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掲載日:2021/12/06

「オンライン会議に効果抜群! 日本HPの最新モデルに搭載「AIベースノイズキャンセル機能」の実力を試してみた」

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、あらゆる業種の企業がテレワーク/リモートワークを導入している。しかし、誰もが自分だけの落ち着いた書斎やワークスペースを確保できているわけではない。


 例えば在宅でオンライン会議をしていると、家事の音や子供の声、あるいは窓の外から聞こえる緊急車両のサイレンなど、余計なノイズがマイクに拾われてしまうことも多々ある。家で仕事をしている以上、こうした音が聞こえてくるのは仕方ないが、在宅勤務が長引いてくると「なんとか解決できないものか」と思っている人も多いだろう。


 このような状況をPCメーカーも見過ごしているわけではない。日本HPの新しいビジネス向けモバイルノートPC「HP Elite Dragonfly G2」には、AIベースのアルゴリズムを使ったノイズキャンセル機能が搭載されている。この機能を使うと、上に挙げたような外部のノイズだけでなく、オンライン会議中に自身がキーボードをタイピングしている音すらも相手に聞こえにくくなるなど、自分の声を相手に一段とクリアな状態で届けられる。

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「HP Elite Dragonfly G2」

 さらにPC本体上部にはWebカメラとともに、周囲360度から集音できるトリプルマイクが搭載されている。画面の前にいるユーザーの声を拾う「パーソナル」と、背面も含めて集音する「会議」の2つのモードから、利用シーンに応じて選択できる。パーソナルモードは正面で話している人の声以外のノイズをAI技術によって除去する仕組みだ。


 とはいえ、こういった機能はスペックに現れるものではなく、実際に試さないとその効果は分かりづらいものだ。


 そこで今回、さまざまな条件を用意して、HP Elite Dragonfly G2のAIベースノイズキャンセル機能を編集部で試してみた。2つの部屋をオンライン会議で接続し、実際に話者の近くで音を鳴らしてノイズキャンセリングの効果を実証するものだ。


 検証では、オンライン会議中を想定した以下のノイズ音を再現した。周囲に人がいるオープンスペースや自宅のリビングからオンライン会議に参加しているときにありがちなシチュエーションなので、身に覚えのある人もいるはずだ。


  • キーボードのタイピング音
  • 周囲にいる人の話し声
  • 書類をめくる音、ファイルを置く音
  • ドアの開閉音
  • チャイムの音
  • 掃除機の音、食器を洗う音、テレビの音
  • サイレンの音、ペットの鳴き声
  • プラスチック袋のこすれる音、せんべいを食べる音、豆まき

 HP Elite Dragonfly G2に搭載されているAIベースノイズキャンセル機能は、プリインストールされた専用ソフトをオンにすると即座に有効になる。オンライン会議ツールの種類を問わず使えるのが特徴だ。


 いずれもテキストで評価を伝えるのは限界があるため、状況を再現した検証動画も用意した。ノイズキャンセル機能のオンオフでどのような変化があるのか分かるようにしている。



ノイズが、消える

 それでは順にAIベースノイズキャンセル機能を試していこう。まずはキーボードをたたくノイズだ。オンライン会議に参加しながらメモを取るためにキーボードで入力するというシーンはよくあるが、ノートPCで内蔵マイクを使っている場合はどうしてもキーをたたく音が激しく拾われてしまう。


 ノートPCはマイクもキーボードも同じボディーに内蔵されている以上、物理的に解消することは困難なはずだが、HP Elite Dragonfly G2に搭載されたノイズキャンセル機能をオンにすると、キーボードをたたく音は驚くほど聞こえなくなった。パームレストに置いた手がボディーをこする音すらも消え、発声していないときはほぼ無音になると言ってもいいだろう。


検証動画:キーボードのタイピング音

 続いて「周囲にいる人の話し声」だ。ノイズキャンセル機能をオンにすると、HP Elite Dragonfly G2のディスプレイ正面で話している人以外の声が拾われにくくなる。


 動画のようにPCの背面で他人が大きな声を出してみても、その声はうっすら聞こえる程度にとどまる。これなら支障なく会話を続けられるだろう。

検証動画:周囲にいる人の話し声

 さらに画面の前で話していたユーザーがそのまま2mほどPCから離れてみたところ、マイクは音量を保ちながらその声をはっきりと拾い続けた。


 これは単に方向や距離だけで拾う声を識別しているのではなく、「拾うべき人の声を識別して意図的に音を拾う」ということをやってのけていると感じた。こういった部分でAIを活用した処理が生かされているはずだ。


 さらに、よくあるシーンとして会議用のペーパー資料をPCの前でめくる音や、参照していたファイルを机に置くような状況も試してみた。紙がガサガサとこすれる音はマイクを通すと生音以上に耳障りなもの。検証動画では少し大げさな動きで音を出してみたが、こちらもほぼノイズは消えた。

検証動画:書類をめくる音

検証動画:ファイルを置く音

 オンライン会議に途中参加した人が会議室に入ってくることを想定した「ドアの開閉音」も試している。実験を行った会議室の扉をかなり勢いよく開け閉めしても、ほとんど聞こえない。狭い会議室を想定してドアから1m程度の至近距離にPCを置いてみたが、オンライン会議の相手が明確にドアの開閉に気付くことは無かった。

検証動画:ドアの開閉音

在宅勤務における日常的なノイズにも対応

 続いては在宅勤務を想定した検証だ。まずは自宅でリモート会議中に玄関のチャイムが鳴るシーンを再現したが、ノイズキャンセル機能をオンにすると、こちらはほぼ無音に近い状態になった。これなら会議中の相手に訪問者の存在を気付かれることはないだろう。

検証動画:チャイムの音

 次に試したのが「掃除機の音」。パートナーがリモート会議中に背後でわざわざ掃除機をかけることはないかもしれないが、これもノイズキャンセル機能をオンにすると見事に音が聞こえにくくなる。掃除機を「強」モードにしても、相手には掃除機の音はほとんど聞こえず、話者の声がハッキリ聞き取れる状態だった。同時に食器を洗う音やテレビの音も検証しているので、動画をチェックしてほしい。

検証動画:掃除機の音

検証動画:食器を洗う音

検証動画:テレビの音

 窓を開けていると聞こえてくることもある緊急車両のサイレンや、動物の鳴き声については、用意した音をPCから離れた位置で鳴らして確かめた。こちらもほぼノイズが聞こえにくい状態になる。筆者はノイズキャンセル機能をうたう他のPCを試したこともあるが、そちらは確かにしゃべっている人の声は大きく聞こえ、他の音は抑え気味になったものの、ノイズがまったく聞こえない状態にはならなかった。それとは比較にならないくらいAIベースノイズキャンセル機能の威力は絶大だった。

検証動画:サイレンの音

検証動画:ペットの鳴き声

 この他にも、コンビニのビニール袋をくしゃくしゃとしてみたり、せんべいをバリバリと食べたりするようなノイズで検証してみたが(会議中にそんなことをするかはさておき)、いずれもオンライン会議の相手にその音が明確に聞こえることはなかった。これには正直驚いた。終業後の“オンライン飲み会”といった場面で役に立ちそうだ。

検証動画:プラスチック袋のこすれる音

検証動画:せんべいを食べる音

検証動画:豆まき

会議室で複数人のオンライン会議、ハウリング問題を解決

 HP Elite Dragonfly G2の強みは、パーソナルモードで威力を発揮する強力なAIベースノイズキャンセル機能だけではない。周囲にいる人の声をしっかり集音する会議モードも売りの一つだ。


 一つの部屋で複数人が同じオンライン会議に参加する場合、ハウリングを防止するため一つのPCのマイクだけを有効にすることがある。この方法では、PCから離れた位置に座った人の声が相手に聞こえにくくなってしまうことも。会議用のスピーカーフォンを導入すればいいが、用意が難しいこともある。


 HP Elite Dragonfly G2に搭載されているトリプルマイクの会議モードでは、周囲360度の音を全方位で集音できる。こちらも先ほどのノイズキャンセル機能の検証と同様にテストしてみたが、ディスプレイの背後に回ったり、本体から3mほど離れた場所から発話したりしても相手に十分な声が聞こえた。これであれば、会議用スピーカーフォンを用意しなくても十分に複数人でのオンライン会議が成立すると感じた。

日本HP公式サイトより

ニューノーマルに合わせたビジネスPCを選ぼう

 ここまで試してきた通り、HP Elite Dragonfly G2に搭載されているAIベースノイズキャンセル機能、また2つのモードを使い分けられるステレオマイクの実力は十分に満足できるものだった。


 正直に言えば、この実験を始める前まではAIベースノイズキャンセル機能の実力を見くびっており、この企画が成立するのか半信半疑になっていた。しかし、検証を進める中で、PCの背後で鳴らした“掃除機の音”がきれいにカットされたあたりから、「これ、結構すごいのでは」とその場に立ち会った一同が前のめりになって実験を進めていたのは事実だ。


 オフィス以外で仕事をすることが多くなってきた今の時代。業務を円滑に進めるためにも、オンライン会議に十分な対応力があるビジネス向けPCを選びたい。


 日本HPのHP Elite Dragonfly G2は最軽量モデルで989gという軽さを実現し、サイズも約304.3×197.5×16.1mmと薄くてコンパクト。気軽に持ち運べるので、外出先が瞬時にオフィスへと変わる。

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 そして、強みはオンライン会議で威力を発揮するAIベースノイズキャンセル機能だけにとどまらない。Webカメラに電子シャッターをかけられる「HP Sure Shutter」、周囲の人からののぞき見を防止する「HP Sure View Reflect」、Windows Helloに対応した指紋リーダーやIRカメラも搭載されているので、日々の使い勝手も良いだろう。


 こうしたハードウェアだけでなく、日本HPのセキュリティソリューションやスマートトラッカーの「Tile」といったユニークな機能も充実しているなど、セキュリティ対策も万全だ。


 新しい働き方が以前に比べて浸透しつつある。ビジネスPCも時代に適した選び方に変化させていく時が来ている。日本HPのHP Elite Dragonfly G2なら、こうした要求にも十分に応えられるPCといえるだろう。

 従業員の生産性を高めたい、セキュリティ対策も万全にしたい──そんな考えを持っているなら、日本HPのビジネスPCを検討してみてはいかがだろうか。

* 検証の結果はAIベースノイズキャンセル機能の効果を保証するものではありません。実際には諸条件により効果に差が出る場合もあります。


※本記事は2021年09月29日、ITmedia NEWS SPECIAL に掲載されたコンテンツを転載したものです