2023.02.21

リアルで高品質なVRサービスをもっと身近にする
HP Reverb G2 VR HeadsetとHP ZBookシリーズ

株式会社アップ・グレイド/株式会社ファイン

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デジタル化が進む建築業界において、VRは盛んに取り入れられている最先端技術の一つだ。そんな中でもひときわ品質の高さと豊富なノウハウで注目されているサービスを提供しているのが株式会社ファインだ。さらに広島に拠点を持つ株式会社アップ・グレイドでは、そのサービスを使い、新たなビジネスを開始、さっそく好反応を得ているという。どのような取り組みなのか話を伺った。

株式会社ファイン プロモーショングループ・営業グループ
グループリーダー 奥 秀之 氏、
専務取締役 櫻井 敬真 氏、
プロモーショングループ チームリーダー 尼田 淳 氏

株式会社アップ・グレイド 代表取締役 東 孝昭 氏

豊富な実績とノウハウをデジタルサービスへ繋げていく

株式会社ファイン(以降、ファイン)は、建築CGのデジタル素材やパース制作支援アプリケーションを提供する事業者だ。1991年の創業当時から建築パースの制作に深く関わってきた経緯から、デジタル化が激しい建築業界の中でも、本来のものづくりのノウハウを豊富に持つことをバックボーンに、信頼性の高いCG素材やサービスを提供することで、高い評価を得ている。

「デジタルパースを作成する際、以前は樹木や自動車といった素材をデジタルカメラで撮影したものをコツコツと自分たちの手で加工してデジタル素材を作ってきたと思います。本来の業務の時間を割いて、素材づくりをするのですから大変な作業です。それをインターネット経由でお客様が手軽にご利用できるような形で提供できればお役に立てるのではないかと考えて始めたサービスが『DATA STATION』です」と説明する櫻井氏。こうしたデジタル素材は、パースCGの見栄えを良くするといった効果だけではなく、近年ではより高いリアリティを求める傾向が高くなっており、ますます需要が高まっているという。

「その背景にあるのがVR技術です。弊社には住宅建築パース自動作成システム『AUTOPERS』があります。このシステムに加え、近年需要が伸びているのがこれらを仮想空間の中で再現する製品群です」と奥氏は語る。短時間でウォークスルーも可能な高品質なパース作成を実現するAUTOPERSをベースに、データを3DVRで出力するためのツール群、現在では「ハウジングVR」「AUTOPERS」「WebVR」などが製品展開されている。

これらのサービスを実際に利用する際に不可欠なのが、信頼性の高いコンピューターとVRを再現するためのヘッドマウントディスプレイだ。ファインでは推奨環境としてHP ZBookシリーズおよびHP Reverb G2 VR Headsetを選択している。

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