HP Elite Dragonfly
Special Interview 03

会社をもっと利用しよう。

小杉俊哉/経営コンサルタント、大学教授
自分はなにをするべきか。自律の精神で自問し、偶然のチャンスを唯一無二のキャリアにつなげてきた小杉氏。組織で働く人にこそ起業家マインドが必要という信念のもとに全国を飛びまわり、国や企業、個人の意識を変えてゆく彼の毎日には、HP Elite Dragonflyが欠かせない。

話し合う小杉俊哉氏

経営コンサルタントとして、大学教授として、全国で講演や研修活動を行う小杉俊哉氏。「自律の精神がなによりも大切。国や企業、個人の働き方に対する意識を変えたい」と語る。

動きつづければ、道は拓ける。

プランドハップンスタンスセオリーという理論をご存知でしょうか。キャリアの8割が予期しない出来事や偶然の出会いによって決定される。その偶然をただ待つのではなく、自ら創りだすために積極的に行動し、失敗しても挑戦をし続けることで道は拓けるという理論です。私のキャリアは、まさにこれ。複数の企業を経験しましたが、決して順風満帆ではありませんでした。心身のバランスを崩して逃げるように退職したこともありますし、独立後、ベンチャー投資で資金が長期間塩漬けになったり、リーマンショックや東日本大震災の時には年収が激減したりしました。でも、気がつけば、やりたい仕事ができている。人事総務の経験もなく、部下をもったこともなかったのに、たまたま人事総務部長というポジションへ抜擢され、もがき苦しんだ知見をコンサルタントの仕事につなげたり、考えてもみなかった大学の研究員や教授というポストをモノにし、さらには独学で、リーダーシップやMOT(技術経営)の授業を受け持つ流れをつくったりしました。偶然をキャリアにつなげるべく、自分はなにをするべきか=Whatを考え、動きつづけていたから、自分でも予想してなかった現在があるんです。

alt=“HP Elite Dragonfly を前に講義を行う小杉俊哉氏

講義や研修では、要所でプロジェクタを使う。HP Elite Dragonflyは会場が暗くなるとキーボードのバックライトが自動で点灯するので、暗い中でも操作しやすく、スムーズに進行できる。

あなたが、あなたの、ボスになれ。

与えられたことをちゃんとやるだけでは、居場所がなくなる時代です。なぜ、自分はここにいるのか、なにをするべきか、自分でWhatを考え、積極的に動くことが大切。それは企業で働く人も、わたしのようなフリーランスも、いっしょです。いまや組織にいる人こそ、起業家マインドを持つべきで、それによって自己実現のチャンスを掴めるといえるでしょう。そう、会社をもっと利用したらいいんです。だって、会社のブランドや固定給があるのは、素晴らしいことですよ。備品も使えるし、出張費などの経費も出る。フリーランスや起業家が挑戦の基盤を整えるところからはじめるのに対し、組織にいる人にはアドバンテージがあるんです。だから私は、自身が組織を離れていながら、組織に所属する人に独立や起業を安易に勧めません。まず、いまの環境でやり切って欲しいと思います。言われたことをこなすだけで終わらずに、あなたが、あなたの、ボスになる。会社の仕事とやりたいことをコネクトして、安定基盤のうえで挑戦することが、自己実現の近道だと思うからです。

PCが重いと、気が重いから。

39歳で起業して22年、講演や研修のために、毎日、違う場所で仕事し、違う人に会っているので日本中が仕事場という感覚があります。あまりにフットワークが軽いので、実年齢を知ると「先生、若いですね」と驚かれることもありますが、そうした働き方ができるのは、このPCがあればこそ。PCが重いと、気が重いでしょ。このPCはとにかく軽いから、どこにでも持って行けるんです。便利だなぁと思うのは、講演やセミナーの直前まで資料をブラッシュアップできること。移動中のタクシーや飛行機も仕事場になりますね。それと、もうひとつ。最近、企業に勤める個人向けにはじめたe-learningやオンラインサロンを運営するうえでも便利ですね。ノイズキャンセリング機能と360度対応の集音マイクのおかげで、環境に左右されずにクオリティの高い動画コンテンツを提供できるんです。私は、仕事をするうえで自律がなにより大切だと考えていますが、時代や環境にあわせて最適な手法を模索し、体得することも自律の精神だと思っています。

HP Elite Dragonfly

海外ではプールのあるホテルを選ぶ小杉氏。身体を動かすと良いアイデアが浮かぶことが多く、水に強いHP Elite Dragonflyをプールサイドに持ち込んで仕事をすることもあるという。

PCのセキュリティを気にしない人に、仕事は頼みにくい。

東京に加え、福岡や大阪の企業の社外取締役を、それぞれ務めています。社外に出せない情報に触れる機会も多くあるので、PCのセキュリティ対策には気を使います。もちろん、会社やクライアントの意向を受けての行動ではありませんし、それによって報酬が変わるわけでもありません。純粋に、どうあるべきか、なにをするべきか考え、実践しているだけです。守秘義務はもちろんありますが、自分を起用してくれた人を裏切らないビジネスパーソンとして最低限の努めですよね。とはいえテクノロジーに明るいわけではないし、知識の習得に時間を費やすのは本質的な努力とは思えません。だから、このPC。世界一のセキュリティ機能が搭載されていて、ウィルス対策ソフトは最新のものに自動でアップデートされる。盤石の態勢で仕事に臨める状態を仕組み化するという発想で、このPCを選択しているんです。

HP Elite Dragonfly を使って講義を行う小杉俊哉氏

毎週、学生向けに自律の精神を伝えるゼミと、院生向けにプロジェクトの指導を行ってきた。一方的な講義スタイルではなく、HP Elite Dragonflyで動画を視聴しながらディスカッションをすることが多いという。

この国の働くひとには、軽さが足りない。

働き方改革という言葉がトレンドになっていますが、労働時間を減らすだけでは意味がないと思っています。自律し、軽やかに挑戦する人が増えてゆくこと。自分の人生を自分でコントロールしながら自己実現できる人材を育ててゆくことが、企業、そしてこの国には必要です。そうでないと生産性は上がりません。そうした考えから、ボランティアに近い形で公立小中高校の先生や、公務員を対象にリーダーシップ研修を実施してきました。特に学校の先生は、若い人に道を示す立場にいながら、仕事の意義や意味が見えていない人も多く、そうした教育者の意識を変えることが、日本の未来を変えるために必須であるという考えのもと、長年やらせていただいています。「あなたはなぜ、いま、ここにいるんですか?」と投げかけると、みなさんハッとするんですよね。それまで考えてもみなかったことなので、痛いところをつかれたと。でも、そこから変わってゆく。自分がなにをするべきかが見えると、誰もが加速できるんです。この国の働くひとの気持ちをどんどん軽くすること、それが私の使命だと思っています。やりたいことが見えずに足踏みしているなんて、もったいない。フットワーク軽く、挑戦したいですよね。

HP Elite Dragonfly を持つ小杉俊哉氏
フットワークを軽くする。 HP Elite Dragonfly

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