文書番号:a50005

HP Cloud Recovery ツールを使用する(Pro、Eliteシリーズ)

以下の手順を実施します。

  1. ツールのダウンロードとインストール
  2. リカバリメディアを作成する
  3. 作成したリカバリメディアを使用しリカバリをする

【対象製品】2016 年以降発売の Elite、Pro シリーズ

【対象 OS】Windows 10、Windows 11

※HP シリーズの Cloud Recovery 使用方法は、以下を参照してください。
 HP Cloud Recovery ツールを利用して、Windows をインストールしたい(HPシリーズ)

【事前準備】

  • 32GB 以上の暗号化機能未搭載の USB フラッシュドライブ(USB メモリ)
  • インターネット接続可能な Windows PC
    Windows 10、Windows11、Windows 10 loT Enterprise
ツールのダウンロードとインストール
  1. 以下 URL から、インストールファイルをダウンロードします。
    https://ftp.hp.com/pub/softpaq/sp150501-151000/sp150676.exe
  2. ダウンロードしたファイルをダブルクリックで実行します。

    ※“ユーザーアカウント制御”が表示された場合は「実行」、「はい」を選択します。

  3. 「次へ」をクリックします。
  4. License Agreement(使用許諾)を確認の上、同意()して、「次へ」()をクリックします。
  5. ファイルの保存場所を指定します。変更する場合は "Save files in folder:"に、任意のフォルダーを指定して「次へ」をクリックします。
  6. コマンドプロンプトの画面が数秒開き、自動で消えます。
    以上でHP Cloud Recoveryツールのインストールは完了です。
リカバリメディアを作成する
  1. HP Cloud Recoveryを実行します。
    スタートメニューのアプリ一覧から「HP Cloud Recovery」を選択するか、検索ボックスから「HP Cloud Recovery」と入力し、検出されたアプリを開きます

    アプリ一覧

    検索ボックス

  2. “ユーザーアカウント制御”が表示された場合は「実行」、「はい」を選択します。
  3. “HP Cloud Recoveryへようこそ” が表示されたら、USBメモリを挿入し、「次へ」をクリックします。
    注: このプロセスにより、USBメモリのすべてのデータが完全に削除されます。

    ※ご利用のネットワークにプロキシサーバーが構成されている場合、設定が必要です。
    この画面が表示されない場合は手順4へ進みます。

  4. システム情報ページが表示されたら、機種を選択します。
    • 実行中のPCがHP Cloud Recovery対象機種の場合は、シリアル番号とモデル名が自動検出されます。
    • 別の機種用のメディアを作成するには、”HP システムのシリアル番号を入力する必要があります”にチェックを入れます。
      メディアを作成する機種のシリアル番号を入力し、モデル名から機種を選択します。
  5. 次にオペレーティングシステムを選択します。出荷時にインストールされている Windows のエディションと同じものを選択する必要があります。異なるエディションで、ライセンス認証することはできませんのでご注意ください。 ※Windows のエディションを調べるには、こちらをご確認ください

    • WindowsのエディションがWindows 10 Home の場合:を選択します。
    • WindowsのエディションがWindows 10 Pro の場合:を選択します。

    ※この項目は使用しませんので、チェックを外してください。


    オペレーティングシステムを選択したら、「次へ」をクリックします。
  6. リカバリオプションとダウンロードサーバーを選択します。
    以下のように選択し、「次へ」をクリックします。
    ① リカバリオプション:オペレーティングシステムとドライバー
    ② 地域:Asia または Americas and APJ(注 1
    ③ ダウンロードサーバー:Asia

    注 1 :地域のプルダウンに該当の項目が無い場合、プルダウンの選択後に出てくる国名一覧の中に

    「Japanese」が含まれる地域を選択してください。

  7. USBメモリをプルダウンメニューから選択し、「次へ」をクリックします。
  8. 警告画面が表示されます。
    「OK」をクリックするとUSBメモリ内のデータは全て削除されます。USBメモリに必要なデータがないことを確認してから進めてください。
  9. リカバリメディアの作成が開始されます。完了までしばらくお待ちください。
  10. 「完了しました」の表示を確認したら、「完了」をクリックします。

    以上でリカバリメディアの作成は完了です。
作成したリカバリメディアを使用しリカバリをする
【注意事項】
  • リカバリを行うと内部データ、ソフトウェア、設定が全て削除されます。
  • お使いの Windows のバージョンにより、本手順とは画面が異なる場合があります。
  • ノート・タブレット製品の場合は、必ず AC アダプターを接続した状態で実施してください。
  • 作成した USB メモリ・マウス・キーボード以外の周辺機器はすべて外してください。
  1. ブートメニューを起動します。
    ブートメニューで USB メモリを選択し、「Enter」キーを押します。
  2. リカバリ情報が読み込まれるまで、しばらくお待ちください。
  3. 言語を選択します。
  4. インストールする言語やキーボードの種類などを選択して、「次へ」をクリックします。
  5. 「今すぐインストール」をクリックします。
  6. ライセンス条項が表示されます。内容を確認して「同意します」にチェックを入れ()、「次へ」をクリックします()。
  7. インストールの種類を選択する画面が表示されます。「カスタム:Windows のみをインストールする」を選択します。
  8. インストール場所を選択する画面が表示されます。
    この画面には認識しているすべてのドライブが表示されます。データ喪失に繋がることがありますので、慎重に作業してください。
    インストールしたいドライブにすでに Windows がインストール済みの場合、パーティションが複数に分かれています。すべて削除して分かれたパーティションを 1 個に戻す必要があります。 パーティション(赤枠内)を 1 行ずつ選択し、「削除()」をクリックして削除します。
    br

    ※ストレージが 2 個ある場合は「ドライブ 0、ドライブ 1」と複数表示されます。その場合は Windows がインストールされているドライブのパーティションをすべて削除してください。


    どのドライブか判断がつかない場合は、合計サイズの列の容量で判断します。

    パーティション削除時、データが失われる旨の警告画面が表示されますので、問題がなければ「OK」をクリックします。

    注:この確認画面で「OK」を選択すると内部データがすべて削除されます。
    内部データについては以下項目が該当します。
    • 製品セットアップ後にインストールしたプログラム
    • Web ブラウザで登録されているお気に入り、および設定
    • 内部ストレージに保存されている個人データ(Excel、Word、テキストファイルなど)
  9. 選択したドライブの全てのパーティションの削除が完了すると、ドライブ内の表示項目が一つになります()。「次へ」をクリックします()。
  10. Windows のインストールが開始されます。完了まで操作せずお待ちください。
  11. インストールが完了すると初期設定が表示されます。初期セットアップの手順については、以下 URLをご確認下さい。
    HP - PC Windows 10、Windows 11の初期セットアップ手順
  12. Windows の初期設定が完了するとデスクトップが表示されます。続いてドライバーソフトウェアをインストールします。
  13. 「Win」+「E」キーを押してエクスプローラーを開き、USB メモリをダブルクリックします。
  14. “Shortcut_to_HPSoftwareSetup.exe”のショートカットをダブルクリックします。
  15. “ユーザーアカウント制御”が表示された場合は「はい」もしくは「実行」を選択します。
  16. “HP Software Setup ユーティリティへようこそ”と表示されます。「ハードウェア有効化ドライバー」をクリックします。
  17. ドライバーのインストールのために必要なソフトウェアを事前にインストールします。以下の画面が表示されたら、「OK」をクリックします。
  18. 前提条件のソフトウェア コンポーネントがインストールされます。機種によって完了まで20分程度かかります。
  19. インストール完了後、再起動を促す画面が表示されます。「続行」をクリックし再起動します。
  20. 再起動後、自動的に「HP Software Setup」が起動されますので、続けてドライバーのインストールを行います。
    再度「ハードウェア有効化ドライバー」をクリックします。

    ※自動で表示されない場合は、再度手順 13 の方法を実行します。

  21. ドライバー一覧が表示されます。「インストール」をクリックします。
  22. ドライバーのインストールが開始されますので、お待ちください。
  23. インストールが完了すると、再起動を促す画面が表示されます。「続行」をクリックし再起動します。
  24. 再起動後、自動的に「HP Software Setup」が起動します。続いて「推奨ソフトウェアアプリケーション」をクリックします。

    ※自動で表示されない場合は、再度手順 13 の方法を実行します。

    ※インストールが不要な場合は、右上の×ボタンをクリックして終了します。

  25. 一覧からインストールするソフトウェアを選択し、「インストール」をクリックします。
  26. 選択したソフトウェアのインストールが開始されます。
  27. インストールが完了すると、再起動を促す画面が表示されます。「続行」をクリックし再起動します。
  28. 再起動が完了後、自動的に「HP Software Setup」が起動したら、右上の×ボタンをクリックして終了します。USB メモリを取り外します。
  29. 以上で、Windows 10 のインストールは完了です。動作に問題がないか確認してください。
サポート,連絡先,修理,故障,FAQ,質問
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