Windows11 より少ない労力でより多くのことを実現

2024.10.08

わずか2年で急速に浸透したコンピューターの活用モデル「生成AI」とは

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AIサービスのハイブリッド化

各社から提供される生成AIサービスは、クラウドサービスとして提供されるものがほとんどでした。その場合、インターネットを介してサービスを利用することになり、いくつかの懸念があります。

  • ネットワークを介するためにサービスとの対話に遅延が発生する。また、混雑状況によっては素早いレスポンスが得られない。
  • 組織の機密情報などを含む情報をもとにAIの回答を求める場合、その情報の漏洩の懸念がある。また、サービス側に預けた機密情報をサービス側のAIが学習してしまわないとは限らない。
  • サービス利用に対する支払いなどコストがかさむ可能性がある。

といったイメージです。

2023年頃から、ITベンダー各社は、こうした懸念を払拭し、AIを安心して使うことができる方法論として、クラウドサービスを使わず、エッジローカルでAI処理を行うAIコンピューターを提案するようになりました。

IntelやAMD、Qualcommのようなプロセッサーベンダーは、自社のSoCに高性能NPUを組み込み、AI処理をこなせるようにしています。また、プラットフォームベンダーとしてのMicrosoftは、WindowsのようなOSにAI機能を組み込み、パソコンエッジローカルでNPUを使ったAI処理ができるようにしています。

NPUはNeural network Processing Unitの頭文字をとったもので、CPU、GPUに続く第3の処理装置としてAI処理に長けたプロセッサーのことです。AI処理が得意であるのはGPUも同様ですが、GPUは処理あたりの電力使用量が高いという難点があります。エッジでのGPU利用はグラフィックス処理に専念させ、一般にGPGPUと呼ばれていた汎用処理を専用のNPUに任せるほうが全体的な効率がいいのです。特にバッテリーで運用されるモバイルパソコンではその電力効率のよさが重要です。

Microsoftは2024年6月に、Windowsパソコンの新たなカテゴリとしてCopilot+ PCを定義しました。Microsoftのパートナー各社は定められた要件を満たすハードウェアをCopilot+ PCと称して出荷することになったのです。

こうした動きもあり、パソコンでのAI利用は、クラウドサービスとローカルサービスを組み合わせ、適材適所で仕事を分業するハイブリッドなものになりつつあります。また、今後、NPUがさらに高性能なものになっていくのに伴い、うまく共存していくと考えられています。

ビジネスを変える生成AI

生成AIはビジネスの現場に大きな変化をもたらそうとしています。いや、すでにもたらしているといってもいいかもしれません。

2018年9月に東京大学の松尾研究所からスピンアウトしたAIスタートアップ「ELYZA」は、大規模言語モデルによるホワイトカラー業務のDXに取り組んでいます。要約するAI、読むAI、書くAI、話すAIなど、言語やテキストを対象に人間のように処理するAIとコールセンター業務、契約書対応、原稿作成、メール対応といったホワイトカラー業務の生産性をかけあわせる方法を模索しています。2024年にはKDDIと資本業務提携を締結し、KDDIの連結子会社になりました。

同社は研究開発と社会実装の双方を担って活動するスタートアップですが、今、国内の大規模言語モデルプレイヤーとして認知されるようになり、各クライアント企業が同社製品を導入しています。

同社は、現在の仕事が今後どのように変わっていくのかという問いに対して、初期段階では単一作業ごとに影響を受けるが、その先の技術進展などを鑑みずに控えめに見積もっても多くの人たちの仕事に影響があるとしています。

所得が大きい、つまり、大卒、院卒など資格が必要な職種ほど影響を受ける可能性があるというのが大方の予測です。高収入の仕事はより大きな影響を受ける可能性があり注目すべきことに、影響は最近の生産性の伸びが高い業界に限定されないとも…。これはOpenAIが「GPTs are GPTs: An Early Look at the Labor Market Impact Potential of Large Language Models」という論文で考察した結論です。

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ELYZAによるOpenAIの研究分析

少なくとも、今、われわれは、AIを使うかどうかを検討する段階にあるのではなく、AIをどう使うか、AIを使うと何が変わるのかを実体験として得て、そのパフォーマンスを確認する段階にあります。

そのために、Windows 11 と HP AI PCが役立つに違いありません。

HPは、ビジネスに Windows 11 Pro をお勧めします。

Windows 11 は、AIを活用するための理想的なプラットフォームを提供し、作業の迅速化や創造性の向上をサポートします。ユーザーは、 Windows 11 のCopilotや様々な機能を活用することで、アプリケーションやドキュメントを横断してワークフローを効率化し、生産性を高めることができます。

組織において Windows 11 を導入することで、セキュリティが強化され、生産性とコラボレーションが向上し、より直感的でパーソナライズされた体験が可能になります。セキュリティインシデントの削減、ワークフローとコラボレーションの加速、セキュリティチームとITチームの生産性向上などが期待できる Windows 11 へのアップグレードは、長期的に経済的な選択です。旧 Windows OSをご利用の場合は、AIの力を活用しビジネスをさらに前進させるために、Windows 11 の導入をご検討ください。

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