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【HPビジネスソリューション導入事例】
株式会社 ITコミュニケーションズ

 
株式会社 ITコミュニケーションズ

株式会社 ITコミュニケーションズ

HP TechPulseプロアクティブサービスの導入で、組織内のデバイス利用状況を可視化・分析、一人情シスのワークスタイルを大きく変革

  • 株式会社 ITコミュニケーションズ
  • システム部マネージャー
  • 五十嵐 敏郎 氏

【会社概要】

企業名
株式会社 ITコミュニケーションズ
業 種
インターネット広告
ソリューションサービス
コンサルティング業務
住 所
東京都千代田区神田小川町2-5-1
オーク神田小川町ビル7階
URL
https://www.it-comm.co.jp/ 
導入ソリューション
HP TechPulseプロアクティブ管理

中小企業におけるITに関する一番の課題は、人手が足りないため情報システム部門が存在しない、あったとしても人数が足りない、さらにはシステム担当者が他の業務を兼任せざるを得ない、といったいわゆる「一人情シス」問題だ。

いかに優れたIT担当者であっても、一人でクライアントPC、サーバ、ネットワーク、業務システム、さらにはセキュリティまでを管理するのは困難だ。日々のエンドユーザー対応に忙殺され、その分セキュリティ対策がおざなりになって深刻な被害を出してしまったり、将来の事業戦略に寄与するようなIT企画検討が行えなかったりする。

そんな状況に貢献し、組織のIT管理をサポートするのがHP TechPulseプロアクティブ管理だ。

組織内のデバイス利用状況を可視化・分析し、故障予兆などの潜在的な問題を検出する。

株式会社ITコミュニケーションズも、このサービスを導入し、大きな成果を見出せた中小企業のひとつだ。今回は、五十嵐敏郎氏(システム部マネージャー)にその導入成果の詳細をきいた。

社内デバイスの状況を可視化

五十嵐敏郎氏(システム部マネージャー)

―― まず、おおまかな業務内容を教えてください。

インターネット広告や、SEM、販売促進、イベントやセミナー運営などで、各社をお手伝いさせていただいています。設立から12年目で従業員数はアルバイトなどを含めて80名程度です。

―― お一人で全社のITの管理を引き受けているのでしょうか。

そうです。もともとPCが大好きでしたので、IT管理業務自体は嫌いではないのですが、社員数の増加と共に利用するPCの台数も増え、だんだん負担も多くなってきました。

一方で情報システム担当はわたし一人だけ、また他に担当している業務もありますので、対応が遅れてユーザーに迷惑をかけてしまうこともありましたし、必然的に残業も多くなってしまいました。

そういう意味では典型的な一人情シスとして、多くの中小企業が抱える悩みと同じ課題を抱えながら仕事をしてきたといえます。

そんなときに、「HP TechPulseプロアクティブ管理」を知りました。これまで手作業で実施していたデバイスの管理がブラウザ上で簡単に行えるので、自分の負担も軽くできますし、プロアクティブな対応が行えることで、ユーザーの満足度や生産性も向上できるのではと思いました。

―― 実際に導入されてみていかがでしたか。

あまりに便利で仕事がなくなってしまうのではと心配してしまいました(笑)
各エンドユーザーのデバイスにエージェントをインストールしておくだけで、デバイスの情報をWEBブラウザ上のダッシュボードで一目で確認できるのはとても便利です。

使用しているPCはHP以外の他社製PCも多いのですが、HP TechPulseプロアクティブ管理では、メーカーに関係なく同じレベルの情報が見られるのがとてもいいと思いました。

これまでは社内デバイスの一覧表をExcelで作成していましたので、正直なところこれだけでも導入効果を実感できました。必要な時にはダッシュボードからExcelにエクスポートもできますので、これも助かっています。

PCの一覧表には各デバイスのWindowsのバージョンやビルド番号、パッチの状態も表示されますので、都度パッチ未適用のユーザーに注意を促したり、意図しないタイミングで機能更新がかからないよう夜間や休日でのアップデートを促したりすることができるようになりました。

当社のようにWSUSなどがない管理環境であっても各クライアントの状況が可視化できれば、あとは運用でカバーすることもできます。デバイス管理の効率化という当初の目的以上に効果があったと実感しています。

―― 社内エンドユーザーへのサポートでは何か効果はありましたか?

サポートで最もたいへんなのがディスクの故障です。ディスクが故障してしまった場合、ほとんどのケースで私がデータ復旧を試みるか、場合によっては業者にサルベージを依頼することになります。私の負担も大きければ、エンドユーザーにとっても長時間にわたって仕事を継続できないのですから、会社にとっていいはずがありません。

故障の予兆を検知しトラブル回避

HP TechPulseプロアクティブ管理では、ディスク故障の予兆を検知し、事前にインシデントとしてメールで知らせてくれるのでトラブルが起こる前にバックアップや交換作業といった予防対応がとれるようになりました。

また、温度が異常なデバイスを見つけ、これもメールで通知してくれますので、通気口が塞がってないか、冷却ファンに異常はないかなどを確認し、必要に応じてデバイスをクリーニングするなどして高熱による不具合発生を防止し、デバイスの寿命を延ばすことができます。実際、温度異常のインシデント通知のあったPCを確認したところ、通気口をふさぐような位置に設置されていることがわかりました。故障につながるような状況を事前に察知できるのは素晴らしいですね。

常にダッシュボードを確認していなくても、インシデントの通知設定をしておけばメールで知らせてくれますので安心です。

HP TechPulseプロアクティブ管理のダッシュボード画面

HP TechPulseプロアクティブ管理のインシデント通知の設定

HP TechPulseプロアクティブのダッシュボードで、社内のデバイスを一元管理できるようになり、トラブルを未然に防ぐことができる可能性が高まったと話す五十嵐敏郎氏(システム部マネージャー)。

―― 突発的なトラブルを事前に防ぐことができるようになったわけですね。

そうですね。
また、HP TechPulseプロアクティブ管理は各ユーザーへ割り当てているデバイスの利用状況が確認できます。

弊社は広告代理店として日々様々なコンテンツ作成を行っています。クリエイターは様々な画像・動画編集ソフトを使用していますが、それらが各デバイスのCPUやメモリのパフォーマンスにどの程度影響をあたえているのかを可視化することができるのです。

例えば、それほど大容量のメモリはいらないだろうと判断してPCを貸与していたユーザーの日々のメモリ使用状況を見ていると、いろんなブラウザを使ってかなり高負荷な状況で仕事をしていることがわかりました。

当人にPCの使用状況をヒアリングしてみると、複数のブラウザでタブを何十個も開いてコンテンツの目視確認作業を日常的に行っていました。昨今のモダンブラウザはかなりメモリを消費しますので、案の定、動作が遅くなって仕事がはかどらないことがあったことがわかりました。意図しないところでユーザーの生産性が下がってしまっていたわけで、高スペックなPCへ早々に入替えたいと考えています。

こうしたことにはこれまで自己申告ベースでしたし、とはいっても、本当に負荷がかかっているのか、ただPCを変えてほしいだけで言ってきているのか、その裏付けをとるようなやり方もなかったので、これらの要望に適切に対処するための根拠として非常に有効な情報を得られました。

費用対効果を試算して導入

―― ユーザーの生産性向上にも繋がっているわけですね。導入作業そのものはどうでしたか。

本当に簡単でした。各デバイスにエージェントを入れるだけですから。

具体的には社内にメールを配信し、HPから発行されたPINコードとダウンロードのためのURLを伝えて、個々のエンドユーザーにインストールしてもらいます。

簡単な手順書は用意しましたが、特に複雑な作業はありません。SCCMやADで配信する方法もあるようですが、当社ではADを採用していませんでしたので、エンドユーザーに作業してもらい、すぐに導入が完了しました。導入時も、導入後も特に不満はでていません。アプリ自体が軽量なのもいいですね。

「デバイスの使用状況」レポート

―― これまでの苦労はなんだったのだろうという感じですか(笑)。

はい、一人で10年ほどやってきたのですが、従業員から毎日のように問い合わせやトラブル対応の依頼があります。セキュリティ対策やサービス開発などほかの業務もあるのですが、対処のためにその業務が止まってしまうのです。ずっと、そこをなんとかできないかと考えていました。

そこでHPのこのソリューションをみつけて、上司と相談して導入を決めたわけです。

デバイス関連のトラブルで業務が止まることも少なくなり、ユーザーのストレスが低減されたことは非常に良かったと思っています。

―― 今回導入の社内決裁をとる際に五十嵐さんの方で費用対効果をシュミレーションされたと伺いました。

はい、簡単にではありますが。要約して申し上げますと、今社内に約80名のユーザーがいて、基本は1人1台PCを使っているのですが、会社全体でデバイストラブルによるダウンタイムが月に平均して約40時間ありました。加えて、それに対応するために、私自身は月に20時間ほど費やしていました。それに対して、HP TechPulseプロアクティブ管理のスタンダードプランは1台2,400円/年、月額にすればわずか200円と非常に安価でしたので人件費とのROIを算出し、「投資対効果は抜群です」と持ち掛け、上司の理解を得られました。

―― 確かに数字にしてみると説得力がありますよね。おかげで五十嵐さん自身もだいぶ楽になったのではないでしょうか。

実際のところ私自身の業務が楽になったわけではありません(笑)。効率化で浮いた時間をより付加価値の高い業務に回すことができるようになっただけですので、一人情シスとしての苦労は変わっていません。

当社は10年前は30名程度の小規模な会社でしたが、今はおかげさまで3倍近くになっています。当時はトラブルも都度対応で十分に機能していたと思いますが、今ではとても追いつきません。もちろんこれまでのデバイス関連業務がゼロになったわけではありませんが、運用効率はかなり改善されたと思います。

他の会社さんもそうだと思いますが、私自身、単に情シスが楽になるだけのソリューションでは会社にとって意味がないと考えています。

―― そんな五十嵐さんだから、会社も社内ITをお任せしているわけですね。一人で社内ITを支える方の使命感のようなものを垣間見たような気がしました。本日はありがとうございました。

※本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり閲覧される時点で、変更されている可能性があります。予めご了承下さい。

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