2023.10.05

ビジネスの印刷業務の課題解決から業務効率化/生産性向上まで
モバイルプリンターひとつで新たな可能性を拓く
「 HP OfficeJet 200 Mobile / HP OfficeJet 250 Mobile AiO 」

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電源を気にせず、外出先で手軽にプリントができるモバイルプリンターが人気だ。ハイブリッドワークが広まり、場所を選ばない働き方が増えると同時に、プリントはもちろん、スキャンやコピーといった複合機が持っている機能へのニーズも確実に増加している。今回はモバイルプリンターの HP OfficeJet 200 Mobile はもちろん、業界で唯一のモバイル複合機 HP OfficeJet 250 Mobile AiO をラインアップしている日本HPの製品担当者に製品の魅力について話を聞いてみたので紹介しよう。

話し手
株式会社 日本HP
プリンティング事業本部 ビジネス推進部 部長
鳥居 加奈

――機能的な部分はカタログや動画を拝見するとして、HPのモバイルプリンターシリーズが人気になっているのにはどのような理由があるのでしょう?

鳥居:小型軽量でバッテリー駆動できるので、電源を気にせずどこへでも持ち出せるといったところはもちろんですし、そのほかの基本機能も充実しているので、オフィスで使う単機能プリンターや複合機と比較しても、遜色のない印刷が可能だという点もあるでしょう。しかし、実際のビジネスの現場で様々なお話を伺っていると、大きく3つの点で注目いただいていることも分かってきました。

ひとつはHP独自の機能なのですが、よく使う黒インクが印刷の途中で無くなったとしても、残りの3色インクを使ってグレースケールの非常に濃い色を作り、印刷を継続できるバックアップ機能が搭載されている点です。最近のプリンター全般にいえることですが、何か1色のインクが無くなった瞬間に印刷機能をストップさせる傾向があります。みなさんも、「あと数枚刷れれば終わったのに」、「もう少しですべてのページを印刷できたのに」といったジレンマを感じたことがあるかと思います。HPのモバイルプリンターならその心配は不要で、他のインクが残っている限り、グレースケールにはなりますが、思った枚数を印刷し続けることが可能です。

鳥居:さらに、使っているインクカートリッジにも工夫があり 、プリントするのに必須なヘッドが一体型になっています。モバイルプリンターの活躍の場は多いですが、特殊な用途で必要とされる場合、毎日のように印刷することが無いケースもあります。インクジェットプリンターはしばらく放置するとヘッドの目詰まりが起こり、ひどいケースでは自らの機能だけでは復旧できず、プリンター本体にヘッドがあるモデルだと、修理対応が必要になります。しかし、HPのモバイルプリンターならインクカートリッジを交換すれば、ヘッドは必ずリフレッシュできます。例えば、 車中に長期間放置してしまい、完全に目詰まりを起こしてしまったプリンターでも、インクカートリッジを交換すればすぐに印刷が再開できるのです。

最後はサポートです。HPのモバイルプリンターは「HPクイック・エクスチェンジ」に対応しています。このサービスは、万一プリンターが故障した際に、最短で翌営業日に新しいプリンターを交換品としてお届けします。また、故障したプリンターは交換品のお届けと同時にその場でお預かりが可能です。そのため、お手間を極力減らしながら実質モバイルプリンターが使えない期間を最小限で済ませることができます。

――なるほど、ビジネスでは仕事を止めたくないですから、これらの機能やサポートは現場の人からの強い要望を満たしているといえるのでしょうね。HPのモバイルプリンターの活用事例にはどのようなケースがあるのでしょう?

鳥居:建設機械を販売、レンタルなどをおこなっているある企業様では、顧客先でおこなう巡回サービスの点検結果を印刷する目的でHPのモバイルプリンターをご活用いただいています。今まで現場から帰ってから資料を作成し、郵送もしくは再度持参をしていたそうですが、モバイルプリンター導入後は、都度の帰社が不必要となり、現場でスマートフォンアプリと連携して資料をその場で印刷、顧客へ手渡しして好評を得ているといいます。これはモバイルプリンターならではの携帯性の良さとスマートフォン連携が可能な先進性なども採用の理由になっています。

――小型軽量な部分が、現場での持ち歩きに適していたということですね。他にはありますか?

鳥居:HPのモバイルプリンターは官公庁でも採用されています。施設内でも手軽に移動させられることから、普段は事務室で使い、用件がある部屋にプリンターが無い場合はそこへ持ち込んで印刷に使うこともあるそうです。こちらも先ほどと同様、コンパクトさを活かしてプリンターをフル活用している例といえるでしょう。 また、こうした機関では機密性の高い資料を扱うケースがありますが、共用プリンターでは印刷できないものも多いそうです。しかし、モバイルプリンターなら、安全が確認できる部屋で印刷やコピーができるので、そういった用途にも使われています。

車載専用でお使いの例という意味では、製薬会社のMRの方々などが代表的です。彼らは常に医療現場へ出向いていますから、直行直帰が日常です。そんな彼らが取引をまとめる際に必要な見積書や契約書を待っていてはビジネスチャンスを見逃すことになりかねません。ですから、商談がまとまりそうなときにいつでも印刷できるモバイルプリンターが車にあれば、ビジネスの成約率も向上するというわけです。

また、拠点専用という意味で使われることもあります。サテライト型のケータイショップなどは、小さなスペースで様々な資料を印刷する必要があります。大型商業施設の中にあるショップなどでは、自分たちのスペースに大型のプリンターは置けず、印刷するには施設の事務室のものを借りるといったことをしなければなりませんが、モバイルプリンターがあれば、最小限のスペースに置くことができます。顧客のニーズに合わせて印刷が必要になったときにそれを取り出してプリントすれば、顧客を待たせることもありませんし、時間の節約にもなります。

――便利に使うだけでなく、特別なニーズに応えられるのもモバイルプリンターなのですね。

鳥居:最近ではハイブリッドワークを採用する企業が増えていますが、在宅時の業務効率化のために、会社が従業員にプリンターを支給するケースも増えています。そんな中でもスキャンやコピー業務が多い場合は、複合機が必須になります。ご存じの通り、複合機は大型化する傾向がありますから、ご自宅に新たにスペースを確保することは難しい、あるいは敬遠されるご家庭もあります。そんなときにモバイルプリンターがあれば、最小限のスペースで業務が続行できます。実際にそうしたニーズでご導入を決めていただく企業も増えているのが現状です。

――スキャンに関してですが、この小さな筐体を使ってどのようにデータを保存しているのですか?

鳥居:USBメモリへの保存はもちろんですが 、アプリ経由で複数のメールアドレスへ の送信やクラウドフォルダへの保存も可能です。スキャンの仕事をするときは、その後、何かの資料として活用することがほとんどだと思いますが、様々な場所にデータを送ることができるので、USBメモリに保存し、それをPCで開いて処理をするといったこれまでの作業と比較して、一連の業務をかなり効率化してくれると思います。アプリ「HP Smart」 と合わせて、ぜひ活用していただきたい機能ですね。

――モバイルプリンターひとつで、様々な場面で業務効率化ができそうです。これまで使っていなかった業種でもビジネスに活用することで新たな可能性が生まれるケースもありそうですね。本日はありがとうございました。

※このコンテンツには日本HPの公式見解を示さないものが一部含まれます。また、日本HPのサポート範囲に含まれない内容や、日本HPが推奨する使い方ではないケースが含まれている可能性があります。また、コンテンツ中の固有名詞は、一般に各社の商標または登録商標ですが、必ずしも「™」や「®」といった商標表示が付記されていません。

記事で紹介したHP OfficeJet 250 Mobile AiO のわかりやすい説明動画はこちら

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