中山 一弘
注目のPOS製品群が勢ぞろいしたHPブース
新製品エリア
会場の中ほどにあるHPブース。今回は大きく、新製品、定番製品、オプション製品、パートナーソリューションのコーナーがレイアウトされている。「今回はAll-in-One型のHP Engage One の最新世代である『G2』が登場しています。15.6インチディスプレイを採用した洗練されたデザインと高いコストパフォーマンスが特長の製品です」とHPブースの案内をしてくれた浦野氏は語った。
ディスプレイ部は自在に稼働するように設計されており、垂直となる0°の状態から60°まで上向きになるのはもちろん、左右方向にそれぞれ180°、合計360°の範囲で動かすことができる。顧客の立ち位置によって見やすい方向へ画面を向けることが可能だ。「そのほか、コストパフォーマンスが高い製品であることはもちろんですが、5年の製品ライフサイクルと5年のサービス期間により、10年間は安心してお使いいただける安定性も他のHP POS製品群と同様です」と浦野氏。コストや長期使用への不安により導入を見送ってきたユーザーにとって、HP Engage One G2は、最新のPOSを最適なコストで入手できる期待の製品となるだろう。
コンパクトPOSエリア
「コンパクトPOS」の紹介コーナーでは先ほど説明した「HP Engage One G2」と、小型筐体にハイエンドプロセッサーが搭載可能な「HP Engage Flex Mini G2」が展示されていた。「HP Engage One G2も小型ですっきりしたデザインのPOSですが、新たな可能性としてご提案したいのはHP Engage Flex Mini G2と10.1インチモニターとの組み合わせです。ご覧の通り、最小限のスペースにも収まるサイズでありながら、必要な周辺機器と連携させることで、他のPOS製品と遜色のない高性能を発揮できます」と浦野氏は解説する。
HPのPOS製品群は単体による豊富なラインアップはもちろん、周辺機器やモニター類と柔軟に組み合わせることで、個々の店舗に最適なサイズ感と機能を提供できる柔軟性が大きな特長となっている。「今ご説明したHP Engage Flex Mini G2と10.1インチモニターの組み合わせにしても、このサイズでないと設置できないというお客様のためのセッティング例になります。そのほかにも様々な環境とニーズがありますが、各種デバイスの組み合わせにより、最適なPOSソリューションをご提案できることがHPの強みだと思っています」と浦野氏は語る。
メインエリア
メインエリアに並ぶのは、定番となっているAll-in-Oneモデル、 Engage One Pro G2の設置バリエーションの紹介エリアだ。こちらでも先ほども説明した、HP製品群による柔軟性を感じさせる設置例を見ることができる。「サイズや縦横、スタンドやハブ、その他オプションの組み合わせで、お客様にとって必要なPOSシステムを組み上げることができます。外付け周辺機器もカスタマーディスプレイのサイズからはじまり、レシートプリンターや様々なタイプのバーコードスキャナー、キャッシュドロアなど多彩な組み合わせが可能です」と浦野氏。
タブレットPOSエリア
HPのPOS製品で根強い人気となっているのはタブレットタイプの「HP Engage Go」シリーズだ。「10インチタイプ、13.5インチタイプをラインアップしています。以前から人気のある製品で、ドックにワンタッチで取り付けることができるので、据え置き型のPOSとして利用中に切り離してタブレットとしてモバイル利用も可能な2刀流の使い方ができます」と浦野氏。このシリーズはもともとIP54の防塵防滴仕様ではあるが、10インチタイプは専用のケースを取り付けることでIP65にまで強化することも可能だ。
ベリフェラルエリア
ペリフェラルの展示エリアには、浦野氏が説明した数々のオプション製品に加えて、新たなソリューションも加えられていた。「すでに所有されているHPのPOSデバイスにリモートコントローラーを組み込むことで、BIOSアップデートなどのメンテナンス性を高め、設置現場へいかなくても遠隔で運用できる仕組みを構築することができます(※)。また、「HP Workforce Experience Platform (WXP)」との連携により、ダッシュボードによる管理体制や、AIを活用した予測分析機能などを提供します」と浦野氏は説明する。
※対応製品についてはお問合せください。
パートナー企業とのコラボレーションソリューションも一挙紹介
ここからは、HPのPOS製品群とのコラボレーションによるソリューションを提供しているパートナー企業のコーナーを見ていこう。
富士通株式会社「FIT SHOP」
店舗とEC会員情報の一元管理を実現することで、オムニチャネルによる効果的な運用を促進。HPのPOS製品群との相性もよく、拡張性も高いので将来に渡って、機能を追加しながら成長するPOSシステムが構築可能だ。
NECネクサソリューションズ株式会社「NeoSarf/POS」
マルチプラットフォームで対応端末を選ばず、HPのPOS製品群との相性も抜群なPOSソリューションが「Neo Sarf/POS」だ。店員の教育コスト削減にもつながるほど操作しやすいUIを持ち、免税ソリューションからQR決済まで、連携オプションの追加も進んでいる。リアル店舗とECサイトの履歴やポイントの統合機能もある。
サントリーマーケティング&コマース株式会社「ツナグNe!」
飲食店専用設計でだれでもすぐに使えるシンプルなUIでマニュアル不要で運用できる。専任担当者が導入、運用、改善までワンストップでサポートすることで、利用者の不安を解消。飲食店専用に作られていることから豊富な事例とノウハウを持っており、それにともなう最善策の提案もしてくれる。
日本マイクロソフト株式会社「Microsoft Dynamics 365 Store Commerce」
Windows 端末上で動作するPOSアプリケーションで、グローバルに展開し多言語対応も可能なためHPのPOS製品とのマッチングが非常によいソリューション。販売、レジ締め、現金管理、顧客や会員の管理、在庫、入出荷管理など、店舗運営に必要な機能のほとんどが揃っている。オフライン動作ができるのも大きな特長となっている。
株式会社タスネット「パワクラ」
店舗と倉庫、本部、ネットショップなどの各拠点とリアルタイム連携することで、高度な在庫管理や売上分析、顧客管理を可能にするソリューション。様々な業種にも対応し、キャッシュレス、免税、予約販売などもおこなえるリアル店舗とECのポイント共通化をすることで顧客の囲い込みを促進する。
株式会社ゼネラルBREXAテクノロジー「aimana」
低コストで安定したマルチテナント型サービスを提供しつつ、ユーザーの要望を取り込みながら継続的なアップデートが可能。必要に応じてサービスが追加できるほか、AIによる業務解析・分析によるデータ活用やアドバイス生成も可能な先進的な機能も提供される。店舗業務をAIによって最適化することができるサービスだ。
株式会社ヴィンクス「AIコンシェルジュ」
HPのPOS製品上で、自律的に顧客の購買行動をサポートする「AIコンシェルジュ」。顧客は今日の特売品などの情報から、どんな料理ができるのか、それぞれの素材はどこに売っているのかといった情報を知ることができる。顧客はAIによる回答から、迷うことなく購買活動をすることが可能となる。
監視業務向け HP x AIソリューションコーナー
ネットワークカメラで世界から高い評価を得ているアクシスコミュニケーションズと共同で、Power on Ethernet で動作するAI対応ネットワークカメラ、スピーカーと Windows 11 IoT OS 搭載で長期間の販売・運用に対応した「HP Engage Flex Mini G2」を組み合わせで展示。
また、Hailo Japan社と共同で 「Hailo-10H AIアクセラレータ」を搭載した「HP Engage Flex Pro-C G2」の組み合わせによる、VLM(視覚言語モデル)活用ソリューションを紹介。こちらは従来LINUX、ハイエンドPC,WSでの構成が主流だが、今回は省スペースのフォームファクターで低消費電力、また Windows OS 上で構築できる点に先見性が感じられる。
AIカメラや今回Hailoと組み合わせて展示されたPoly製USBカメラからの画像をクラウドに経由することなく、施設管理者が情報に即座にアクセスできるデモ内容で、費用、スペースの面でも導入しやすいなど注目のソリューションといえる。
取材後記
来場者の数はもちろん、積極的に説明を求める姿が多いことから、HPのPOS製品の認知度、信頼度とも年々向上していることが伺えるイベントだと感じた。店舗の環境に必ず合う製品が見つかるポートフォリオの豊かさと、経営戦略やDX促進を見据えた周辺機器の組み合わせなど、あらゆる視点からワンストップで必要なデバイスが揃うのはHPを選ぶ最大の利点だろう。
また、今回はパートナーのソリューションとの組み合わせもバリエーション豊かに紹介されていた。ハードウェアベンダーとしてのHPだけでなく、パートナーソリューションとの最適な組み合わせは、今後の店舗経営にとって大きな変革をもたらしてくれるはずだ。
HPの製品群やパートナー情報が一挙に見られるイベントはそれほど多くない。実際に目で見て、体験することで得られる情報もあるので、お近くで行われるイベントがあればぜひ参加していただきたい。
関連リンク
- HP Engage Flex Mini G2
- HP Engage Flex Pro-C G2
- HP Engage One Pro G2
- HP Engage Express
- HP Engage Go 10 モバイルシステム
- HP Engage Go 13.5 モバイルシステム
- HP Workforce Experience Platform (WXP)
- HP Remote System Controller
- 富士通「FIT SHOP」(外部サイト)
- NECネクサソリューションズ「NeoSarf/POS」(外部サイト)
- サントリーマーケティング&コマース「ツナグNe!」(外部サイト)
- 日本マイクロソフト「Microsoft Dynamics 365 Store Commerce」(外部サイト)
- タスネット「パワクラ」(外部サイト)
- ゼネラルBREXAテクノロジー「aimana」(外部サイト)
- ヴィンクス「AIコンシェルジュ」(外部サイト)
- Hailo-10H AIアクセラレータ(外部サイト)
※このコンテンツには日本HPの公式見解を示さないものが一部含まれます。また、日本HPのサポート範囲に含まれない内容や、日本HPが推奨する使い方ではないケースが含まれている可能性があります。また、コンテンツ中の固有名詞は、一般に各社の商標または登録商標ですが、必ずしも「™」や「®」といった商標表示が付記されていません。
















