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掲載日:2022/04/25

最新の第12世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーを搭載した「HP Elite Dragonfly G3」デビュー インテルとHPが目指すPCの未来とは

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 HPが、ビジネスノートPCのフラグシップモデル「HP Elite Dragonfly」を第3世代に進化させて「HP Elite Dragonfly G3」としてリリースした。HP Elite Dragonflyは、軽量かつコンパクトなボディーに先進的な機能を備え、圧倒的なパフォーマンスを発揮することでビジネスユーザーから高い評価を得ているモデルだ。その最新世代がどのような進化を遂げているのか、日本HPとインテルの対談を通じて迫っていく。

HP Elite Dragonfly G3はコラボレーション機能が進化 あらゆる場所で、より使いやすく

 今回ご対談いただくのは、日本HPの岡宣明氏(パーソナルシステムズ事業統括 クライアントビジネス本部 プロダクトマネージャー)と、インテルの佐近清志氏(セールス&マーケティンググループ CCGセールス エンタープライズテクニカルセールススペシャリスト)。

――「HP Elite Dragonfly G3」が発売されました。軽量かつコンパクトなビジネスPCとして、幅広いユーザーから支持を集めるHP Elite Dragonflyシリーズの最新世代です。ユーザーからの期待も大きいですが、まずはこのシリーズについてご紹介いただけますか。

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日本HPの岡宣明氏(パーソナルシステムズ事業統括 クライアントビジネス本部 プロダクトマネージャー)

岡氏 分かりました。HP Elite Dragonflyシリーズは、初代の「HP Elite Dragonfly G1」を発表したのが2019年でした。当時、HPが展開していたセキュリティ機能「HP Sureシリーズ」を全て標準搭載し、充実したセキュリティ機能が特長のビジネスモバイルコンバーチブルPCとしてご好評をいただきました。

佐近氏 G1は、重量1kgを切っている*1という軽さがインパクトありましたね。

岡氏 第2世代の「G2」ではリモートワーク/テレワークニーズの高まりを受け、コラボレーション機能をより充実させました。Web会議のときにAIで周囲の生活ノイズを消去するAIノイズキャンセル機能を初搭載するなど、リモートワーク時の快適性や生産性を維持するための進化を果たしました。

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インテルの佐近清志氏(セールス&マーケティンググループ CCGセールス エンタープライズテクニカルセールススペシャリスト)

佐近氏 HP Elite Dragonfly G2は、インテルが次世代ビジネスノートPCの指標として発表した2つの基準をどちらも満たす、とても強力な製品になったと思います。2つの基準とは、ビジネス継続性にフォーカスした「インテル® Evo™ プラットフォーム」と、リモート運用管理やセキュリティ確保に優位性を持つ「インテル® vPro® プラットフォーム」のことで、両方を満たしたインテル® Evo™ vPro® プラットフォームに準拠しています。


――そうした変遷を経て、第3世代の「HP Elite Dragonfly G3」はどのような進化を果たしているのでしょうか。

岡氏 HP Elite Dragonfly G3の最大のポイントは「第12世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリー」をはじめ、インテルの先進的なテクノロジーをいち早く搭載していることです。

 まずは前世代モデルからアップデートした項目を中心にご紹介します。まず画面のアスペクト比を16:9から3:2に変更し、縦方向に画面を拡大しました。ExcelをはじめとするアプリケーションやWeb会議ツールを使うときの表示面積が増えますし、Webブラウジングの際にスクロール量が減ります。これらは作業性や生産性の向上に直結しています。

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――変更内容が分かる数値的な指標がありましたら教えてください。

岡氏 画面サイズは前モデルに比べて縦方向に15%拡大しました。これに伴いトラックパッドの面積もG2より34%大型化し、細かな作業をしやすくなっています。

佐近氏 画面サイズが大きくなったということは、筐体が少し大きくなったということですね。それなのに軽さはそのままというのは、進化を感じるポイントですね。

岡氏 コラボレーション系の機能もより強化しました。さきほどご紹介したAIノイズキャンセルも双方向タイプにアップデートし、自分側の生活ノイズだけでなく、相手側のノイズも低減して声をクリアに届けられます。リモートワーク環境から一人でWeb会議に参加する、社内から複数人で参加するなど、シーンを選ばずに使い勝手の良さが向上しました。

 また、1.2メガピクセルだったWebカメラはより鮮明な5メガピクセルになりましたし、周囲の明るさを検知して自動補正する機能「HP Appearance Filter」は、どのWeb会議ツールでも使えます。さらに、カメラ前で動き回っても自身へのフォーカスが外れない「HP Auto Frame」や、PCの周囲3m以内の人の声をクリアにする「HP Dynamic Voice Leveling」、PCの前を離れるとシステムをロックし、戻ると起動する機能「HP Auto Look and Awake」も追加しています。

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佐近氏 カフェなどで仕事をするときにとても便利に使えそうですね。

岡氏 はい。まさにそこがポイントです。セキュリティを重視した第1世代、コラボレーション系機能を追求した第2世代に続いて、今度の第3世代では場所を選ばない使い勝手の良さに焦点を当て、そのために必要な機能に重点を置いて開発しました。心置きなく持ち運んで作業できるよう、5G対応モデルや紛失や置き忘れに対処できるスマートトラッカー「Tile」搭載モデルも選べます。これらの特長に加え、インテル® Evo™ vPro® プラットフォーム対応といった第2世代の優位点を数多く引き継いでいます。

 セキュリティについても「HP Wolf Security for Business」の標準搭載など、世界で最も安全なビジネスPC*2としての確かな性能を備えています。こうした進化の背景にあるのが、HP Elite Dragonfly G3に搭載した第12世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーをはじめとするインテルの先進的なテクノロジーです。

HP Elite Dragonfly G3はインテルの“先進テクノロジー”が満載
第12世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーを搭載

――ありがとうございます。ではここで、改めてインテルのテクノロジーについてご紹介いただけますか。

佐近氏 分かりました。では最初に第12世代インテル® Core™ プロセッサー・ファミリーからご紹介します。これはまったく新しいアーキテクチャで設計/開発したプロセッサーシリーズです。最大の特長はハイブリッドアーキテクチャの採用です。2種類のコア――負荷の高いタスク処理を担当するパフォーマンスコア(Pコア)と、バックグラウンドで効率よくタスク処理を行うエフィシェントコア(Eコア)で構成しています。これら2種類のコアを「インテル® スレッド・ディレクター」というソリューションで連携させて、最適なワークロードを自動的に実現します。

岡氏 重たい処理をPコアで、その周辺の副次的な処理をEコアで分担し、並列で処理することで全体的なパフォーマンス向上を果たしているといえますね。そして、その総指揮をインテル® スレッド・ディレクターが担うわけですね。

佐近氏 その通りです。ちなみにEコアはPコアよりもサイズが小さく、Pコア1つ分のスペースに複数のEコアを収容できます。電力効率が高いことも特長です。

――性能が向上したことを示す数値的な指標はありますか。

佐近氏 オフィスアプリケーションを前提としたベンチマークソフトによる計測では、前世代に対して最大で14~27%の高速化、Webブラウジングについては17%の高速化を達成しています。

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岡氏 約3割もパフォーマンスが向上しているのはすごいことです。実際にHP Elite Dragonfly G3を触っていただければ、確実に速くなっていると体感していただけるはずです。

佐近氏 前世代に比べて搭載コア数を大幅に増やせるようになったことが、性能アップにつながっています。これに加えて「Image Processing Unit 6.0」(IPU6)と呼ばれるアクセラレータを大幅に増やしており、メディア処理やコラボレーション系の用途でその真価を発揮できると考えています。

インテル® Evo™ vPro® プラットフォーム対応で、ポストコロナのビジネスニーズに適合

――では次にHP Elite Dragonfly G3も対応しているインテル® Evo™ vPro® プラットフォームについてもお聞かせください。これはインテル® Evo™ プラットフォームとインテル® vPro® の両方を満たしたものでした。まずはインテル® Evo™プラットフォームからお願いします。

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佐近氏 分かりました。インテル® Evo™プラットフォームは次世代のモバイルユーザー向けPCの指標として仕様をまとめたものです。最新世代のインテル® Core™ プロセッサーの搭載を前提に、場所を選ばない応答性、長時間のバッテリー駆動、瞬時の起動、高速充電、インテル® Wi-Fi 6E(Gig+)およびThunderbolt™ 4を搭載したクラス最高の接続性など、モバイルユーザーの使い勝手に焦点を当てた厳しい基準をクリアした製品を対象PCとして認定し、「Evo」のロゴシールを付与しています。

岡氏 Evoのロゴシールが、安心して使えるビジネスノートPCの目印というわけです。インテル® Evo™ プラットフォームの最新バージョンでは、従来の要件に加えて「インテリジェント・コラボレーション」と呼ばれる要件も追加されていますね。

佐近氏 そうですね。主にコラボレーションにフォーカスした機能などを要件に追加しました。例えば、OSのバックグラウンドタスクやさまざまなアプリケーションの通信を重要なパケットとそれほど重要でないパケットに優先順位を付け、ユーザーが指定したWeb会議やストリーミング再生、ゲームなどの優先したいアプリケーションにネットワークのリソースを割り振れる「インテル® コネクティビティー・パフォーマンス・スイート」などです。

岡氏 HP Elite Dragonfly G3もコラボレーション系の機能を強化しています。やはり世の中の流れは確実にそちらの方向に向かっているといえそうですね。もう一つのインテル® vPro® プラットフォームはどのようなものでしょうか。

佐近氏 はい、インテル® vPro® プラットフォームはビジネスニーズに応えるために、リモート運用管理をサポートする「インテル® アクティブ・マネジメント・テクノロジー」(インテル® AMT)、「インテル® エンドポイント・マネジメント・アシスタント」(インテル® EMA)、高度なハードウェアベースのセキュリティ機能である「インテル® ハードウェア・シールド」などの要件を満たした製品を認定しています。

岡氏 最近、ハイブリッドワークが注目されたことで、PCをはじめとするデバイスの管理とそのセキュリティ確保が多くの企業で課題になっています。そうした課題解決に適した機能が実装されているわけですね。

佐近氏 そうですね。しかもそれらの機能は改ざんしやすいソフトウェアでなく、ハードウェアベースで実装され、確かな信頼性がある点がポイントです。私たちインテルの調査では、ビジネスPC検討の際にセキュリティを重視するお客さまが以前よりも大幅に増えていることが分かっています。

岡氏 今やPCのあるところが仕事場であり、ビジネスPCを守るということはビジネスそのものを守ることでもあります。インテルの先進的なテクノロジーを搭載したHP Elite Dragonfly G3なら、確かなセキュリティを確保しつつ、これまで以上に高い生産性を実現してお客さまのハイブリッドワーク、そしてビジネスにしっかり貢献できると確信しています。

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  • *1 構成により質量は異なります。
  • *2 Windowsおよび第8世代以降のインテル® プロセッサーまたはAMD Ryzen™ 4000 シリーズ以降のプロセッサーを搭載したHP Elite PCシリーズ、第10世代以降のインテル® プロセッサーを搭載したHP ProDesk 600 G6シリーズ、第11世代以降のインテル® プロセッサーまたはAMD Ryzen™ 4000 シリーズ以降のプロセッサーを搭載したHP ProBook 600シリーズ。 追加費用・追加インストール不要のHP独自の標準装備された包括的なセキュリティ機能と、ハードウェア、BIOS、Microsoft System Center Configuration Managerを使用するソフトウェア管理などPCのあらゆる側面におけるHP Manageability Integration Kitの管理に基づく。(2020年12月時点、米国HP.inc調べ)