概要
日本HPの大津山 隆が、世界初のMDMソリューションによるモバイルPCの事故対策について紹介しています。MDMとは、モバイルデバイスマネージメントのことで、遠隔からPCをロックしたり、データを消去したりする機能を提供するものです。しかし、従来のMDMは、PCがネットワークに接続されていない場合や電源が切れている場合には効果がないという問題がありました。そこで、日本HPは、「HP Protect and Trace with Wolf Connect」という技術を開発しました。これは、HPのPCに低価格なLTEや5Gの接続モジュールを搭載し、IT部門がオフラインや電源オフのPCに対してもグローバルに管理できるようにするMDMソリューションです。このソリューションでは、PCの位置をリアルタイムで確認したり、BIOSレベルでロックしたり、パージレベルで消去したりすることができます。これらの操作は、確実に実行されるため、承認者のアプリを使って認証する必要があります。HP Protect and Trace with Wolf Connectは、ハイブリッドワークで必要な管理の仕組みを提供する画期的な技術です。