「マンガでわかる」シリーズを本人が解説!~HPコンフィグレーション&デプロイメントサービス編~
「ビジネスを支えるHPサービス」に登場の2名のスペシャリストが改めて語る HPサービスのすばらしさ!
2025-04-24
2024年にHP Tech&Device TVで配布が始まったマンガ冊子「ビジネスを支えるHPサービス」。このマンガ冊子は会社の困りごとを抱えて悩むユーザーを、HPのサービス・スペシャリストが適切な商材と共に案内・解決していく様子をリズムよく伝えていることから、各業界から「わかりやすい」「HPサービスのことがよく分かった」と大きな評価を得ることになった。そこでここでは、マンガで登場したHPのサービス・スペシャリストに登場いただき、改めてインタビューでも説明していただく企画を紹介したいと思う。マンガ冊子、本インタビュー、そしてオフィシャルWebと立体的にご覧いただくことで、より深くHPサービスを知っていただく手助けになれば幸いだ。それでは、「HPコンフィグレーション&デプロイメントサービス編」を紹介しよう。

HP コンフィグレーション&デプロイメントサービスとは?
―もうすぐ Windows 10 のサポート終了ということで、PCの刷新を考えている企業も多いと思いますが、「HP コンフィグレーション&デプロイメントサービス(以下HP CDS)」は便利そうですね。
那覇
はい、こちらはHPが提供するキッティングサービスです。グローバル企業のHPですが、日本法人においては東京に工場を所有していまして、多くの法人向けPCがこちらで生産されています。
工場でPC生産時に、お客様のご要望に合わせてカスタマイズして出荷するのがHP CDSになります。
おっしゃる通り、多くの企業様がWindows 11への移行を迫られていますし、これを機に「モダン管理」への移行を検討されているお客様も大勢いらっしゃいます。従来型のキッティングはもちろん、Windows Autopilotを利用した「モダン管理」、どちらにも対応できるのがHP CDSになります。

―最近よく耳にするAutopilotを使ったキッティングにも対応できるのですね。
那覇
はい、最近では特にモダン管理へのニーズが増えていています。Windows Autopilot 自体はMicrosoftが提供するソリューションですが、HP CDS利用いただくことで多くのメリットを享受できます。
HP CDSは、お客様専用のカスタマイズを含めた設計でPCを生産することがコンセプトとなっています。その為、従来は準備期間が必要であったり、専用設計ということで一定数以上のPCを導入いただく必要がありました。
しかし、モダン管理ではキッティングの大半をWindows Autopilot で適用できるので、すぐに提供可能なWindows Autopilot向けサービスの提供を始めています。以前は大企業、中堅のお客様を中心にご利用いただいていましたが、モダン管理においては中小企業様にもメリットを感じていただけるようになったと考えています。
モダン管理の実現に最適
―Windows Autopilot向けということですが、具体的にはどういったサービスでしょうか?
那覇
例えば、Windows Autopilotを利用する際に必要なデバイスの登録を、PC生産後に自動で実施されるように設定したり、通常はエンドユーザー様が実行するプロビジョニング(設定でのダウンロード)をHPで行うといったサービスがあります。新しいPCが届いたら、すぐに使用開始の「ゼロタッチキッティング」を目指す場合、後者を利用いただく形になります。
―AutopilotをさらにAutoにする感じですね!
那覇
はい。また、実は Windows Autopilotもリリースして8年が経ちますが、残念ながら未だ、エラーやトラブルが起こる側面もあるのも事実です。原因は大きく2つに分かれます。一つはWindows Autopilotを使用しているお客様に広く認識されていますが、単純にネットワーク品質に起因するものです。こちらは先ほどご紹介したプロビジョニングをHPが行うサービスで解決することができます。もちろん、お客様のネットワーク環境を改善することで解決することもできますが、投資が必要になりますし、テレワークなど、そもそも改善が難しいケースもあります。
もう一つは、出荷時のOSの更新に起因するものです。実はPC生産時に入るOSは常に更新が起こっています。この影響で、Autopilotが急にエラーとなり停止することがあります。これは、これまで主流だったクローニングを用いたキッティングでは起こらず、あまり認知されていないのが現状です。先日まで問題なく実行されていたにも関わらず急にエラーになるわけですから、危機的な状況に陥るケースが実際に起こっています。
―Windows Autopilotで見えてきた問題もあるのですね。それに対応するサービスがあるということでしょうか?
はい、HP CDSの「OS versionコントロール」は、このリスクを大幅に低減することができます。更新が悪さをするのであれば、止めてしまおう、というのがコンセプトで、これに加え、シンプルなOS構成で、キッティング工程でのトラブル防止に最大限配慮されています。問題が起こってからの対処ではダウンタイムを完全に避けることができない為、非常に有効な手段になると考えています。リスク自体知られていないことが最も大きな懸念なので、この機会にぜひご認識いただきたいと思っています。
検証・評価にも対応
―HP CDSや Windows Autopilot に興味を持った企業も多いと思いますが、どのようにすれば申し込めるのでしょうか?
那覇
HP CDSは基本的にHP営業に相談いただいて、お客様ごとにお見積りを作成し提供する形になります。ただし、今ご説明させていただいた「OS versionコントロール」含む一部のサービスはPCご購入の際にオンラインストアで選択いただくことで、1台からでも提供可能です。
―1台から!? それはすごいですね。
那覇
多くの企業様は、まず、評価機で一定期間を設けて検証・評価をされているかと思います。
検証・評価中も絶えずOSの更新は起こっていますので、評価機の段階で導入できることは、このサービスの販売にあたり、こだわったポイントの一つで、すでに多くのお客様が評価機の段階からこのサービスを適用することで安定したキッティングを実現されています。モダン管理の広がりと共に寄せられることが多くなった「数か月前に購入した評価機と同じ状態で出荷してほしい」というご要望から生まれたサービスになりますので、これからモダン管理を目指すお客様にはぜひ、ご活用いただきたいと考えています。
IT管理者の方はこれまでPCのキッティングに多大な労力を使ってきたはずです。HP CDSとモダン管理で大幅な効率化を実現できるよう、私たちも精一杯サポートさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

―頼もしいエールをいただきました!本日はありがとうございました!
この記事では「マンガでわかる『ビジネスを支えるHPサービス』」をもとに HPコンフィグレーション&デプロイメントサービスの魅力を深掘りしました。ぜひ「マンガでわかる『ビジネスを支えるHPサービス』」もご覧ください。
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