すべてのIT担当者とユーザーのために。
インテル® vPro® プラットフォーム

Vpro
Windows11 HPはビジネスにWindows11 Pro をお勧めします

2023.09.26

Windows 11 への移行とモダンなPC管理の在り方を考える

セキュリティ強化と運用の効率化、生産性向上を一度に実現するには

リンクをクリップボードにコピーしました

Windows 11 は誰もがAIアシスタントで業務効率を上げられる

Windows 11 がAIに最適化された点にも注目したい。

対話型AI「ChatGPT」を開発したOpen AIと Microsoft とのアライアンスが注目されている。検索サービス「Microsoft Bing」や「Microsoft 365」には既にGPT-4が搭載されている。2023年5月24日にはOSに組み込む対話型AI「Windows Copilot」が発表された。

「自然言語で指示を出して特定の作業をさせたり、時にはAIから提案を受けたりできます。有能なAIアシスタントとして期待できると思います」(松本氏)

デスクトップのタスクバーに表示される Windows Copilot のアイコンをクリックすると右側にサイドパネルが現れ、OSの設定変更などの機能を呼び出せる他、PDFの要約や画像の生成、動画からの文字起こしなども可能だ。自動文字起こしで会議議事録も作成できるだろう。2023年7月現在は Windows Copilot は日本語未対応だが、松本氏によれば「間もなく日本語にも対応するだろう」とのことだ。

今まで調べたり問い合わせたりしなければならなかった問題にAIアシスタントが回答することで、その分の時間を主業務に割けるようになる。PC管理者やIT部門が対応していた問い合わせの一部もAIアシスタントが代行できるだろう。

セキュリティと生産性向上、最新のインテル® Core™プロセッサ

AI機能をストレスなく利用するためには、PCの処理性能にも注意を払いたい。特にテレワークでは、オンライン会議といった負荷が高い処理を同時にこなせる能力が必要になる。

インテルはこの点に配慮してCPUを開発している。第12/13世代以降のインテル® Core™プロセッサ搭載PCは特性の異なる2つのコアを使い分ける「ハイブリッド・アーキテクチャー」を採用している。

「ハイブリッド・アーキテクチャーを採用する最新のインテル® Core™プロセッサは、OSと連携して高負荷のタスクを『Pコア』に、低負荷のタスクを『Eコア』に振り分ける『インテル Thread Director』という機能を搭載しています。Windows 11 はインテル Thread Directorに最適化されており、同じ性能のPCで比較すると Windows 11 を搭載したPCは Windows 10 を搭載したPCよりも10%程度高い処理能力を発揮します(注1)」(松本氏)

(注1)HP調べ。第12世代インテル® Core™プロセッサを搭載する「HP Elite Dragonfly G3」をOSのみ変更して比較。

中でも注目の製品が、2023年7月に発売されたばかりのHPのフラグシップモデル「HP Dragonfly G4」だ。軽快なハイブリッドワークを実現するPCのみが受けられるインテル® Evo™プラットフォーム認定PCであり、第13世代インテル® Core™プロセッサを搭載する。

ノートPCでありながら2台のカメラの同時使用をサポートしており、ユーザーの顔だけでなく部屋に設置されたホワイトボードなどを同時に配信できる。テレワークではコミュニケーションにおける情報量不足が課題になりやすい。ホワイトボードの情報を手軽に共有できれば、こうした課題の解消に役立つだろう。台形補正機能も盛り込まれており、カメラアングルによって視認性が低下する問題も解消している。2台のカメラの映像を処理しながら資料を共有したり、AIアシスタントが問いに回答したりするといった操作をこなせる処理能力が自慢だ。

クリックして拡大表示

HP Dragonfly G4(出典:松本氏の講演資料)

“モダン管理”の提供価値

多様な場所で働く従業員をサポートするPC管理においても Windows 11 とインテル® vPro™プラットフォームの組み合わせは魅力的だ。

Microsoft はPC管理者向けにPCのキッティングをオンラインで自動化する「Windows Autopilot」とデバイス管理ツール「Microsoft Intune」を提供している。

「Windows Autopilot は、ID管理のソリューション『Azure AD』や Microsoft Intuneと連携してPCの権限や必要な制限を抜け漏れなく適用します。法人PCはインテル® vPro™プラットフォームと連携してファームウェアにアクセスする『HP Connect for Intune』を介してオンラインでBIOS(UEFI)の全項目の操作が可能です。フリーWi-Fiへの接続やUSBポートの利用を制限できます」(松本氏)

Windows PCや各種デバイスの管理、社内外でのPC利用やアプリ利用を効率良く制御するにはノウハウを持つベンダーの協力が欠かせない。

「事前申請していない場所で一時的にPCを使いたい」といった要望が出たときも、HP Connect for Intuneを使ってリスク対策できれば、PCの持ち出し制限を緩和できる場面もあるだろう。ハードウェアレベルの制限をリモートで実現できるのはHPがインテルと技術開発で深い協力関係にあればこその強みだ。

設定済み端末を従業員の自宅に配送

HPはPC管理者向けの独自サービスとして、Windows Autopilot へのデバイスID登録代行サービスや、PCをキッティング済みの状態で従業員の自宅に直接届ける「ホームデリバリーサービス」を提供している。PCのリユースやリサイクルにも力を入れており、査定なしで1台当たり一律5000円で買い取る「PCリユースプログラム」を提供している。

HPはハイブリッドワーク支援技術に投資している。その一つがPolyの買収だ。Web会議の音声や映像品質に定評があるPolyブランドの機器をHPから一括して調達可能になった。

(写真左)イベント会場では最新のHP製Windows 11 PCやPoly製ヘッドセットやスピーカーなどが展示された。「HP with インテル」のロゴは両社の協業関係の深さを示している。(出典:イベント会場の写真)、(写真右)HP EliteBook 1040 G9(左)とHP Elite Dragonfly G3(出典:イベント会場の写真)

Windows 10 を搭載したPCは2024年3月に販売を終了する。Windows Copilot の搭載は Windows 11 移行の大きな後押しとなるだろう。Windows 11 はOSの機能やインテル Coreの進化に合わせたデバイス選びが生産性やセキュリティ、管理向上のカギとなり、費用対効果を高めることにもつながる。HP製PCとHPが提供する独自の運用支援サービスはその一つの選択肢になり得るだろう。

※コンテンツ中の固有名詞は、一般に各社の商標または登録商標ですが、必ずしも「™」や「®」といった商標表示が付記されていません。

※Arc、Arria、Celeron、セレロン、Cyclone、eASIC、Intel Ethernet、インテル イーサネット、Intel、インテル、Intel ロゴ、Intel Agilex、Intel Atom、インテルアトム、Intel Core、インテルコア、Intel Evo、インテル Evo、Intel Inside、Intel Inside ロゴ、Intel Optane、インテル Optane、Intel vPro、インテルヴィープロ、Iris、Killer、MAX、Movidius、Pentium、ペンティアム、Intel Select Solutions、インテル Select ソリューション、Intel Si Photonics、インテル Si Photonics、Stratix、Stratix ロゴ、Tofino、Ultrabook、Xeon、ジーオンは、Intel Corporation またはその子会社の商標です。

ハイブリッドワークに最適化された、
Windows 11 Pro+HP ビジネスPC

ハイブリッドなワークプレイス向けに設計された Windows 11 Pro は、さらに効率的、シームレス、安全に働くために必要なビジネス機能と管理機能があります。HPのビジネスPCに搭載しているHP独自機能はWindows 11で強化された機能を補完し、利便性と生産性を高めます。

リンクをクリップボードにコピーしました

「Microsoft」の人気記事

Microsoft

  • Microsoft
    日本HP、AI活用の道しるべとなるイベントを開催 ~テクノロジーパートナーセッション「AIとともに、新しい時代へ」
  • Microsoft
    セカンドGIGAへ向けてAIが充実した Microsoft ブース
  • Microsoft
    Windows 11 と Microsoft Copilot 活用で変わる働き方