CADワークステーションの真価を見極める正しい選択とは | Tech & Device TV

CADワークステーションの真価を見極める正しい選択とは

CADワークステーションの真価を見極める正しい選択とは

安定したワークステーションのための、ハードウェア選択の基礎知識安定したワークステーションのための、ハードウェア選択の基礎知識

  • Intelのプロセッサ
    「Core i7」と
    「Xeon」ではどちらがいい?
    フル稼働状態でも長時間安定稼働が義務づけられており、エラー訂正機能の付いたECCメモリーを搭載可能な「Xeon」が望ましい。
  • 設計・モデリング業務に向いたプロセッサ特性は?
    CADやCGでも設計・モデリング作業は、シングルスレッドで処理されるソフトがほとんどのため、クロック数が高いほど効率がよい。プロセッサによっては、1コアしか使っていない場合にほかのコアへの給電を抑え、オーバークロックできるものがある。
  • 構造解析やレンダリング業務向けのプロセッサ特性は?
    構造や強度解析、流体解析、CGソフトのレンダリング機能には、マルチスレッド化されているものが多いため、コア数に比例した処理速度の向上が期待できる。
  • NVIDIAのグラフィックカードは
    「GeForce」と
    「Quadro」のどちらを選ぶ?
    3D CADやCGなどには業務用グラフィックの「Quadro」が望ましい。各種専用アプリケーションの動作認定も行われており、保守も3年〜最長5年まで対応。PC向けの「GeForce」は本来はPCゲーム用で比較的安定性に欠け、保守期間も短い。
  • 用途別の適切なメモリー容量は
    小型の部品設計なら16GB
    アセンブリ設計や干渉チェック、強度解析は32GB
    解析用は最低でも64GB
  • 内臓ディスク、
    HDDかSSDどちらを選ぶ?
    価格はHDDが安いが、性能面からSSD構成を選ぶケースが増えてきている。価格も最近は手ごろになってきた。HDDと同じSATA接続のSSDは、転送速度がボトルネックにになるため、高速な読み書きを実現するにはM.2接続のSSDの導入がおすすめ
bgbg