文書番号:a10009
バッテリに影響を与えずにPCを長期保管する方法を知りたい
PC を長期保管する場合は、バッテリ出荷モードを設定します。また、お客様にて内部作業をおこなう際には電源を完全に遮断する必要がありますので、必ず事前に設定してください。
バッテリ出荷モードの設定方法
Chromebookの場合
- バッテリ残量が80%以上になるように充電します。
- ACアダプタを接続した状態で起動します。
- 更新キーと電源キーを押しながら、ACアダプタを外します。デバイスがシャットダウンし、出荷モードになります。
Windowsの場合
Elite、Pro シリーズ
バッテリ出荷モードを設定するには、BIOSのアップグレードが必要となる場合があります。
出荷モードをサポートしている BIOSバージョンは、こちらで確認できます。
※BIOSのアップグレードには、機能追加やセキュリティアップデート含まれますので、最新バージョンにしていただくことを推奨します。
- バッテリを完全に充電します。
- WindowsキーとBackSpaceキーを押しながら、電源キーを押して起動します。
- HPロゴが表示されたらキーから指を離し、ACアダプタを外します。
- 電源がオフになるか、次回シャットダウン時に出荷モードになります。
HP シリーズ
機種によって出荷モードの設定方法が異なります。
G8 以降
- AC アダプタを接続した状態で、BIOS を起動します。起動手順はこちらをご確認ください。
- BIOS 上で「Ctrl」+「Alt」+「Shift」+「S」キーを同時に押します。
- 以下の画面が表示されますので、「F1」キーを押します。バッテリ出荷モードが有効になります。
- AC アダプタを外し、PC の電源が切れるのを待ちます。
- 残りの電力を放電するために、電源ボタンを 5 秒間押します。
- 電源ボタンをもう一度押して、PC の電源が入らないことを確認します。
G7
- AC アダプタを外した状態で、BIOS を起動します。起動手順はこちらをご確認ください。
- BIOS 上で「Windows」キー+「Backspace」キーを押しながら、電源ボタンを押します。
- 電源がオフになりバッテリ出荷モードに移行します。
- 移行しない場合は、バッテリの充電状態を40~85%の間にして再度試します。
バッテリ出荷モードの解除方法
ACアダプタを接続して電源を入れます。
長期保管時の注意
長期の保管の場合は、3ヶ月ごとに起動しバッテリの充電状態のチェックをお勧めします。
バッテリの充電が50%未満の場合は80-90%まで再充電し、上記の手順を繰り返して出荷モードに戻します。