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欲張りなビジネスパーソンが使いこなすべきイヤーバッズの決定版「Poly Voyager Free 20」
2025-03-31
ケーブルレスで装着感が少なく、サウンドを全身で感じられる「イヤーバッズ(earbuds)」は愛用者も多く、常に市場をにぎわしている存在だ。各人がこだわりを持って製品選びをする傾向が高く、ガジェット好きの中でも激しい議論になるほどの人気アイテムといえる。そんなイヤーバッズの中でも異彩を放つ製品がHPのPolyブランドからリリースされている「Poly Voyager Free 20」だ。どのようなところが“異彩”と呼べるのか紹介していきたいと思う。
ライター:中山 一弘

【本記事のまとめ】
- HPの最新イヤーバッズ「Poly Voyager Free 20」を徹底レビュー
- ハイブリッドワーク時代のWeb会議では、駅や空港などでもクリアな音声が求められる
- 市場に多いイヤーバッズは「聞く」機能(ノイズキャンセル)重視だが、ビジネスユースも踏まえると「話す」品質(ノイズリダクション)も重要
- Poly Voyager Free 20は6つのマイクとAI技術で、周囲の雑音を排除し話者の声だけを届ける
- 専用アプリでの最適イヤーチップ診断や12時間バッテリー、急速充電など実用性も充実
- 「Poly Voyager Free 20」は音楽視聴からWeb会議まで、ビジネスパーソンの1日をトータルでサポートする次世代イヤーバッズ
イヤーバッズは音質だけで語れるのか?
冒頭で伝えた通り、イヤーバッズはガジェットの中でも人気製品のひとつだ。耳の穴に直接装着することから、軽量で独特のエアー感を持った感触は、この形状を好む人々にとってかけがえのない“着け心地”を提供してくれる。使い方の中でも最も多いのは音楽や動画などの視聴であり、製品選択の判断基準の大半は「着け心地」と「音質」となるわけだ。
もちろん、イヤーバッズであるからには当然の判断基準であり、実際に多くの通販サイトのイヤーバッズコーナーに設けられているコメント欄には、音質や装着感の話題がずらりと並び、いわゆる口コミ情報を形成している。店頭での試着がしづらい製品だけに、口コミが大事な情報源になるのはやむを得ないことだろう。
ここで一つ感じたのは、本当にイヤーバッズを選択する際に、サウンドや着け心地だけで判断してよいのだろうかという部分だ。音楽や動画、あるいはゲームしかしないというのであればそれも一理あるが、ビジネスパーソンがそれだけを判断材料にするのは少し不十分ではないだろうか?と、ふと疑問に感じたのだ。

ハイブリッドワーク時代のイヤーバッズ
ここからは働く世代に向けての話題になるが、ビジネスを続ける上で近年圧倒的に増加しているのはWeb会議だ。これはほとんどの業種にいえることだと思うが、日に4回、5回こなすことも少なくない。
さらにハイブリッドワークを採用している企業では、自分が仕事をする場所を選ばないスタイルが選択できるケースもある。その多くは自宅や会社が用意しているサテライトオフィスなどになるが、オフィス以外の場所を行き来する以上、駅や空港といった交通の要衝に身を置いている時間帯にWeb会議が重なるというケースも多いのだ。

Web会議において重要なのは「音声」だ。言葉をデジタルに変換し、距離をなくして相手と意思疎通をする以上、音声が正しく送られないとコミュニケーションが成立せず、その品質が会議そのものを左右するといっても過言ではない。先ほど例に出した駅や空港でなんの準備もせずにWeb会議をおこなった場合、人々の雑踏や行き交う交通機関のノイズと共にPC越しに会話をしなければならないわけで、相手にどのような音声が届くのか想像するのはたやすいだろう。
そんなとき、毎日持ち歩いているイヤーバッズにノイズキャンセリングマイク機能が搭載されていれば、大事なビジネスでの音声品質向上に役立つ。音を楽しむという本来の役目だけでなく、まさにビジネスパーソンの相棒となるガジェットとして活躍してくれることが期待できるのだ。
大切なのは相手にクリアな声を届けるノイズキャンセリング機能
片手に収まるケースに収納できるイヤーバッズが、ビジネスシーンでも武器になる。この価値観をみなさんと共有するために少し長く説明させていただいた。なぜかというと、私がこのところ愛用しているイヤーバッズはまさにこちらのWeb会議向けの機能を充実させたモデルだからだ。
現在使っているモデルは「Poly Voyager Free 20」というHPから発売されている新製品で、イヤーバッズとしての機能はもちろん、非常に優れたノイズキャンセリング機能を有しているのが特長となっている。
例えばWeb会議の際にたまたまカフェでしかPCを開けないとする。自身がプライベートで利用するイヤホンをそのままWeb会議に使用する場合、そこにノイズキャンセリング機能が用意されていなければ、人々の話し声や食器のこすれる音、行き交う車の音などが一緒くたになり、相手にも届いてしまう。これでは会話は不成立となる。
実はノイズキャンセリング機能は大きく2つの技術があるのをご存じだろうか。ひとつは自分の周囲の音をかき消して、会議やコンテンツに集中するためのノイズキャンセリングで「Active Noise Cancelling」等と表現されるものがある。もうひとつは自分の声をできるだけクリアに届ける技術となる。後者は「AI ノイズリダクション」、「ビームフォーミングマイク(指向性マイク)」などと呼ばれる技術がその代表となる。
Poly Voyager Free 20の場合、独自の「AIノイズリダクション」によって、AIが雑音のひとつひとつを分析・判断してくれる。無駄な音を徹底的に排除しつつ自分の音声を優先して相手に届けてくれるのだ。この技術だけでもすごいのだが、ノイズキャンセリングのために用意されている専用マイクはイヤーバッズ1個あたり3つ、つまり両耳で6つのマイクがあり、それぞれが連動してビームフォーミングマイクアレイを形成するというこだわりぬいた仕様を持っているのだ。

AIが分析できる雑音の種類はおそらく数えきれないほどあることが想像できるが、Polyはこうしている時間も雑音の収集を続けており、本体のファームウェアアップデート時にそれらの追加情報も上書きしてくれる。ノイズキャンセリング機能が育ち続けるのがPoly Voyager Free 20なのだ。
ここまでノイズキャンセリングマイクの話をしてきたが、実際に他製品との比較検証をしてみた。
今回は「PCのマイク」「40,000円前後のイヤホン」「Poly Voyager Free 20」で検証を行った。コンシューマー向け製品では聞く方の機能に力を入れているためか、ノイズリダクションの機能はPoly Voyager Free 20に軍配が上がった。プライベートだけではなく、Web会議などのビジネスユースも見越したユーザーには非常に良い選択肢となるだろう。
実際の使い勝手はどうなのか
実は筆者はPoly Voyager Free 20の前身にあたる、Poly Voyager Free 60も愛用していたので、その効果は分かっているつもりだった。“だった”と過去形にしたのはPoly Voyager Free 20の面白い機能を知ったからだ。
Polyのヘッドセット製品はスマートフォンアプリの「Poly Lens」というソフトウェアで管理できるのだが、その中にPoly Voyager Free 20向けに「テイラーフィット機能」というものが追加されている。この機能は本体に取り付けるイヤーチップのサイズを適正にするためのもので、装着感が適切かどうかをテストしてくれるのである。試しにウィザード通りに進めていくと、右耳のイヤーチップのサイズ変更を提案され、よりよいフィット感で装着できるようになった。

確かに人間なので耳穴のサイズが違うということはあり得るが、これまで両耳の穴のサイズが違うとは考えたことがなかったのでこれは衝撃だった。いわれるがままに適正サイズとされるイヤーチップに変更してみたところ、これまで味わったことのないフィット感で、装着し続けていても疲れや違和感を覚えないようになったのだ。これは大きな驚きと共に、Polyの長年にわたるノウハウがどれほどすごいのかを改めて知ることができた体験だった。

更にこの製品は最長で12時間(日本HP公式Webサイトより。ANCがオフの場合。)の稼働に耐えるバッテリーを搭載している。朝の通勤時に音楽を聴きながら出社し、日中はWeb会議、帰宅時にまた動画などを楽しんでもバッテリーを心配することがなく利用できる。
また、イヤーバッズを10分間ケースに収納することで約2時間のオーディオ再生が可能となっている。Web会議が多く、さすがにバッテリーが少なくなった際にも合間に緊急充電することで乗り切ることができるのだ。まさに一日中動き回るビジネスパーソンに最適な一台といえるだろう。
そんなこともあり、装着感はこのうえなく最適化され、日常使いからWeb会議まで、あらゆるシーンでPoly Voyager Free 20を使い倒しているのが現在だ。音楽を聴く際の音質については個人差があまりにも大きいので言い切る形にはしないが、筆者の感想は高品質でどこまでもクリアな優等生という印象がある。
つまりどこかが尖っているわけではないので、汎用的にどのシチュエーションでも安心して利用できるのが特長といえるだろう。毎日使うガジェットとしてはPoly Voyager Free 20は非常に納得の音質を持っていると筆者は考えている。
肝心のWeb会議においては、ほとんどのケースで自分の話し声のクリアさを褒められることはない。それは当たり前で、相手の音質が良くても向こうにとってはそれが特別なことにはみえないからだ。
しかし、会議の終わりに「実はいま空港からだったんですよ」と背景のCGをオフにして見せると、とても驚かれたりすることがある。もちろんある程度フランクに接することができる相手の場合のみ、そういういたずらをしてみるのだが、その表情を見ると“あぁ、Poly Voyager Free 20を使って良かった”と思うのだ。
そのほか、スマートフォンとPC、2台同時接続ももちろん可能。PCとのBluetooth接続も実にスムーズで、実際に使っていて待たされる感覚になったことは一度もない。PCになかなか認識されずに焦らされるといったことや、マイクがWeb会議ツールに認識されずに会議が開始できないということもなかった。細かい部分で、すぐに慣れてしまうのだが、こういったリアルな使用感の良さが、Polyブランドの信頼を高めているように思う。
社会人が持つべきガジェット
筆者が新製品のPoly Voyager Free 20を手にした数日間はこうして過ぎていった。今回のレビューのために借りたものだが、愛用しているPoly Voyager Free 60と比較して製品としての進化もうかがえたし、AI時代にふさわしい機能も洗練され、頼もしさはますます大きくなったと感じることができた。
各人のこだわりが大きいイヤーバッズへの考え方はそれぞれあって良いが、もしビジネスシーンで外出先でのWeb会議の品質を向上させたい、プライベートとビジネスタイムのそれぞれで満足できる製品が欲しいと考えている方には、Poly Voyager Free 20はまさにおすすめのアイテムである伝えておきたい。
Poly Voyager Free 20は、通販サイトAmazonで購入可能なので、興味を持った方は是非詳細をご覧いただきたい。
Poly ワイヤレスイヤホン Voyager Free 20
筆者としてはなるべく正直な感想を交えてレビュー記事を作成したので少しの参考にしていただけるとうれしい限りだ。

Poly Voyager Free 20は変化の激しいビジネスシーンでの利用に耐えられる、頼りになる相棒となるガジェットだ。社会人としてイヤーバッズをフル活用したいと考えている方におすすめしたい。
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