デジタル化が叫ばれる印刷業界の中でも、まだまだ思い切って導入にまで踏み切れないところも多いデジタル印刷機。印刷業界は何を見ながら、将来に向けて踏み出さなければならないのか。デジタルになればどんなことができるようになるのか、お客様はどんなことを考えているのか。自分たちは何を変えていくべきなのか。
販促資材や商品包装に代表されるリアルなモノにターゲティング特性を加えることのできるデジタル印刷。
普段は忙しくて情報収集に時間を割けない印刷会社の皆様を対象に、デジタル印刷のイノベーションを中心に業界の変化をお届けする45分。
普段はたっぷり時間があるときにしか見れない最新機種の実機デモ、その技術から生まれた世界中の事例の数々を実際のサンプルを通して解説します。
ライブ番組配信中にチャットで寄せられた質問に対してゲストとして
参加したメンバーからの回答を記述しました。
デジタル印刷のクオリティはどれほど高いのですか?
HP Indigoに関しては、オフセット印刷に引けを取らないクオリティであると評価いただいています。HP製品に関わらずデジタル印刷機における印刷品質は日進月歩で進化しています。
日本の印刷会社の事例はありますか?
あります、HPデジタル印刷機の導入事例をこちらで公開しています。
https://jp.ext.hp.com/printers/digital-presses/indigo/casestudy/
プリントOSは簡単に導入できますか??
HPデジタル印刷機をお持ちの方であれば無料ですぐにお使いいただくことが可能です。ご紹介したSite Flowなど一部機能は有償ですが、印刷機の稼働可視化ツールなど無償でご提供しているものも多数あります。
成功事例だけではなく(代表的な)失敗事例は、ありますか?
失敗をどう定義するかによりますが、公の場で公開可能なコンテンツとしてはご用意がないので、弊社担当営業へお尋ねいただければと思います。
他社でも同じようなサービスはあるのでしょうか?
PrintOSと同じようなサービスに関しては、PrintOSの中の一部の機能に関しては他社でもサービス提供があります。PrintOSには非常に多くの機能・モジュールがありますので、それらを全て網羅する同じサービスという点では、弊社調べの限りにおいてはありません。
他社と比較してどの点が特に強みなのか知りたいです。
まずPrintOSは主にクラウドベースのシステムなので、システム構築に関する専門知識を必要とせず、必要なタイミングで最小のコストで導入が可能となります。PrintOSにおいて提供する各製品の幅広さと、機能の深さの両方が強みとなります。デジタル印刷を活用する世界中のお客様の運用課題から生まれた機能群であり、実際にPrintOS導入以降に印刷ボリュームが激増していることがその裏付けとなります。機能詳細は弊社営業担当へお問合せください。
自分はデジタル化しなくてはと思うのですが会社がなかなか動きません。どのようにしたら会社は動くでしょうか?
番組内でも取り上げさせていただいた質問ですが、今後もこのようなデジタル印刷に関するオンライン番組を配信していきますので、上司の方などと一緒にご覧いただき、議論をするきっかけとしていただければと思います。テーマに合わせて成功要因やエピソードなどもご紹介できればと思います。
どんなデジタル印刷機でも、紹介していただいたOSやモザイク・コラージュを活用することができるのでしょうか?
PrintOSはHP製の様々なデジタル印刷機横断でご使用いただけます。また、PrintOSは他社システムに柔軟に連携するAPIを保有しています。
デジタル化に対するデメリット=スピード、品質が低い?!
全般的にデジタル印刷機は日進月歩で改善が進んでおり、印刷品質は従来のアナログ印刷に引けを取らないクオリティであると評価いただいております。実際に日本を含む世界中の様々なブランドオーナーに活用をいただいております。また、従来のアナログ印刷とデジタル印刷では時間あたりの生産能力に圧倒的な差がありましたが、現在の高速インクジェット輪転タイプはオフセット機に引けを取らないレベルまで改善が進んでおります。
日本導入は何台ありますでしょうか、
HPデジタル印刷機の国内導入台数は非公開とさせていただいておりますが、世界では約8000台超のHP Indigoデジタル印刷機が稼働しています。
エンドユーザーはデジタル印刷のどの点に魅力を感じているのでしょうか?
例えばデジタル印刷によって「私だけにカスタマイズされたメッセージ」や「私にとって興味のある内容」を受け取れること、あるいは特定の誰かを楽しませるサプライズギフトを通した楽しい体験を共有できることが事例として報告されています。
デジタル印刷を活用するために、どのように考え方を変えてどのようにアイディアを出しているのでしょうか?
いろいろな成功例が報告されていますので弊社営業にお問合せください。例えば、HPデジタル印刷機をお使いのお客様の例としては、デジタル印刷部門を新たに立ち上げ専門部隊を組織されているケースや、社内でのワークショップ・勉強会などを開催して活発にアイデア出しをされているというケースが報告されています。株式会社吉村様の事例を紹介させていただきます。
https://jp.ext.hp.com/techdevice/business/asahi02/
デジタル化はどこまで進むでしょうか?50%?70%?
既に100%デジタル化した印刷セグメントも存在し、今後ますますデジタル印刷化が加速すると報告されています。しかし当然ながら、同じ内容の印刷物を大量に必要とする場合はアナログ印刷機が向いていますので、割合の予測は難しいですが、両者共存の形で残っていくものと思われます。
メガトレンドにおける
パーソナライゼーションとデジタル印刷の潮流
事例を中心とする
現在の印刷最前線紹介
実機でのデモを交え
Indigoの機能説明