2024.05.31
ChromeOSで実現する教育の世界観
2024年4月18~19日に都道府県・市町村教育委員会を対象とするデジタル庁主催のイベント「GIGAスクール 自治体ピッチ第2弾」が開催されました。
本イベントでは、GIGAスクール構想に向けたデバイス導入を検討する自治体向けに、OSベンダー、端末メーカー、通信事業者などが講演を行いました。
この記事シリーズでは、主要PCメーカーなどが自治体ピッチで行った講演の内容を紹介します。
この記事では、教育支援の取り組みやデジタルトランスフォーメーションの重要性について語った、Googleによるプレゼンテーションをまとめています。
日本での教育支援として、災害対策や学習継続のための端末提供、教育に最適なChromeOSの特徴などを紹介しています。
【このリード文はWindows Copilotの自動生成により作成されています】
冒頭で能登半島震災のおみまいと、「災害時の学びを止めないサポートブック」の発表を行った小井出氏。同氏はGIGAスクールが始まり、子どもたちの学びに変化が生まれた情景として1枚の写真を示した。「まるで休み時間のように児童生徒が自由に動きながら話をしている様子に見えますが、実は授業中の様子を収めた写真なのです」(小井出氏)
かつての授業はすべての生徒が着席し、黒板に教師が書く内容をメモするという風景がほとんどだったが、GIGAスクール以降は特に、このように課題に対して協働で話し合いながら進める児童生徒、個人で調べ物をしながら答えを導いていく児童生徒、それぞれのスタイルに合わせた学びができるようになったのだ。
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また、GIGAスクールの生徒の感想としてビデオを紹介。「昔は先生だったり、教科書から情報を得ることが多かったのですが、今は自ら学びに向かうことが容易になって、先生たちに教えていただかなくても、自分で考えたり学んだりすることがよりできやすくなっていると思います」といった声を届けた。
個別に調べ物をしたり、グループで話し合いをしたりと、まさに文科省が掲げたGIGAスクール構想が現実になった様子が当たり前の光景になりつつあることが分かる。「またコロナ禍となり、大変な時期でもありましたが、GIGAスクールによって端末を持ち帰ることができたので、自宅でも学びができるようにもなりました」と小井出氏。Googleはこのように学びが変化してきた“流れ”を支援したいのだという。
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Googleが支援してきた例として、教育の有識者・研究者と連携した活動を挙げた小井出氏はスライドを示し、「どれぐらい、やってきたのか数字ベースでみてください」と自信をのぞかせた。そのほかにもオリジナル研修などについても同様に多数の実績ベースがあるとし、Googleが積極的に全国の学校をサポートしてきたことを証明した。