2023.03.03

最新の認証ソリューションで幅広い業種の課題を解決。
幅広いニーズに合わせられるHPのポートフォリオで提案力も向上

グローリー株式会社

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現在、顔認証ソリューションは広く普及を遂げているサービスのひとつだ。多くは防犯目的となり、犯罪の抑止、あるいは犯人の特定などにもちいられるが、最近では入館や目的に合わせた種別に用いるなど、広く応用されている。そんな認証ソリューションで長年トップランナーを続けているのがグローリー株式会社だ。
同社はサービスの発売当時からHPのワークステーションを指名し続けている企業でもある。今回はそんな同社のソリューションの優位性やHPを選択した理由などについて話を伺ったので紹介しよう。

グローリー株式会社
国内カンパニー 営業本部 画像認識ソリューション推進統括部
ソリューション販売企画部 部長 越智 康雄 氏

グローリー株式会社
営業本部 画像認識ソリューション推進統括部 ソリューション販売企画部
システム支援グループ 主任技師 玉田 哲也 氏

グローリー株式会社
営業本部 画像認識ソリューション推進統括部 ソリューション販売企画部
販売企画グループ 松村 明彦 氏

通貨の認証システムを拡大

1918年に兵庫県姫路市で創業した国栄機械製作所を前身とする歴史ある企業がグローリー株式会社(以降、グローリー)だ。同社は国産初となる硬貨計数機を開発、当時の大蔵省造幣局へ納品したことをきっかけに、数々の機器を開発。日本における通貨処理機のパイオニアとして、業界で確固たる地位を築いてきた。

「私たちが得意とする現金を処理する機器類が、キャッシュレス推進の流れの中で、将来的にポテンシャルが落ちていくことが予想されていました。そこで、今まで通貨を識別してきたノウハウをベースに新しいビジネスを作れないかということで、アイデアを絞った結果に生まれたのが顔認証だったのです」と当時を振り返る越智氏。

グローリーの開発陣が顔認証エンジンに着手したのが2000年頃。それから約10年後の2010年、同社は顔認証システムの製品化に成功した。初代機の頃から、信頼性が高く、以来この分野においてトップを走り続けている。「当時、静止画を何枚か使って本人確認をするというシステムはあったのですが、歩いている人の顔を識別するウォークスルー型の顔認証システムで、お客様が納得いくスタイルで運用できるものはほとんどありませんでした。

そうした意味でも弊社の製品は市場に受け入れていただけたのだと思います」と語る越智氏。

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グローリーの顔認証システム。マスク越しの筆者の顔も瞬時に認識し、登録した名称と合わせて表示する。ウォークスルーでも高精度に識別する強力なエンジンが同社の開発力を物語る

「用途に応じたCPUが選択でき、映像を一定期間撮りためるためのストレージ構成が作れるコンピューターが必要でした。いろいろなメーカーと精査させてもらいましたが、結局弊社の要件に見合う仕様が作れるのはHPだけという結論でした」と、当初のコンピューター選びについて語る玉田氏。グローリーの顔認証システムの適切な運用のために選ばれたのは、当時からHPワークステーションだったのだ。

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