文書番号:a10067
バッテリの調整方法を知りたい
バッテリの調整方法について説明します。
使用年数や使用状況などによってバッテリの最大充電容量が減少し、実際の充電容量が正しく測定されないことがあります。このような場合は、バッテリを調整することで測定値がリセットされ、正しい残量を表示します。
バッテリチェックを実行した際に「バッテリの調整が必要」と表示された場合は、以下の手順で調整おこなってください。
【対象 OS】Windows 10 /11
表示例:
- HP Support Assistant
- HP PC Hardware Diagnostics UEFI
HP PC Hardware Diagnostics UEFI でバッテリテストを実行後、「調整が必要です」と表示された場合は、バッテリの調整をおこないます。
バッテリのテスト方法は、ハードウェア診断ツールでバッテリ / AC アダプターのテストをしたいを参照してください。
※バージョンにより画面表記は異なります。
- バッテリテストの結果画面に表示された「バッテリ調整」をクリックします。
※「バッテリの調整」が表示されない場合は、手動での調整方法 をお試しください。
- 「調整の開始」をクリックします。
- バッテリ調整が開始されます。
放電完了までに数時間かかる場合がありますのでしばらくお待ちください。
※放電が完了すると 自動的にPC の電源が切れます。 - 以降は画面の指示に従って操作してください。
AC アダプターを接続し、バッテリをフル充電します。
AC アダプターを接続しない状態で、HP PC Hardware Diagnostics UEFI を実行し、バッテリを放電します。
注意:ここでの目的は、バッテリを放電することです。バッテリが放電されるとテスト結果が表示される前にコンピューターの電源が自動的に切れます。
※HP Basic System Diagnostics(黒い背景)では実施できないため、HP PC Hardware Diagnostics UEFIをHDD/SSD、またはUSBメモリにインストールしてください。
インストール手順は、診断ツール(HP PC Hardware Diagnostics)をインストールしたいを参照してください。
- (1) 電源投入後、すぐに「F2」キーを連続で押します。
※うまく起動できない場合は、電源投入後に「ESC」キーを連打します。
スタートアップ メニューが起動しますので、F2システム診断(System Diagnostics)を選択します。
※タブレットなど、キーボードがない製品の場合は、電源ボタンと音量の-ボタンを同時に押すとスタートアップ メニューが起動します。
詳しくは、スタートアップメニューの起動方法と詳細を知りたいを参照してください。 - (2) 言語選択の画面が表示されたら「日本語」を選択します。
※バージョンにより画面が異なります言語選択画面の例:
「表示されない場合は次の手順へ進みます。 - (3) 製品情報および保証内容を含むお客様のコンピューターに関する情報の使用について確認画面が表示された場合は、「はい」または「いいえ」を選択します。
※バージョンにより画面表示は異なります。
表示されない場合は次の手順へ進みます。 - (4) HP PC Hardware Diagnostics UEFI(白い背景)が起動します。
バージョンにより画面表示が異なります。該当の項目へ進んでください。Ver 9.1.0.0 以下 Ver 10.1.0.0 以降 Ver 9.1.0.0 以下の場合に進みます Ver 10.1.0.0以降の場合に進みます Ver 9.1.0.0 以下の場合- ① 「コンポーネント テスト」を選択します。
- ② コンポーネント テストの一覧から「メモリ」を選択します。
- ③ 「詳細テスト」を選択します。
- ④ 「エラーになるまで繰り返し」を選択します。
- ⑤ メモリテストが開始されます。
バッテリが完全に放電し、PC の電源が切れるまでをテストを続けます。
放電まで数時間かかる場合がありますがそのままお待ちください。
Ver 10.1.0.0 以降の場合- ① 「コンポーネント テスト」を選択します。
- ② コンポーネント テストの一覧から「メモリ」を選択します。
- ③ 「詳細テスト」を選択します。
- ④ 「エラーになるまで繰り返し」を選択します。
- ⑤ メモリテストが開始されます。
バッテリが完全に放電し、PC の電源が切れるまでをテストを続けます。
放電まで数時間かかる場合がありますがそのままお待ちください。
- ① 「コンポーネント テスト」を選択します。
AC アダプターを接続し、バッテリをフル充電します。
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