2017年11月12日(日)日本HP本社にて、プロジェクト参加学生による東京ワークショップを開催。当初別の会場でおこなう予定だった東京バージョンですが、参加チーム数54、参加者143名と、予定を大幅に上回ったため、急遽会場を移すことに。告知した会場に集まった学生たちに大型バス3台で移動してもらい、日本HP本社にておこなうことになりました。また、第2部として他会場にはなかったMARS Caféを開催。JAXA様や日本HPへの質問やVR体験ができるコーナーを設置するなど工夫を凝らし、学生同士も活発に交流をおこないました。
バスの中で、「Project MARS - Education League JP-」や当日のプログラム概要説明を受けた学生たちは、HP本社の会場に到着し、あらかじめ指定された各自の席に着席。異なるチームで初対面の人たちとチームが組まれてあるため、最初のうちは心細そうにしていた学生たちも、開会までには自己紹介をするなど少しずつ打ち解け始めていました。
開会すると、当日のスケジュールを確認した後は、協賛企業の日本マイクロソフト様より激励のコメント。その後、学生が待ち望んでいた宇宙航空研究開発機構(以下、JAXA)、布施様に、「JAXAでの宇宙開発の現状とこれからの宇宙探査」と題して1時間の講演をいただきました。講演が始まると、後方の学生たちはプロジェクターの文字を見逃すまいと前方に並べられた椅子へと移動。皆、JAXAの活動や国際宇宙ステーションでの生活、変わりゆく宇宙探査、さらに今回のテーマである火星の基本情報などの話を熱心に聞き入っていました。講演後の質疑応答では、「国際宇宙ステーションへの物資輸送はどのようにおこなわれているのか」といった火星への物資輸送をどうするかという疑問を踏まえた質問や、「太陽の膨張によって、火星の環境はどう変わるのか」といった火星での生活を長いスパンで捉えた質問など、事前に調べていたうえでの質疑に学生たちのこのプロジェクトへの並々ならぬ意気込みが感じられました。
続いて、ワークショップに参加した49のチーム紹介タイム。宇宙好きが集まって結成したチーム、VRやCG、プログラミングなどを勉強している学生たちによるチーム、日本人学生と留学生による国際的なチーム、学校で火星について研究しているメンバーたちによるチーム、火星のことはほとんどわからないがおもしろそうと参加したチームなど、宇宙や火星に対する思いも、知識や技術もバラバラな多彩なチームが、それぞれ個性的なアピールをおこないました。
アピールタイムが終わると、いよいよワークショップ。日本HPにて当プロジェクト責任者の甲斐から簡単な注意やアドバイスが説明された後、ワークショップで提示された課題は、「100万人が住む火星生活。火星内での最適な移動手段とは?」です。考え得る移動手段をどんどん挙げていくチーム、移動目的からじっくり考えていくチーム、火星の特性から分析していくチームなど、それぞれのアプローチで発表に向けて考えをまとめていく姿は初対面の人たちで組んだチームとは思えない活発さ。
1時間弱で、各自のアイデアを発表できるまでにまとめあげたすべてのチームが、いよいよプレゼンテーション。多くのチームが発表をしたいと名乗り出てくれましたが、時間の都合により、プレゼンテーションがおこなえるのは5チームのみ。ジャンケンにより、発表チームを決定しました。
現在のテクノロジーをベースにしたプランを発表するチーム、柔軟な発想でアイデアを展開するチームなどさまざま。短い時間で練り上げたとは思えないクオリティの高い説明。また少しでも近くで話を聞こうと、聞く側も発表スペースに接近し、熱量あふれるプレゼンテーションになりました。
ワークショップ、そしてチームプレゼンテーションの興奮がさめやらぬ中、第二部がスタート。協賛企業NVIDIA様やAUTODESK様から学生たちに熱いメッセージが届けられました。その後、参加学生同士が互いに交流を深める場、MARS Caféが始まります。すでにワークショップで打ち解けている学生も多く、開始直後からあふれる熱量の中でも和気あいあいとした雰囲気。用意されたドリンクやお菓子を口にしながら、本プロジェクトに参加した経緯やチーム間でのアイデア検討、普段の学生生活、高校生から大学生へ進路の相談など、さまざまな話題で会話が盛り上がります。中には、気になるチームに「取材」をする学生、記念写真を撮って連絡先を交換し合う姿も。少しでも多くの人と話すため、頻繁に席を移動する学生もいました。
会場の隅には、MARS 2013 VRデモ体験が設けられ、VRによる火星擬似体験をチームのアイデアに活かそうと学生たちが行列をつくります。HP Z VR Backpackとヘッドマウントディスプレイを装着し、いざ火星探索へ。目の前に広がる火星の風景、圧倒的な没入感に驚きの声を上げる学生も少なくありません。この体験が、よりリアリティのあるデザイン案へとつながっていくことは間違いありません。
そしてJAXAとHPへのQAコーナーでは、JAXAの仕事や研究、火星を題材にした映画、本プロジェクトのアイデアに対する意見など、学生たちは目を輝かせ、真剣に質問、そしてフィードバックに耳を傾けていました。また火星での環境が人体へ与える影響、トレーニング方法など、移住を考えた際に避けては通れない詳細な質問が出るなど、大阪、福岡にも増して、すでに課題に対し相応に取り組んできている状況がうかがえました。
チーム紹介動画の撮影もおこなわれ、熱さと好奇心にあふれながらも人との新しい交流が生まれやすいなごやかな雰囲気で進行。ワクワクする時間はアッという間に過ぎていきました。その後、今後のスケジュールや応募方法、審査基準の確認がおこなわれ、最後には参加者全員で写真撮影。こうしてMARS Workshop TOKYOは無事に終了しました。今回のワークショップは、同時にTwitterのライブ配信もされ、20万人をこえる多くの方々にもオンラインで触れる機会になりました。参加した多くの学生たちにとっては、正念場を迎えるここからの1か月への想いを新たに確認できた時間となったことでしょう。
このプロジェクトを通して私たち日本HPが日本中、そして世界に向け発信していくメッセージである“Reinvent Life” そして “Reinvent Reality”は次世代の日本と世界を担うここに集まる若い力がその核となって進んでいくことを確信した日でした。
(順不同)
販売店モデル : 全国のHP 販売店にてお取扱いしております。HP販売店検索はこちら
ダイレクトモデル : オンラインストア、コールセンター、KIOSK (店舗リスト) でのお取り扱いです。
最大61%オフ!1年間の感謝を込めて!期間限定の年度末大決算セール開催中!(New!)
HP 250 G7。最新の第8世代プロセッサーを搭載。お求めやすい価格のスタンダードA4ノートパソコン
Windows 10を安心して利用するために - HPが情報システム部門の皆様にお伝えしたいこと
復活!最短5営業日でお届け!売れ筋構成・短納期モデルキャンペーン
HP EliteBook x360 1040 G5。パワフルで薄型デザインの14インチ ビジネスコンバーチブルノートパソコン
あなたの生産性を劇的アップ!HP液晶ディスプレイモニター×ノートパソコン
HP 255 G6における特定のWindows Updateによる障害回避方法についてのお知らせ
世界初、毎日の「殺菌・消毒」対応のクリニカルノートブック。HP EliteBook 840 G5 HEALTHCARE EDITION