「HP Workforce Experience Platform(WXP)」をセキュリティプロフェッショナルとソリューション担当者が導入メリットを徹底解説
2026-05-15
「どうやら我が社には使われないIT資源があるようだ」。多くの経営者や情報システム部門から聞かれる声だ。経営者や情報システム部門がITシステムを導入する理由の多くは、業務を円滑にし、社員の能力を高めるためだ。一方、使う側の社員にとって、それを利用することが負担にしか感じられないという乖離はどのタイミングでも起こり得る事象ではある。しかし、その状態にあることを詳細に知ることができるすべを持たない企業が多いのもまた事実だ。ここでは、IT資産が「デジタル従業員エクスペリエンス(DEX)」に与えている影響をダッシュボードという形で届けてくれるソリューション「HP Workforce Experience Platform(WXP)」について、セキュリティエバンジェリストとソリューション担当者に解説してもらう。
ワークフォースソリューション事業本部 ソリューション技術部
日本HP セキュリティエバンジェリスト
木下 和紀 エドワルド 氏(左)
同
エンタープライズ第一営業統括
ソリューション技術本部 本部長
高木 聡 氏(右)
WXPにはどういうメリットがあるのか
HPのWXPというソリューションが最近注目を集めていますが、経営者や情シス担当者から見た場合、どういったメリットがあるものなのか教えていただけますでしょうか。
IT部門の情シス担当者目線でいうとIT機器を導入して現場に渡してしまえば、あとは何かトラブル対応や、決められた期間が過ぎたら機器を更新するといった作業が中心になってきます。そこでは、現場に渡したものが業務にきちんと活用できて効率よく使ってもらえているかなどについては、定量的なデータをお持ちではないことがほとんどです。WXPではそこも含めて、このツールのなかでしっかりと把握できるようにしています。
ツール自体にAIの仕組みが導入されているので、優先的に対応すべきところまでいくつか提示してくれるようになっています。そこからフォーカスしてドリルダウンしていくことで、素早い改善につなげていくこともできます。これによってユーザーが深刻な状況に陥る前に、対処していくことができるわけです。
WXPとセキュリティ
セキュリティ関連についてもWXPは役立つものなのでしょうか。
セキュリティとして、標準的に守っていかなければならない事項というものがあります。例えばファイアウォールがオンになっているか、ディスクが暗号化されているかといったようなところです。そういったところをWXPによってチェックすることで、スコアが落ちてきた箇所をすぐに把握できるようになります。
また、HPには様々なセキュリティ関連のソリューションがありますが、WXPはそれらをコントロールできるプラットフォームでもあります。
例えば「HP Protect and Trace with Wolf Connect(Wolf Connect)」では、紛失・盗難にあったデバイスの電源がオフの状態でもそれをロックしたり、ディスク消去したりすることができます。WXPはこのWolf Connectのコントロール端末にもなり得るので、統合された環境で利用することができるようになります。
さらにHP Sure StartというBIOSの自己回復機能がありますが、これはBIOSに対する攻撃を受けた際に正常な状態に復旧してくれます。もしこのHP Sure Startが発動しても、個別のユーザーにしか分からないのであれば情シス担当者の初動が遅れてしまうかもしれません。HP Sure Startが複数のマシンで発動しているかどうかなども、WXPによって知ることができるようになるので、回復や防御のアクションを素早く取ることにもつながります。
セキュリティの場合は攻撃されたときだけではなく、日常的な監視やポリシーがきちんと運用されているのかなどを確認しておくことも重要になってきます。ただ、これをしっかりチェックしていくというのは、実はなかなか難しいことです。
例えばグループポリシーでディスクの暗号化を適用したとしても、ある端末では正常に動いていなくて適用されていないというようなこともあります。こういう場合もWXPがあればその結果が確認できるので、そのようなことも一目瞭然になります。
企業としてコンプライアンスのために定めた設定などが、本当に有効になっているのかを確認するためにもWXPが使えるということです。
すべての企業が使えるWXP
様々な機能があるWXPですが、実際にどのような規模の企業で活用できますか?
WXPのそもそもの思想からいうと、何千何万台というデバイスがあって、それを多くの社員さんが使っているという環境での活用が考えられます。このように多数のデバイスの全体的な状況を把握しながら、もし問題が発生したときにはドリルダウンして原因の追及ができるという考え方です。ただし、大企業の規模感だけのものかというと、決してそんなことはありません。
実はWXPは幅広いレイヤーのお客様にフィットしているもので、問題点を把握するのもそうなのですが、デバイス単位での細かい情報を拾えるという特長もあります。
デバイスにエージェントを入れることによって、テレメトリーでデバイスのパフォーマンスデータやイベントなどを集めてくるので、ユーザーから問い合わせが来た場合には、そのデバイスの状態をユーザーからヒアリングする前に、ある程度把握しておくことができるわけです。そのうえでユーザーと話すことができるので、何も分からない状態で始めるのとでは雲泥の差があります。
こうしたことについては、100台くらいのデバイスを例えば1人しかいない情シス担当者が管理しているような場合でも、有効な助けになるのではないかと思います。WXPはエンタープライズ向けであると同時に、小規模な企業様でも十分活用していただけるツールになっていると思います。
既存環境とのフィッティングは?
すでに何らかのIT管理機能を持っている企業もあると思いますが、それらの環境とうまくすみわけできますか?
もちろんそれぞれのお客様の環境では、既に各種ツールを導入していることも多いと思います。WXPと機能的に重複するものもあるかもしれませんが、「重複するからここはいらない」ということではなく、あくまでも全体を考えて使えるところを見ていってほしいという思いがあります。
当然ですがお客様によって、WXPの機能でフィットするポイントというのは異なります。例えばリモートでサポートをするという場合でも、インターネットにつながっていれば、そのデバイスに対してアクセスすることができます。ユーザーが承認すればその端末の操作ができるようになるので、サポートや必要なリカバリーのアクションなどの手間が大幅に改善できます。
圧倒的な導入のしやすさ
WXPは導入にどれぐらいの期間が必要なのでしょうか?
WXPの導入はとても簡単で、単純にインストールするだけで大丈夫です。あとは勝手にデータを取得してくれるので、あまり意識する必要はありません。
先ほどもありましたが、企業によっては拠点が分かれていたりすることもよくありますが、リモートで問い合わせを受けたり、電話で状況を把握したりするのはなかなか難しいものです。
私自身もヘルプデスク業務の経験があるのですが、例えば対面でPCを見ながらトラブルシュートするのも難しいのに、電話のヒアリングだけでやるのはかなり大変な作業です。ユーザー様の感覚であるとか、スキルなどもそれぞれ異なっているので対応はより難しくなります。
そんなケースでもWXPによってある程度問題点が見えていれば、電話越しでも個別の端末の状態を把握しながら話すことができるので、効率という点でもメリットは大きいと思います。
導入が容易といっても慣れるまで分からないこともあるかもしれないので、トライアルで実際にお試しいただいて、それから本格的な導入をしていただくといいと思います。トライアルで入れた状態から、そのまま正規ライセンスを適用することも可能です。
トライアルについては、Webからお申し込みいただくことで台数に関わりなく60日間ご利用になれます。会社の規模に関わらず、ぜひ一度お試しいただきたいと思います。やってみると「こんなこともできるんだ」とお気づきになることもあるかと思いますので、まずは気軽にお試しください。
木下さん、高木さん、本日はありがとうございました。
HP Workforce Experience Platform(WXP)製品ページ
https://jp.ext.hp.com/services/business/wxp/
HP Workforce Experience Platform(WXP)トライアルキャンペーン
https://jp.ext.hp.com/business-solution/workforceexperience/trial/
※このコンテンツには日本HPの公式見解を示さないものが一部含まれます。また、日本HPのサポート範囲に含まれない内容や、日本HPが推奨する使い方ではないケースが含まれている可能性があります。また、コンテンツ中の固有名詞は、一般に各社の商標または登録商標ですが、必ずしも「™」や「®」といった商標表示が付記されていません。
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