- 株式会社広島東洋カープ
入場券部長 高下真由美 氏
入場券部入場券課 崎田梨衣 氏
シーズン到来と共に、長いペナントレースが始まるプロ野球。
セ・リーグの中でも地域から特に愛されている球団といえば、広島東洋カープだろう。
ホームスタジアムの広島市民球場「MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(以降、マツダスタジアム)」は、広く市民に慕われている。ここを本拠地にする株式会社広島東洋カープでは、2014 年、HPの大判プリンター「HP DesignJetZ5400PS」を導入。球団運営に欠かせない、各種イベントの告知ポスター制作などに使用しているという。
今回は導入部署である入場券課の高下真由美氏(以降、高下氏)、崎田梨衣氏(以降、崎田氏)に話しを伺った。
広島東洋カープといえば、日本の球団としては珍しく親会社が存在せず、他球団より地域に根付いている印象が強い。実際に街は広島東洋カープ一色というイメージで、飲食店はもちろん、街頭などにも球団を応援するポスターなどで満ちあふれている。
「弊社は、入場券販売やグッズ販売、飲食販売などを含めて、プロ野球興行の全てを運営しています」と語る高下氏。運営は細分化され、それぞれの部署が担当しているが、最初に大判プリンターを必要としたのは入場券部だった。「選手のポスターなども販売していますが、そうした印刷物は子会社が行っています」と状況を語る高下氏。
ここ数年、更なるユーザーサービスをするため、球団のホーム試合にイベントを絡めている同社では、少部数ではあるものの、その告知用のポスターが必要となっていた。「用途がポスター制作なので、球場の入場券売り場やイベントスペースなどに貼る分だけ必要となり、多くても十数枚あれば良かったのです。
しかし、実際に子会社を通して印刷を頼むとすれば、それなりのコストと日数が掛かってしまうのが課題でした」と高下氏。適切にイベントを告知するには、それを知らせる媒体が必須だ。
しかし、プロ野球のペナントレース中は、状況も刻々と変化する。イベントの内容もそれに合わせて変更が加わる可能性があるのだ。そうしたポスター内容の変更・修正に対応するため、もっと素早く少部数の印刷物を配給できるシステムが必要だったのだ。
「兼ねてから大判プリンターがあればいいなという話しはありました」と高下氏。
子会社が大判プリンターを導入したのは2011 年頃の事。当時は他メーカーの製品だったが、印刷した用紙を乾燥させる時間が必要になるというのも大きな問題の一つだった。
「なるべく速く乾かそうと扇風機を当てるなど、その当時は大変でしたね」と笑顔で思い出を語る高下氏。結果的に、更なるサービス提供の充実を図るためには大判プリンターの自社導入が必須ということになり、システム関連の代理店を通して、HP 製品を紹介してもらうこととなった。
その後、HP のオフィシャルホームページより、申込みできる「サンプル郵送サービス※」により、仕上がり感やスピード感などを確かめた後、「HP DesignJet Z5400PS」の導入に至った。
「HP DesignJet Z5400PS」はランニングコストという面で特にバランス良く作られたB0 ノビに対応したモデルで、ハードウェアRIP の搭載によりポストスクリプトデータが扱えるため、ポスター制作などに対して高品質と高生産性を実現できる特長を持っている。また、オペレーションも本体に搭載されている4.3 インチタッチスクリーンを通じて行えるので、簡単に操作できるのもメリットだ。「事務所のスペース的にA1 サイズのモデルも検討しましたが、A1 サイズを横向きに2 枚一度にプリントできる事や将来性を考えてB0 サイズの製品に決定しました。テスト印刷の結果は良好で、うちの部署だけでなく他の部署からも印刷させて欲しいというリクエストが相次いでいるほどです」と導入の手応えを語る高下氏。
「印刷物のデザインはみんなで考え、私がイラストレーターでまとめています。印刷のオペレーションはタッチパネルで簡単に操作できるのでとても助かっています」と語るのは、実際にポスターのデザインを行っている崎田氏だ。
また、「HP DesignJet Z5400PS」はHDDを内蔵しているため、印刷データを本体に保存しておくことができる。
そのため、いちいちPC を起ち上げなくても、再度の刷り出しなどはタッチパネルを操作するだけでできるという利便性がある。「今は月間のイベントカレンダーから始めていますが、毎試合分のイベント告知ができれば良いなと思っています」と崎田氏。
実際に運用が始まってから、それほど日数が経っているわけではないが、実際に刷り出されているポスターを見せてもらうと、写真や様々なカラーが背景に使われている。「入場券売り場は球場の外にあるので、ポスターは直射日光の当たる場所に設置されます。ですから使用する用紙は光沢紙ではなく、半光沢タイプを採用しました」と高下氏。確かに光沢紙はエッジが際立ち、写真を美しく再現するが、その反面、指紋が目立ちやすかったり、日光の下ではギラついて見えたりもする。設置場所を考えると半光沢紙が正解なのだ。
また、HP の全色顔料系6 色インクシステムは、用紙との組み合わせによって高い耐水性と耐光性を持たせている。これも、今回の用途にはまさにマッチした特長だといえる。「自動的に用紙をカットしてくれるのがうれしいですね。それと、印刷していてもとても静かなので、用紙がカットされている音を聞いて、始めて印刷が終わったことが分かるほどです」と高下氏。「HP DesignJet Z5400PS」は、メカニカルノイズはもちろん、サーマル方式のプリントヘッドのため印刷時に出る他社のプリンターにあるような高周波の音も無いように設計されている。印刷装置としては大型の部類に入るが、事務所内に置かれることが多いため、静音性も重宝されているという。「イベントに関しては大きな物から、小さな物まで、お客様が見に来てくださる試合で、どのような催し物をやっているか確実に知っていただいて、野球観戦をより楽しんでいただければと思っています」と高下氏は語る。
ペナントレースを通じて、日本中の野球ファンにとって無くてはならない球団、広島東洋カープとその活動を支える同社。より多くのファンに野球の楽しさを知って貰うため、同社と「HP DesignJet Z5400PS」の活躍は今後も続いていく。
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