2022.07.13
新型コロナウイルスの流行による感染対策として在宅勤務を導入する企業が飛躍的に増加した。日本では、在宅勤務と出社をかけ合わせた「ハイブリッドワーク」を取り入れている企業も多いだろう。
このような状況では、新入社員の迎え入れに際して求められるIT環境にも変化が生じているだろう。そこで、企業の情報システム担当者を中心に、新入社員用のIT環境構築についてアンケートを実施した。
この記事では、調査の結果をお伝えする。
はじめに、各企業の在宅勤務実施状況を聞いた。結果、全体の半数以上が、月2回〜フルリモートのいずれかのかたちで在宅勤務を実施していることがわかった。一方で、在宅勤務を実施していない企業は22.45%にのぼった。
このように在宅勤務が浸透することで、業務に使用するデバイス・環境にはどのような変化があったのだろうか。そこで次の質問として、新入社員に配布する予定のデバイス・環境を、内勤・外勤別に調査した。
内勤社員へ配布する予定のデバイス・環境について調査したところ、上記のような結果となった。
内勤社員に対して用意するPCは、デスクトップPCや15インチ以上の画面の大きいノートPCなど、スクリーンの大きい機器が多数を占めていることがわかる。スクリーンの見やすさや操作性が重視されているのだろう。
続いて外勤予定の社員に用意しているデバイス・環境を調査したところ、上記のような結果が出た。
外勤社員用のPCは、13インチ以下のサイズが最も選ばれているという結果となった。内勤社員の結果と異なり、持ち運びのしやすさが重視されているものと思われる。
PCを持ち運ぶ機会が増えたため、どこにでも持ち運べる軽さのPCに注目が集まっている。「HP Elite Dragonfly G2」は重量989g※を実現、30分の充電で4時間駆動が可能であり、新しい働き方に適している製品だ。
時間や場所にとらわれることなく、あらゆるシーンでの業務が可能になり、外勤社員の快適なハイブリットワークをサポートする。
※重量989gは、512GB SSD以上のストレージ否搭載又はHP Sure View Reflect(内蔵プライバシースクリーン機能)非搭載での重量です。
構成により重量は異なります。
続いて、新入社員を迎える際のIT環境構築全般について、懸念や課題を調査した。
新入社員のIT環境構築において最も懸念されていたのは、セキュリティ教育だ。回答した人の割合は53.06%と過半数を占め、多くの企業で課題視されていることがわかる。在宅勤務を実施する企業が過半数を占める現代の環境下で、セキュリティ教育は今まで以上に必須のものになっているのだ。
企業の安全を守るためには、教育を徹底することはもちろん、端末選びにもこだわりたい。あらかじめセキュリティ機能が高いPCを導入することで、より強固に情報を守ることが可能である。
セキュリティ教育に次いで多かった懸念や課題は、ITリテラシー教育の構築、そしてPCのキッティングだ。特にPCのキッティングは全社員に浸透させる必要のある1位セキュリティ、2位ITリテラシーと比べると、IT関連部署特有の課題かもしれないが煩雑な業務で、多くの会社で貴重な工数を奪っている。
日本HPの「コンフィグレーション&デプロイメントサービス」では、お客様仕様のPCを自社工場で生産・キッティングしお届けしている。新入社員迎え入れの効率を高めるために、おすすめのサービスだ。
ここまでの回答結果からも分かる通り、PCのキッティングに課題感を抱く担当者は多数にのぼる。もし自社特有の特別な設定を行う必要がないのであれば、日本HPの「コンフィグレーション&デプロイメントサービス」を利用して工数削減を目指すのがおすすめだ。企業のニーズに合わせ、豊富なメニューからお客様仕様のPCを選択可能だ。日本HPが自社工場で生産・キッティングしお届けするので、業務開始までのスピードを向上させることができる。
以下では、実際にこのサービスを「利用してみたい」と回答された方の回答内容を紹介する。
回答では、社内工数を削減したい、PCを探す段階から社員に配布するまでの手間を無くしたいという声が多く見受けられる。日本HPのコンフィグレーション&デプロイメントサービス」はIT環境の構築をスムーズに行うために役立つであろう。
在宅勤務の浸透など、人々の働き方はこの数年で大きく変化している。その結果、新入社員を迎え入れるにあたって企業が取る対策も、大きく変化しているのだ。
日本HPでは、企業の情報システム担当者の負担を軽減するような便利なサービスを用意している。貴重な工数を削減するために、ぜひ導入を検討してはいかがだろうか。