Getting Started on Windows
Windowsオペレーティングシステムでは、Data Science Software Stackは、WindowsネイティブコンポーネントとWindows Subsystem for Linux(WSL)下のUbuntu 20.04で動作するコンポーネントの組み合わせとして提供されています。スタックの大部分はUbuntu 20.04で動作しているため、このドキュメントでは、Linux Getting Startedの内容を適宜参照することになります。
Ubuntu 20.04の起動
Windowsキー
を押して、WindowsでUbuntu 20.04
を検索して、WSL用のUbuntu 20.04ディストリビューションを起動します。
注意事項
WSLでは、複数のLinuxディストロをインストールすることができます。Ubuntu 20.04で検索すると、複数表示される場合があります。Data Science Software Stackは、Ubuntu 20.04にのみインストールされます。
Conda
Ubuntu 20.04のターミナルに入れば、CondaはLinuxと同じように動作します。Linux Conda Getting Started をチェックしてみてください。最初に使う前に conda init
を実行するのを忘れないでください。
Docker
Ubuntu 20.04のターミナルで、DockerはLinuxと同じように動作します。Linux Docker Getting Startedをご覧ください。
IEDと開発ツール
Stackに含まれるIDEは、Windows側にインストールされています。
Visual Studio Code
Windowsキー
を押し、Visual Studio Code
を検索
Git
Ubuntu 20.04のターミナルに入れば、GitはLinuxと同じように動作します。Linux Git Getting Started を確認してください。
WindowsとLinuxからデータにアクセスする
LinuxからCドライブにアクセスする
WSLは、WindowsのCドライブをLinuxディストリビューションに自動的にマウントしてくれます。このドライブは、Linuxのファイルシステム上の /mnt/c
に配置されます。cp
Linuxコマンドで、Linuxとの間でファイルをコピーしたり、Linuxからファイルをコピーすることができます。
WindowsからLinuxのファイルシステムにアクセスする
WSLは、Windowsのファイルエクスプローラーを使って、自動的にLinuxのファイルシ ステムを共有します。ファイルエクスプローラー
を起動し、左側のナビゲーション・ペインに「Linux」カテゴリがあります。これを展開して、「Ubuntu-20.04」を探し、選択します。Linuxのホームディレクトリは、/home/<user>
にあります。このディレクトリにファイルをドラッグ・アンド・ドロップすることができます。