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2024.05.16

これからのビジネスPCに“新しい選択肢”を――日本HPが提供するプロユース向けだけじゃない「ワークステーション」の存在とは

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ワークステーションという言葉を聞いて、どのようなイメージを思い浮かべるだろうか。3Dグラフィックを用いたデザイン、CADやBIM/CIMなどの設計、あるいは動画・画像編集といった、高い処理性能を必要とするプロフェッショナルユースのマシン……そう考える人が多いはず。もちろんそれはその通りなのだが、ワークステーションをより平易な表現で、紐解くとすれば、“性能の高いパソコン”と呼ぶこともできるのではないだろうか。

そして、もしパソコンだと考えるなら、従来のように特定の専門分野に限らず、一般的なビジネスで通常より高い性能が欲しいシーンでも力を発揮する、という期待をしたくなる。

国内ワークステーション15年連続シェア1位を誇る日本HPの2人のキーパーソンに、ワークステーションを取り巻くニーズと、そのニーズを満たす製品の強みについて伺った。

※本記事はTECH+にて掲載されたものです。

PCの延長=エントリーワークステーションの考え方

日本HPが展開するHP Storeの法人向け営業部門に所属する高橋真一氏は、ワークステーションはもちろん、ビジネスPCも含めた製品・サービスを法人顧客に提案する活動を担っている。HP Storeと聞くとオンラインストアや電話による通販ショップのイメージがわくかもしれないが、高橋氏のような営業担当が在籍し、コールセンターも用意されており、顧客の多彩なニーズにアプローチして最適な形を提案できる組織となっているのが特徴だ。

その高橋氏はアフターコロナのいま、ワークステーションに関する問い合わせが増加傾向にあると語る。

「コロナ禍を経てWeb会議が浸透し、並行してExcelやPowerPointの作業も行わなければいけない状況が当たり前になってきました。すると、これまで業務で使ってきた一般的なPCではパワー不足で“重たい”と感じ、より性能の高いワークステーションに魅力を感じるケースが増えていると思われます」(高橋氏)

HP Store & オムニチャネル事業本部
コマーシャル営業本部 ダイレクトセールス部
エキスパート セールス レプリゼンタティブ
高橋真一氏

たしかに、いまも多くの仕事で使われるExcelで何万行ものデータを扱ったり、マクロをバリバリ動かしたりすると、通常のPCではパワーに物足りなさを感じることもあるだろう。業務効率化・生産性向上が叫ばれる現在、“重たい”PCでの作業は非効率かつ生産性が上がらないのも容易に想像できる。さらにはいま、様々な業界で未曾有の人手不足が叫ばれており、人材確保も重要なテーマであるが、「PCの動きが重くてストレスを感じ会社をやめる」人もいるそうだ。そう考えると、従業員満足度向上の観点からも、業務用端末の処理能力はないがしろにできないといえるだろう。

そんなときに選択肢として挙がるのが、ワークステーションだ。従来、グラフィックの専門家や設計者などに使われることから一般のビジネスユーザーには関係ないと思われてきたワークステーションだが、実は、とりわけエントリーモデルにおいてはPCの延長に位置すると考えてもいいのではないか。「一般のPCでは性能不足で処理にもたつく作業でも、性能に余裕のあるワークステーションならサクサク動かすことができ、実際にバックオフィス部門に導入して良かったという声も聞いています」と高橋氏は話す。

余裕のある高性能なワークステーションが快適なオフィス作業をサポートする

ワークステーションは、PCと比べてメモリなどパーツ選択の自由度が高い。ニーズに応じて柔軟にカスタマイズできるのも大きな強みだ。

そして最大の違いは、やはりグラフィックス面の強さである。高度なGPUを求める3Dグラフィックのプロだけでなく、近年はゲーミングPCとしてハイエンド機を購入する個人ユーザーもいるそうだ。

「用途に応じてさまざまな高性能グラフィックボードを選べます。ここ最近のトピックでいえば、AI処理のためワークステーションを導入したいという問い合わせも増えています」(高橋氏)

インテルのAI PC向け次世代CPU、インテル® Core™ Ultraプロセッサーは、AIの推論処理に特化したNPU(Neural Processing Unit)を搭載しており、AI処理をより最適な形で実行することで、高性能かつ低消費電力を実現している。さらに内蔵GPUとしてインテル® Arc™ グラフィックスを搭載したことで、グラフィックス性能を飛躍的に向上させ、ワークステーション=ディスクリートGPUという概念を覆した。

もちろん日本HPでもインテル® Core™ Ultraプロセッサーを搭載したAIワークステーションのラインナップをリリースし、一般のPCでおなじみのインテル® Core™ プロセッサーシリーズから、ワークステーションで標準的なインテル® Xeon® プロセッサーシリーズ、そしてインテル® Core™ Ultraプロセッサーまで、CPUを多様な選択肢の中からのチョイス可能だ。

もちろん性能が高いだけに、エントリーモデルのワークステーションであっても一般のPCと比べて価格帯が高くなるのは事実。とはいえ、その価格に見合った、あるいはそれ以上のパフォーマンスを体感し、より快適な作業環境を実現できることは間違いない。

加えて日本HPのワークステーションには、ビジネスユースの観点から注目すべき理由がほかにもある。それは“東京生産”である点だ。

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