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Windows11 HPはビジネスにWindows11 Pro をお勧めします

2023.05.12

テクノロジーとサービスでモダン管理をサポートするHP

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株式会社日本HP
ソリューションビジネス推進部
サービススペシャリスト
千葉 直樹

PCやデバイスの開発・販売だけでなく、世界中の先進的なテクノロジーを牽引してきたHP。これまでも様々なテクノロジーとサービスでユーザーの課題を解決してきた。これからのハイブリッドワーク時代に求められる企業の課題に対してもソリューションを用意している。そんな中、今回のテーマである「モダン管理」において、HPが実現できることとはいったいどのようなものなのか。担当者に伺いたいと思う。

取材 中山一弘

――HPが提供している「モダン管理」向けのサービスやテクノロジーにはどのようなものがあるのでしょう?

モダン管理を実現するには様々なテクノロジーやサービスが必要です。まずはHPが提供している「HPプロフェッショナルサービス」に注目していただきたいと思います。このサービスでは、Microsoft Autopilotを実行する際に必須となっている「デバイスID」の発行と登録代行を提供します。PCを調達していただいた後に、製造・出荷するタイミングで、個々の製品のデバイスIDの発行、取得を行い、Microsoft Autopilotの初期設定時に合わせて登録代行をおこないます。

また、ほとんどのお客様はMicrosoft Autopilotを導入するのが初めてのケースになるかと思います。そんな不安の中、既存システムとの連携や、Microsoft Intuneのコンソール設定などをチェックするのはプレッシャーがかかる業務になる場合も多いでしょう。そこで、HPプロフェッショナルサービスでは、知見のあるエンジニアによる支援をおこない、様々な角度から導入をサポートします。さらに従来からおこなっている、各PCのキッティングサービスやアセットタグの提供、Microsoft Autopilotの工場側からの実行にも対応しています。

これらはほんの一例ですが、お客様のご要望に応じたMicrosoft Autopilotの導入支援をサポートしますので、ぜひお気軽にご相談いただければと思います。

――HPのPCそのものがモダン管理を実現し、IT部門の負荷低減に役立つ機能もあると伺っていますが、どのようなものなのでしょう?

はい、ご用意しています。「HP Connect」というサービスで、Microsoft Intuneに直接つながり、BIOSやファームウェアの設定やアップデートをおこなうツールとなります。現在は英語版のみのサポートとなっていますが、ブラウザの翻訳機能を使うことで日本語化は可能です。

コンソールはGUIなので、直感的な操作が可能です。基本的には「New Policy」という部分で、設定を変えるのか、アップデートをおこなうかを決めるという簡単なものです。おこないたいことを決めれば、あとはMicrosoft Intune経由で設定の変更がリモートでできるのでとても便利なツールといえます。

――インテル® vPro® プラットフォームに興味ある企業も増えていますが、HPのPCと連携させることによるメリットはありますか?

HPの法人向けPC製品には基板上に搭載されているハードウェアレベルのセキュリティ機能があります。その機能を使ってリモート環境からPCのストレージを完全消去する「HP Secure Erase」やOSのリカバリを実行する「HP Sure Recover」というサービスがありますが、それをインテル® EMA経由で実行させることで、リモート環境でとても便利に活用することができます。

HP Secure Eraseでは、管理者の手元にPCが無い状態でもストレージのパーティションレベルでのデータの完全消去がおこなえます。これにより、在宅ワークのまま退職された方のPCを安全に回収するといった作業を実行させることもできます。

また、HP Sure Recoverに関してもネットワーク経由でPCのストレージにあるOSのリストア情報にアクセスし、リカバリをかけるといったことも可能です。いずれも、インテル® vPro® プラットフォームとインテル® EMAを連携させることで、リモート環境からPCのBIOS管理ができるからこそ実現できるサービスになります。IT部門の負担を大きく軽減できるソリューションですので、ぜひ積極的に有効活用していただければと思います。

――Windows 11によるモダン管理を実現する環境づくりにおいて、HPがおすすめする製品について教えてください。

例えば、ハイブリッドワークの支援とリモート管理環境をより柔軟にするネットワークとして、いま注目されているのが携帯電話通信網を利用した「SIM/eSIM」モデルです。HPでは高速な5G回線に対応するモデルも提供しているので、こうした仕様のPCをご用意していただくことで、どんな場所にあってもPC管理を実現できる環境構築が可能になるなど、活用範囲が増えていくと思っております。

IT資産管理をサポートする「HP Proactive Insight」では、AIによるPCの障害予兆レポートも提供することができるので、壊れる前に事前の修理計画を立てることも可能です。

また、PC製品だけでなく、ハイブリッドワークに必須の高機能ヘッドセットや会議室向けのWeb会議ソリューションの提供など、豊富なポートフォリオを持つHPならではの製品もご用意しています。これらを有機的に連携させるMicrosoftやインテルのテクノロジーと組み合わせていくことで、企業に必要なIT環境はますます便利かつ高効率に運用することができると考えています。新しい時代に合わせて最適な製品やサービスを選んでいただけるよう、私たちも全力でみなさまをサポートしていきたいと思います。

――ありがとうございました。

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