有村智恵のスペシャル【ワンポイント】レッスン(過去分)

全12回でお送りする有村智恵選手のスペシャルゴルフレッスン!

スコアをもっと伸ばしたい、練習しているのに変化がない、そういった方々に、プロゴルファーとして数多くの場面でアドバイスをさせていただきました。
そしてそれは、たいてい同じような悩みを抱えておられ方が多く、同じようなアドバイスで解決することができました!
そんな私の経験から、ここをしっかりできるだけでみなさんのゴルフが大きく変わるアドバイスをさせていただきます!
きっと、「そんなこと知っている」というお声が聞こえてきそうですが、 でも、アマチュアの方とご一緒させていただくと、多くの方が実際にはできていないことが多いんです。
次のラウンドからすぐに実践できるワンポイントをお教えします。

【第1回 ドライバー篇1】

第1回目は正しい構え方。いいスイングやナイスショットは、打つ前の準備が大切。ミスヒットの原因は、アドレスにあるといっても過言ではありません。

特にドライバーのような長いクラブは、アドレスが悪いと飛ばない、大きく曲がってしまうので気をつけてくださいね。

ドライバーその1。 100点満点のアドレス

アドレスのときに「背すじをピンと伸ばす」。背中が丸まった猫背の構えにならないように、構えるとはに注意している人は多いですよね。ただし、そのときに骨盤もきちんと前傾させていますか? 背すじが伸びても骨盤が前傾していないアドレスは×。頭の天辺からお尻までが一直線になっていないと、100点満点の正しいアドレスにはなりません。

では、骨盤を前傾させて構えるとどうなるか? そこが今回のレッスンの大きなポイントです。

背すじを伸ばして、骨盤も前傾させると股関節が使えるようになります。その大きなメリットは二つ。まず一つめは、バックスイングで右股関節に体重が乗るので、右サイドが伸びません。腰を止めて上半身を深く捻じれるから捻転差が広がるし、トップもオーバースイングになりません。
二つめは、スイングがコンパクトになったぶん、切り返しがスムーズになるのでスイングが安定します。オーバースイングは、クラブの軌道やフェースの向き、タイミングのズレが起りやすい。出るミスや球筋もバラバラな人は「骨盤を地面に向けてきちんと前傾しているか」、確認してからスイングしてくださいね。

今回はナイスショットを打つための基本中の基本、アドレスでした。
来月は皆さんの関心の高い「ドライバーの飛距離アップ」です。次回もお楽しみに!

有村智恵

【今回のポイント】

骨盤を前傾させると…

1、オーバースイングにならない
2、スイングが安定する

【第2回 ドライバー篇2】

ドライバーの飛距離が出ない、もっと遠くに飛ばしたい、とお思いのみなさん。ドライバーの飛距離アップ、その秘訣をご紹介します!
これは、皆さんの興味や関心の高いテーマだと思います。ドライバーが飛ぶようになると、2打目をより短いクラブで打てるようになるので、スコアアップにもつながります。何よりもゴルフって飛ぶと楽しいですよね♪

ドライバーその2。飛距離アップは打った後が大事

飛ばそうとするとボールを強く叩こうとしますが、それは逆効果。打って終わりのスイングになりがちなので、ヘッドスピードが上がるどころかスイングが減速することにもなりかねません。
ヘッドスピードを上げるコツは、打つ瞬間よりもそのあとが大事です。インパクトではなく「ボールの先を最大限に加速させる」意識をもったほうが、インパクト時のヘッドスピードがMAXになります。
今回は、そのために効果的なイメージをご紹介します。

インパクトの先を最大限加速させる意識をもって振るときは、同時にインパクト時の音もイメージしてください。そのときの音は「バン!」ではなく「バーン!」と伸ばす音をイメージするといいですよ。
短い音だと打って終りになってしまうので、インパクト前に減速しやすくなりますが、伸ばす長い音だと打った後までヘッドを出そうとする。これが結果的にスイングスピード全体を加速させ、インパクト時のスピードをMAXにします。
また、「バーン!」でヘッドをボールの先まで出そうとすると、当たった瞬間にボールを前へ押せるようになる。インパクトを厚くできるので、これも飛距離アップにつながりますよ。

今回は、飛距離がアップするイメージの持ち方のワンポイントでした。
来月は進化とともに変わってきた「今どきドライバーの打ち方」です。次回もお楽しみに!

有村智恵

【今回のポイント】

インパクトの音は
「バン!」ではなく
「バーン!」と伸ばす

【第3回 ドライバー篇3】

前回のレッスンはいかがでしたか?「バーン!」とインパクトすることで、ドライバーの飛距離、アップしましたでしょうか?
今回のレッスンもドライバーについてですが、題して「今どきドライバーの打ち方」をご紹介します。

ヘッドが大きくなり、そのために重心位置も変わった近ごろのドライバーが打ちこなせない。特に、小さいなヘッドでゴルフを覚えたベテランさんやシニアゴルファーの方に多い悩みなのではないでしょうか。打ちこなすポイントは、ヘッドの入れ方にあります。

ドライバーその3。今どきドライバーの打ち方(その1)

ひと昔前の小ぶりなヘッドは、上からつぶして打たないとスライスしてしまったり、浮力がつかなかったりで高さが出ませんでした。でも、大型ヘッドのドライバーは、捕まりが良くなっていますし、高さも簡単に出ます。そんな高性能な今どきヘッドは、ボールを真横から捉える「レベルヒット」が、もっとも飛ばせる打ち方になります。

ポイントは、ヘッドの入射角を緩やかにすること。そこで今回は、レベルブローで振るコツをご紹介します。

今どきドライバーは、ボールを真横からヒットすればきちんと捕まりますし、ロフト角どおりの適正な高さが出せます。

レベルヒットは、インパクトゾーンでヘッドが緩やな弧を描くように振りますが、そのポイントとなるのは右足です。

インパクト手前に右足がつま先から大きくめくれてしまうと、右肩が前に出てヘッドが上から入ってしまいます。

右足はダウンスイングからフォローにかけてできるだけ右かかとを浮かさない「ベタ足をキープ」しながら打ってください。ヘッドが低い位置から入って低く抜けていくので、ボールを真横から叩けますよ。

今回は、大型ヘッドのドライバーを打ちこなすワンポイントでした。

それでも飛ばない人は来月をお楽しみに。キャリーを伸ばす方法を教えします♪

有村智恵

【今回のポイント】

レベルヒットは
ベタ足で右肩が
前に出るのを防ぐ

【第4回 ドライバー篇4】

二カ月に渡ってドライバーの飛距離アップの秘訣をご紹介してきましたが、みなさま、いかがでしょうか?爽快なドライバーショットができましたか?

いやいや、まだまだ飛距離が伸びなくて、、、そんな方もいらっしゃると思います。 高性能の大型ヘッドは、ボールを真横からヒットするレベルブローで打つのがコツとお教えしましたが、それでも飛距離が伸びない人へのアドバイスです。

ギアが進化したからこその盲点なので、飛距離が伸びない人はぜひ参考にしてくださいね。

ドライバーその4。今どきドライバーの打ち方(その2)

今どきドライバーの大きな進化のひとつは低スピン化。ボールのバックスピン量を減らすことで、キャリーを伸ばすようにできていますが、これが飛ばない原因になっている人もいます。バックスピンは多すぎると吹け上がってしまうので飛びません。でも、少なすぎてもダメ。浮力がつかないので打球が途中でドロップ(急降下)してしまうのです。

また、ボールも低スピン化しています。ドロップしてしまう人は、ボールの箱を見ると「ドライバー→低スピン」と書かれているものがあり、特にディスタンス系のボールに多い。飛ばしたいと思って買ったボールが、じつは低スピンすぎて飛ばない。そんな落とし穴もあるんですよ。 ただし、これも打ち方次第でキャリーを伸ばし、飛距離アップすることができます。

レッスンの前に、飛ばない理由をもうひとつ。バックスピンが増えてしまうのは、ヘッドスピードが速いというのも原因です。ヘッドスピードが遅い人は「スピン量が増えにくい」というのも覚えておいてください。

打球がドロップせずに高く上げられる打ち方のポイントは、ボール位置とヘッド軌道と打点です。ボール位置がいつもは左かかとの前くらいなら、ボールを半個から1個分、左にセットしましょう。こうすると、スイングの最下点から上がり際でヒットできるアッパーブローで打てる。打ち出し角を上げることも、即、飛距離アップにつながります。

打点位置は、フェースの少し下めでOK。アッパーブローで振ると下めにヒットしやすくなりますが、これもバックスピンを増やすコツになります。 バックスピン不足で打球がドロップして飛距離が伸びない人は、ぜひ試してみてください。

今回は、今どきのヘッドとボールが原因で、キャリーが伸びない人へのワンポイントでした。

来月は、私の持ち球でもあるフェードの打ち方です。次回もお楽しみに!

有村智恵

【今回のポイント】

低スピンでのドロップは
ボールをもっと左に置いて
アッパーブローで防ぐ

【第5回 ドライバー篇5】

ドライバーショットで飛距離が出るようになると、次に意識するのが飛距離と方向性の安定です。

そこで、そんな課題を解決するための今回のテーマは、「フェードボール」。私もジュニアのころはドローボールを打っていましたが、プロになってからはフェードを持ち球に戦っています。

そこで今回は、フェードは何がいいのか、どうやって打つのかのポイントです。

ドライバーその5。方向性のいいフェードの打ち方

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ドローボールは飛距離が出る球筋です。でも、計算しにくいというのがデメリット。地面に落ちてからのコロがりや曲がり幅を、安定させるのが難しいのです。

一方、フェードボールは飛距離や方向性が安定するので、スコアを作りやすい安全な球筋になります。ドライバーでも飛びすぎは危険。縦の距離感が安定しないと、フェアウェイバンカーまで届いてしまったり、林まで突き抜けたりしてしまうのでベストポジションが狙えません。 そんなフェードは、スイングよりも構えが大切です。フェードを意図的に打つのではなく、「フェードが自然に出る」アドレスを作るのが、今回の大事なポイントになります。

フェードはボールに軽い右回転をかけます。左に打ち出したボールが目標に向かって右に曲がっていく球筋になりますが、スイングで曲げようとして意図的にフェースを開いたりカット軌道で打つとスライスになってしまう。ボールが捕まらないので飛距離も出ません。

フェードといえる軽い右曲りは、左足を半歩引いてややオープンスタンスで構えます。フェードはボールを左に打ち出すので、目標よりも少し左を向くのが正しいターゲットの取り方にもなります。スタンスを少し開いたら左ツマ先も開きます。こうすると、左への回転がスムーズになるので、回転力がアップします。 スタンスなりに振るとスイング軌道は軽いアウトサイド・イン軌道になりますが、ボールに右回転をかけるのはあくまでも回転力。オープンスタンスと左ツマ先を開く構えで、回転力をアップさせて打つ。これが正しいフェードの打ち方です。

今回は、私の持ち球であるフェードボールの打ち方でした。
来月は、フェアウェイを確実にとらえるティショットの打ち方です。次回もお楽しみに!

有村智恵

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【今回のポイント】

フェードのアドレスは
左足を半歩うしろに引いて
左ツマ先を開く

【第6回 ドライバー篇6】

みなさん、飛距離と方向性の安定、おわかりいただけましたか?

では、今回のレッスンでさらに方向性アップを目指していきましょう!

狭いホールや両サイドにOBや池があるホールは、曲げたくないですよね。そこで、確実にフェアウェイをキープするためのポイントをご紹介します。

ドライバーその6。絶対に曲げたくないティショット

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まずは、クラブを短く握ることです。ちょっとではなくグリップエンドが大きく余るくらい大胆に短く持ってください。方向性を上げたいなら飛距離は多少犠牲にしなければいけません。でも、こぶし1個ぶんくらい短く握っても、きちんと芯に当てれば飛距離は極端に落ちませんよ。

さて、スイングですが、ここにも大きなポイントがあります。フェアウエイキープ、いわゆる「ボールを置きに行く」スイングをしようとすると、無意識にヘッドスピードを落としがち。でも、それこそがミスショットの原因。スイングテンポを意識して変えるのが、成功のカギです。

曲げたくないからそーっと打つ。これはスイングが緩んでしまうので、クラブの軌道やフェースの向きがブレやすくなってしまいます。グリップを短く握るだけでコンパクトに振ろうとする意識が持てますが、バックスイングはゆっくり上げてください。腕がカラダから外れたり、勢いに任せてオーバースイングにならない丁寧さが必要です。

いつもより小さなトップを作ったら、ダウンスイングは勢いよく振りましょう。クラブは勢いをつけたほうが、ブレを防ぐことができます。グリップを短く握ったことでボールとカラダとの距離も近くなっているので、ミート率は必ず上がります。あとは臆せず振り切れば、方向性のいいボールが打てますよ。

今回は、フェアウェイを確実にとらえたいときに、曲げないティショットの打ち方でした。
来月からはアイアン篇を届けします。次回もお楽しみに!

有村智恵

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【今回のポイント】

スイングテンポは
バックスイングはゆっくり、
ダウンスイングは勢いよく!

【第7回 アイアン篇1】

ドライバーが上達されたみなさん!

次はセカンドショットも伸ばしていきましょう!

今回からはアイアンがテーマ。

まずはボールの位置を微妙に変えることで、番手ごとの打ちやすさを上げる方法です。ミート率や方向性がアップしますよ。

アイアン その1。番手別の正しいボール位置

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アイアンのボール位置の基本は、身体のセンターです。ここから位置を少しズラしてセットするのが今回のポイント。

長い番手や短い番手で起こりがちなミスを防ぐことができます。スイングを変えなくても、目標に向かって真っすぐ飛ばすことができるので、ぜひ実践してください。

ロングアイアンの短所は、ボールのつかまりにくさです。これは、ボール位置を身体の真ん中からボール1個分左足に寄せると、ヘッドをターンさせながら打てるので、簡単に解消できます。

ショートアイアンやウエッジは、逆にボール1個分、右足に寄せてセットします。ロフトが寝ているアイアンはつかまりがいいので、これで引っかけやフックが防げます。 ボール位置を変えても、手元の位置などアドレスのカタチやスイングを変えてはいけません。ズラしたボールに合わせず、身体のセンターに置いたミドルアイアンと同じスイングをする。こうすると、ボールを左右にズラしてもダフリやトップせずに打てますよ。

今回は、アイアンの番手ごとの適正なボール位置についてでした。
来月は、パー3のティショットで確実にグリーンをとらえるためひと工夫です。次回もお楽しみに!

有村智恵

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【今回のポイント】

ボール位置を1個ずらす!
ロングアイアンは左足、
ショートアイアンは右足寄り

【第8回 アイアン篇2】

ロングホール、ミドルホールは、もうバッチリですね!

後は、、、そう!ショートホール、パー3でのティショット。
ティショットを確実にグリーンに乗せてパーやバーディを獲る。そのためのひと工夫をご紹介します。

アイアン その2。パー3でのワンオン率を上げる

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パー3でのティアップの高さは、いつも同じですか?

ピンが手前か奥か、グリーン手前にバンカーなどハザードがないか。状況によってティの高さを変えると、ワンオンだけでなくベタピンにつく確率が上がります。

ティの高さを変えると、ヘッドの入射角が自然と変わります。意識しなくて見た目のイメージから入射角を鋭角にしたり、ゆるやかにする。それが今回のポイントです。

低いティアップは、ボールを上からとらえたくなるので入射角は鋭角になります。バックスピン量が増えるので、ボールはグリーンに落ちてからすぐに止まる。ピンが手前でも、奥まで飛んでしまう心配がなくなります。

高いティアップは、ボールを横から払い打ちたくなるので、インパクトでロフトが立ちません。打ち出しが高くなってキャリーが伸びるので、飛距離も伸びます。飛んでも高さが出るぶん止まりやすいので、ピンまでしっかり届かせつつグリーンからこぼれないボールが打てるです。

また、グリーン手前にハザードがあるときは、高いティアップがオススメ。バンカーなどを確実に越える高さを出して「ピンをオーバーしても乗ればOK」という戦略をとると、スコアメイクができますよ。

今回は、パー3のピン位置によって1オンの確率を上げるためのティアップのアレンジでした。
来月はアイアンショットの基本「ダウンブロー」をレッスンします。次回もお楽しみに!

有村智恵

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【今回のポイント】

同じ番手でもティの高さは
ピンが手前なら低く、
奥なら高くセットする

【第9回 アイアン篇3】

アイアンの基本はもう確実に身についていることと思います。
さらにアイアンをマスターしていきましょう。

今回は「ダウンブロー」。インパクトでボールからコンタクトし、その先の芝を薄く削り取る。アイアンでうまく打てるようになると必要になる打ち方なので、ぜひマスターしてください。

アイアン その3。クリーンヒットするダウンブロー

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ダウンブローはヘッドを少し鋭角に入れます。これを手先でコントロールしてしまうと、鋭角に振り下ろせても打点が安定しないので、ダフリやトップが出てしまいます。
入射角や打点をそろえるには、カラダを使って振ることがポイントになります。

ダウンブローの軌道は、手打ちではいけません。カラダの回転でクラブを振り下ろし、そのなかでやや鋭角な入射角で振り下ろしますが、秘けつは体重移動をきちんと行うことです。
トップまでに体重を十分に右足に乗せたら、切り返しからインパクトにかけて左足へ大きく移すと、入射角は自然に鋭角になります。試しにトップまでに左足を上げたら、左に踏み込みながら振ってみてください。
フットワークを使って打つと、ヘッドは上から入るはずです。 フットワークを使ってボールを正確にヒットするのは難しいかもしれませんが、本番のスイングで体重移動をしっかり行い左足に体重を移すと、左サイドの壁を作りながらハンドファーストのインパクトができるので、インパクトポジションが安定します。
憧れのダウンブローをマスターしたいなら、フットワークを積極的に使ってくださいね。

今回は、ダウンブローでヒットするためのコツをご紹介しました。
来月は傾斜からのショットを届けします。次回もお楽しみに!

有村智恵

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【今回のポイント】

積極的な体重移動は
ヘッドが自然に
上から入る!

【第10回 アイアン篇4】

これまでのアイアン篇、いかがでしたでしょうか?どんなにうまく打ててもやはりフェアウェイをキープし続けるのは難しいもの。。そこで今回はアイアン篇のラスト、傾斜からのアイアンショットです!足場が不安定でもミスを防ぎ、グリーンに乗せる方法をご紹介します。

アイアン その4。ツマ先下がりからグリーンを狙う

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ツマ先下がりは、いろいろな傾斜の中でもアマチュアがもっとも苦手とする状況です。ボールが足元より低い位置にあるので、きちんとボールをヒットするのが難しいですよね。克服のカギは、アドレスと振り幅にあります。

まずアドレスは、ヒザを深く曲げて腰を落とします。こうすることで、ボールとカラダとの距離が遠くなるのを解消。どっしり構えられるので下半身が固定され、不安定な状態でもバランスを保つことができます。
下半身はスイング中も固定してください。上半身だけを使ってクラブを振る、といっても手打ちはダメです。肩を回れる範囲で回しましょう。必然的に飛距離は落ちるので、番手は大きめを選択してください。
バランスが崩れてしまうほどの大振りは厳禁です。下半身を固定したコンパクトなスイングで、きちんとボールをヒットすることを前提に振れば、大きなミスになりませんよ。

今回は、アマチュアが苦手とするツマ先下がりの傾斜からのアイアンショットでした。
来月からはアプローチ篇を届けします。次回もお楽しみに!

有村智恵

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【今回のポイント】

ヒザを深く曲げて
下半身を固定!
スイングはコンパクト

【第11回 アプローチ篇】

ドライバー、アイアンでグリーン近くまできて、その後に必要になるのが、アプローチ! 覚えておきたい寄せ技のひとつに、ボールを高く上げるロブショットがありますが、そのために必要な構え方や打ち方のポイントをご紹介します。

アプローチ その1。ロブショットを成功させるコツ

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アプローチは状況によって、高いボールを打たなくてはいけません。高さを出すには、フェースを大きく開いて構えなくてはいけません。でも、アマチュアの方はフェースを開くのが苦手な人が多いようなので、開き方のコツをお教えします。

フェースを大きく開くときに、ヘッドを右に回転させると違和感やミスヒットしてしまうのではという恐怖感が出てしまう人は、ヘッドのバックフェースを意識してください。バックフェースを地面にぴったりつけるイメージでソールすると、フェースをきちんと大きく開けますし、手元の位置やシャフトの傾きも、ロブショットに合うハンドレイトの構えになります。

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スイングはカット軌道にしますが、打ち込まずヘッドがボールの下を潜るように低く払い打ち、そのあとに右足体重のフィニッシュをとってください。手先を使ってボールを高く上げようとするとミスヒットしやすいですが、左足を上げ、右足1本で立てるくらいのフィッシュをとると、クラブの軌道がアッパーになるのでより高く上げるのに適したスイングになります。

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今回は、ロブショットを成功させるための構え方と打ち方のコツでした。
来月からはパッティング篇を届けします。次回もお楽しみに!

有村智恵

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【今回のポイント】

フェースを大きく開くときは
バックフェースを
地面にぴったりつける