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【2020年最新版】AMD Ryzenについて調べてみたらすごかった

最近、私たちHPの製品でも、AMD Ryzen搭載パソコンがよく売れているんです。
でも、担当者は思いました。
「なぜこんなにRyzenは売れているのか?」
そこで、Ryzenについて調べてみたら、ホントにすごかった!
このすごさ、皆様に伝えずにはいられない!という思いで、
筆ならぬ、キーボードを走らせました。

Ryzenとは?その素性に迫る

2017年のCPU界に、颯爽と現れた革命児

「Ryzen」とは、皆様ご存じのインテル社と並び、世界的なCPUメーカー AMD社の作る高性能なCPUブランドの名称です。
インテル社がCoreシリーズというCPUブランドを持っているのと同じように、AMD社が持つCPUブランドの一つが「AMD Ryzen」なのです。

AMD Ryzen

Ryzenに採用されている「Zenアーキテクチャ」の開発をAMD社が始めたのは、2012年のことでした。
それからおよそ5年後の2017年3月、初代のRyzenが発表されます。初代Ryzenは、「インテル Core i7を凌ぐ」という前評判がささやかれるほど、世間的にも注目を浴びました。
突如として現れたその存在は、インテル社に脅威を与えたといわれています。

そしてその後、AMD社はインテルのCoreシリーズと張り合うように、次々に新しい世代のRyzenを開発・投入を続け、現在は第3世代のRyzenが最新となっています。

ここがスゴイぞRyzen!その①

「知る人ぞ知る」高性能CPU

Ryzenはその性能の高さから、自分で部品を購入してパソコンをくみ上げてしまう、いわゆる自作パソコンを作成するような方の間で人気を博してきたCPUです。
つまり、パソコンを知り尽くしたプロフェッショナルにも認められるほどの実力のあるCPUなのです。

では、気になるその性能を、インテル社のCoreシリーズと比較する形で見てみましょう。

高性能CPU
CPU Ryzen 9 3900X Core i9 9900K
ロゴ AMD RYZEN 9 第9世代 インテル Core i9
世代 Zen2 アーキテクチャー 第9世代 Coffee Lake R
プロセス 7nm 14nm++
コア数(スレッド数) 12(24) 8(16)
基本クロック数 3.8 GHz 3.6 GHz
最大クロック数※ブースト時 4.6 GHz 5.0 GHz
ソケット AM4 LGA 1151 v2
チップセット AMD 400 /500 Intel 300
手動オーバークロック 可能 可能
L1キャッシュ 768 KB 512 KB
L2キャッシュ 6 MB 2 MB
L3 キャッシュ 64 MB 16 MB
対応メモリ DDR4-3200MHz DDR4-2666MHz
チャネル x2 x2
最大メモリ 128GB 128GB

ここでは、2018年10月に発表されたインテル Core i9 9900Kと、2019年7月に発表されたRyzen 9 3900Xを比較しています。

ここで注目していただきたいのは、CPUの性能を決める「コア数」です。

コア数とは、CPUの中にある演算を行う頭脳のようなものです。
最近は1つのCPUに4つや6つなど、複数のコアが入っているものが主流になってきていますが、最新のRyzen 9 9900Kにはなんと12個のコアが入っています。
すなわち、12個の仕事を同時並行で行うことができ、インテル Core i9 9900Kと比較しても多いことが分かります。

コア数

また、コア数と並びCPUの性能を左右する「スレッド数」
スレッドとは、1つのコアが同時にこなせる仕事の数を表しており、1コア1スレッドであれば1つのコアで1つの仕事、1コア2スレッドでは1つのコアで2つの仕事を同時にこなすことができます
最新世代のCPUでは、両者ともコア1つあたり2スレッドを実現していますが、これまでRyzenはこれまでの世代でも1コア2スレッドを多く採用しており、同時に複数の処理を走らせるようなタスクに強いCPUといえます。

スレッド数

皆さんは、普段パソコンを使うときに、どのように使っていますか?
Youtubeでお気に入りの音楽を流しながら、写真の編集作業を行い、ちょっとわからないことがあったらインターネットで調べる。
そんなマルチタスクは今や当たり前ですよね。
AMD Ryzenは、そんなマルチタスクが得意なCPUなのです
同時にいろんな使い方をしたい欲張りさんにこそ、AMD Ryzenが適しているのです。

プロも認める高性能!そしてマルチタスク大好きな現代人にもぴったり!
すごいぞRyzen!

ここがスゴイぞRyzen!その②

「高性能」、なのに「低価格」!

「Ryzenが高性能ということは分かった。でもそれならば、ずいぶんお高いんでしょう?」という皆様の声が聞こえてきそうです。 いえ、そんなことはありません。Ryzenは「高性能」なのに「低価格」を実現しています。
ではなぜ、高性能と低価格を実現できるのでしょうか?

これはもうAMDさんに直接お聞きするのが一番早い!ということで、AMDのご担当者様に聞いてみたら、納得の理由が!

ファブレス経営

秘密は、AMD社の経営スタイルにありました。
実は、AMD社は自社で工場を持たないいわゆる「ファブレス」経営をしているのです。

CPUをはじめとする半導体の製造事業は、製品の製造ラインを作るために莫大な初期投資が必要にも関わらず、技術進歩の速度や市場の変化が大きすぎるため、自社で工場を持ってしまうとその分コストがかさんでしまいます。

逆に工場を持たなければ、製造ラインに回していた資源を設計や開発に回したり、コストそのものを下げることができ、市場の変化にも柔軟に対応することができます。

つまり、AMD社は製造工場を持たない代わりに設計に資源を集中、製造部分は最新鋭の設備を持つ半導体製造大手に委託するという分業化を図ることで、設計から製造までの効率化を図り、高い性能の製品を製造コストを抑えつつ生産することができる、というのがRyzenが低価格で提供される秘密なのです。

なるほど、時代や業界にあった合理的経営をしているからこそ実現できる低価格!
すごいぞAMD!すごいぞRyzen!

ここがスゴイぞRyzen!その③

急速にシェアを拡大!Ryzen愛用者増えています

ここまでご説明してきたように、Ryzenは「高性能」なのに「低価格」。そう来たら、人気が出てしまうのは必然ですよね?
実際、Ryzenの発売開始以降、Ryzenの躍進が支えAMD社のシェアはIntel社に迫る勢いでうなぎ上りになっており、BCNの記事によると2019年7月第2週には、国内週次販売数シェアで67.4%を記録し、インテル社を逆転しました。

CPUのメーカー別販売数・金額シェア(%)と平均単価(千円)

CPUのメーカー別販売数・金額シェア(%)と平均単価(千円)

BCNランキング2019年5月6日~7月22日週次<最大パネル>
https://www.excite.co.jp/news/article/BcnRetail_130474/BCN-R調べ

私たちHPの製品でも、Ryzenを搭載したモデルは2018年末時点で3モデルだったのが、1年後の現在は8モデルまで拡大。今後もラインアップの拡充を予定しています。

最近では13インチのモバイルノートや、エントリーデスクトップでも採用され、大手比較サイトでも、ランキング上位に複数のRyzen搭載パソコンがランクインしているなど、Ryzenはもはや日常使いのパソコンにも広く浸透してきています。

Ryzen搭載モデル

こんなに急成長してライバルに追いついてしまうなんて!
すごい、すごすぎるAMD!もはや恐るべしRyzen!

HPが誇る、Ryzen搭載の最強パソコンたち

ここまでご紹介してきたRyzen、そのすごさ、伝わりましたでしょうか?
HPでも、そんな最強CPU「Ryzen」を搭載したモデルを多数取り扱っています!

パソコンの購入をご検討中のお客様、 次のパソコンはRyzen搭載パソコンにしてみませんか?