文書番号:a50076
ハードウェア診断ツールで システム全体に問題がないか確認をしたい
ハードウェア診断ツール(HP PC Hardware Diagnostics)を使用し、ハードウェア全体の診断テストを行う手順を説明します。
ハードウェア全体の診断を行うには、「システム テスト」を実行します。
システムテストでは、バッテリー、メモリ、無線モジュール、HDD/SSD 、システムボード等の診断を行います。
※黒い背景(HP Basic System Diagnostics)の場合、システムテストは実行できません。

システムテストを行なうには、 HP PC Hardware Diagnostics UEFIをHDD/SSD、またはUSBメモリにインストールしてください。インストールの手順は、こちらをご確認ください。
■ HP PC Hardware Diagnostics でシステム テストを実行する方法
ここでは日本語表示を例に説明します。
- 電源投入後、すぐに「F2」キーを連続で押します。
※うまく起動できない場合は、電源投入後に「ESC」キーを連打します。
HP PC Hardware Diagnostics UEFI(白い背景)が起動します。
スタートアップメニューが起動しますので、F2 システム診断(System Diagnostics)を選択します。
タブレットなど、キーボードのない製品の場合は、電源ボタンと音量の-ボタンを同時に押すとスタートアップ メニューが起動します。スタートアップ メニューの詳細はこちらをご参照ください。
- 言語選択の画面が表示されたら、「日本語」を選択します。
- 「システム テスト」を選択します。
- 「高速テスト」を選択します。
「高速テスト」は、2段階に分かれており、「システム高速テスト(1/2)」から実行します。
診断の所要時間の目安は下表のとおりです。テストの種類 時間の目安 高速テスト (Fast Test) 5 分 詳細テスト (Extensive Test) 2 時間以上 - 「1回実行」を選択します。
- テストが開始され、実行しているテストの項目や、残り時間、進行状況が表示されます。
- テストが終了すると、結果が表示されます。
合格と表示された場合
- (1) 「続行」を選択し、「システム高速テスト(2/2)」を実行します。
- (2)「1回実行」を選択します。
- (3)「システム高速テスト(2/2)」終了後も「合格」と表示された場合は、ハードウェア故障の可能性は低いと考えられます。Windowsのトラブルシューティングを実施します。
- (1) 「続行」を選択し、「システム高速テスト(2/2)」を実行します。
- メインメニューに戻ります。
引き続き診断を行う場合は実行するテストを選択し、終了してWindowsを起動する場合は [終了]を選択します。
※Windowsを起動せずに終了する場合は、電源ボタンを長押ししてシャットダウンしてください。
- スタートアップ メニューが表示されます。Windows を起動する場合は「ブートの続行」を選択します。
この画面が表示された場合は、Enter キーを押して Windows を起動します。