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HP Workstation 導入事例紹介
株式会社 ヨシダ

 

株式会社 ヨシダ

省スペースワークステーション HP Z200 SFFを採用した歯科用デジタルレントゲンソリューション

歯科医療におけるIT化は加速しており、電子カルテはもちろん画像診断の領域においても、デジタルによる3D(CT)撮影へシフトする傾向が見えている。これは、今までのようなパノラマレントゲンによる2D(2次元)での診断から、3D(3次元)による画像診断を行うことで得られる、複雑な歯根の形態や顎骨の形状、神経や血管の流れを正確に診断でき、診察効率が上がるためだ。 株式会社ヨシダ(以下 ヨシダ)は、3Dパノラマレントゲン装置である「トロフィーパン プラス」及び「パノーラ19 シリーズ」を開発、提供している歯科医療領域におけるトップメーカーである。そして、ヨシダのデジタルレントゲンソリューションでは、サーバにHP Workstation Z400、診療用チェアサイドに設置するビューワ端末として、省スペースタイプのHP Z200 SFF(以下 Z200 SFF)が採用された。

歯科医療の未来のために

株式会社 ヨシダ
取締役 本部長
押田 宗久 氏
株式会社 ヨシダ
取締役 本部長
押田 宗久 氏


ヨシダは、歯科診療用チェア開発、販売からコンピューターを用いた電子カルテ、画像診断装置の開発など、一貫して歯科医療に向けた製品を100年以上に渡り提供している老舗メーカーである株式会社吉田製作所(現在は株式会社吉田製作所の関連会社として、吉田精工株式会社・株式会社MDインスツルメンツを含めた3社にて、歯科医療用の設備機器・歯科技工用機器・歯科用CTなどのレントゲン機器を製造)の商社機能をもつ会社として1961年に設立された。

診療用チェアから、歯科医療のデジタル画像診断に至るまで、ビジネス領域を拡大した経緯について、画像情報営業本部 取締役 本部長の押田宗久氏(以下 押田氏)はデジタル化を進めた当時を振り返りこう語った。

「私たちは創業時から歯科用診療チェアを主として開発・製造していましたが、40年程前からレントゲン装置や海外メーカーと提携した歯科用機器開発など、歯科領域におけるトータルソリューション展開へとビジネス領域を拡大しました。歯科において、アナログによる画像診断は早い段階から広く採用されていましたが、私はPCの普及と毎年のように起きていた技術革新を見て、歯科の画像診断にもデジタル化を進める必要性を感じ、1995年にはデスクトップPCで稼動するトロフィー社の口腔内センサーと自社開発によるデジタル画像システムを完成させました。そして現在では、ワークステーションを活用することで2Dでは難しかった、顎骨や神経経路も立体的把握することができる3Dパノラマレントゲン装置を提供できるようになりました。
私たちは常に歯科医療の未来のために技術革新とソリューションを提供していきたと考えており、そのためにはITの進化にも、そして先進的な海外メーカーとの提携など常に広い視野とスピードを持った開発を心がけております。」

歯科医でますます需要が高まる3D画像対応とZ200SFF省スペースワークステーションの必要性

株式会社 ヨシダ
画像情報本部 画像機器部 係長
関根 和彦 氏
株式会社 ヨシダ
画像情報本部 画像機器部 係長
関根 和彦 氏



デジタルレントゲンを活用するためには高いパフォーマンスと信頼性を持つマシンが必要となり、いままでは筐体が大きなワークステーションを選ばざるを得なかった。しかし、スペースに限りがある日本の歯科医療現場では、チェアサイドに設置するワークステーションでありながら省スペース化されたマシンが求められており、ちょうどそのタイミングで発売されたのがZ200 SFFであった。画像情報本部 画像機器部 係長 関根和彦氏(以下関根氏)は、歯科医療におけるワークステーションが抱えていた課題についてこのように語った。

「今までは筐体の大きさとマシンパワーがイコールでした。しかし、現在の歯科医院は患者様の利便性を高めるため、アクセスのよい駅前やショッピングモール内に構えるケースが多くなっています。そのためスペースの制限がある中で、なるべく患者様に快適で診察効率の高い空間を構築するには、診療チェアも2台平均となり、歯科器具や装置等もできる限りコンパクトなサイズが求められています。
このスペースが取りにくい現状において、3Dを含めたパノラマレントゲン画像の解析、画像をレンダリング表示する高いパフォーマンスと信頼性をもった省スペース型ワークステーションの登場が求められていました。そのためZ200SFFが発表された際には、すぐに日本HPに打診しシステム検証をしました。検証結果は、グラフィックを含め数値として高いパフォーマンスが確認でき、マシンの信頼性は、以前よりMADE IN TOKYOというブランドに裏打ちされていましたので、Z200 SFFをデジタルレントゲンソリューションのワークステーションとして採用しました。」

「日本全国には約68000件の歯科医院がありますが、デジタル画像診断を行っているのは40%程です。しかし、Z200 SFFのように、省スペースでパフォーマンスの高いソリューションが提供できるようになり、スペース面の課題がクリアされたため、今後多くの歯科医院が積極的にデジタル画像診断装置の導入に踏み切っていくと思います。」

ヨシダ デジタルレントゲン構成図

ヨシダ デジタルレントゲン装置を利用した際に構築されるシステム構成。いずれのレントゲン装置についても、HP Z400 ワークステーションをサーバー機として、撮影した画像から患者様情報が記録され、ネットワークでチェアサイドに置かれる省スペースワークステーションZ200 SFFと接続されている。HP Z400には医療画像から患者様の個人情報が記録されるため、ミラーリングが組まれ、さらにバックアップを取ることで2重、3重のデータ保護を行っている。

歯科医でますます需要が高まる3D画像対応とZ200SFF省スペースワークステーションの必要性
歯科医でますます需要が高まる3D画像対応とZ200SFF省スペースワークステーションの必要性
歯科医でますます需要が高まる3D画像対応とZ200SFF省スペースワークステーションの必要性

歯科用診療チェアチェアユニットの横に置かれたZ200 SFF。耐水性を高めるため、ヨシダ社製のカバーをつけてもワークステーションがはいっているとは思えないほどコンパクトにまとまっている。
このコンパクトさを持ちながらCPUに重い付加がかかっても稼動音は20dBAという図書館以上の静音性を持ち、さらに節電性も高いため、患者様にも歯科医師にも最適な歯科診療の環境構築が可能となった。

さらに3Dパノラマレントゲン装置による診断メリットについて、押田氏はこう語った。

「歯科医師にとっても3Dで診断する事で得られる効果も高くなっています。3D画像を使った主な診断として、インプラント治療があります。
インプラントを行う際には人工歯根を顎骨に埋め込みますが、その際に神経に刺激を与えないようにするため、3D画像診断により顎骨の形態や神経経路を把握しております。
しかし、これからは歯内療法という根管治療にも3Dが使われるケースが多くなります。これは、歯科医療では通常よく行われる治療ですが、歯根はまっすぐに伸びているわけではなく、途中で曲がっていることが多くあります。そのため屈折した根管は2Dで把握するのは難しい面があったのですが、3Dであれば立体的な画像診断ができるため、根管の状況を把握する事が可能となります。
この根管治療については、保険点数の改定なども検討されているため、歯科医師にとっても患者様にとっても最適な治療を提供できるようになります。」

歯科医でますます需要が高まる3D画像対応とZ200SFF省スペースワークステーションの必要性

チェアサイドに設置されるモニターで使用されるビューワアプリケーションにも、ヨシダが今まで培ってきた歯科医療の経験が生かされている。使いやすさを追求したインターフェイスにより、見てすぐに操作感が得られ、スライス画像の表示からボリュームレンダリングされた3D画像の視認回転、拡大、スライス表示などマウスで簡単に操作できる工夫がなされている。

低被曝線量を実現した3Dパノラマレントゲン

レントゲン撮影にはX線が使われるため多少なりとも被曝してしまう。診断のために必要なこととはいえ、出来る限り被曝線量を抑えることがレントゲン装置を開発、販売している側の責任でもあり、この問題についてヨシダでは押田氏の号令のもと、低被曝の実現に向け海外メーカーとの開発を進めていた。

「私たちは長年X線の照射量を抑え、被曝による人体への影響を可能な限り少なくする開発を海外メーカーと行ってきました。
このコンセプトは私たちの海外パートナーでもある、フランスのトロフィー社などヨーロッパメーカーと付き合いが深かったことにも起因し、被曝に厳しいヨーロッパの規格に対し、日本ではあまり注目されておりませんでしたが、歯科医療の未来を考えると日本でもX線による被曝の影響を認知してもらいたいと考え、ポスターなども作成し配布しておりました。
同時に、低被曝の3Dパノラマレントゲン開発にも注目し、最新の3Dパノラマレントゲン『トロフィーパンプラス』では、被曝線量を最小4.7マイクロシーベルトにまで抑えております。X線の照射を抑えると、画像解析やリコンストラクション(画像の再構成)に必要な情報量も減るため、マシンで計算処理する時間が増えます。『トロフィーパンプラス』により被曝線量を最小限に抑えて得られるデータを高速に処理できたのも、Z200 SFFが持つ高いパフォーマンスがあって実現したともいえます。
また、震災の影響もあり節電対策も急務となり、歯科医師会からも歯科医院における節電対策がでております。
この点においてもZ200 SFFは出力時の変換効率が高い製品に付与される「80 PLUS SILVER」を取得しているため、節電対策にも適応しています。
これからの歯科医療には、被爆線量を抑えたレントゲン装置に加え、省スペース、省電力のワークステーションが不可欠になりますので、現在、年間3500台のデジタルレントゲンソリューションを5年後には5000台にまで市場に提供することを目標としています。」

低被曝線量を実現した3Dパノラマレントゲン

ヨシダでは3年以上前からX線による被曝について知って貰うため、被曝量が1目でわかるポスターを配布し認知向上を行ってきた。

ヨシダのコンセプト 歯科に携わる方に夢を売る

歯科ソリューションを提供するヨシダは、常に最新のコンピューティング環境を見据え、その技術を歯科医療のために活用してきた。
この技術活用と進化を支えてきたコンセプトは歯科医療の未来のために貢献する事、そして、それは夢を売ることに繋がりますと押田氏は語った。

「フィルムを使ったアナログレントゲン装置から、デジタル2Dレントゲン装置。そして低被曝を実現した3Dレントゲン、電子カルテを含めた
歯科ITソリューションへと開発を行ってきましたが、すべては患者様へのサービスと歯科医師の夢をかなえるために尽力しています。例えば3Dレントゲン装置では、被曝量を抑え患者様への負担を減らした上で、効率的で正確な診断が提供できる装置を提供することができました。これはこれから行う治療だけではなく、今まで歯科医師自身が行ってきた診療の結果を確認することも可能です。
そのため、とあるベテラン歯科医師が3Dレントゲン装置を導入した理由の1つに挙げられたのは、『私が治療してきた、形跡や結果を3D画像として確認できるということは、今までの集大成を確認することができ、またこれからどのような治療を患者様に提供すべきかまで判るというのは夢のようです。』とお話を頂きました。
私たちはこれからも、患者様そして歯科医師のため、技術革新を進め多くの方に最適な診療環境と、夢が得られるようなシステムを開発、提供していきます。そして、この開発に協力してくれるワークステーションメーカーは日本HPであると確信しています。」

ヨシダが提供するデジタルレントゲン関連製品

口腔内カメラ ウェーブピクトプラス

口腔内カメラ ウェーブピクトプラス

ピントの自動調整機能から広い撮影範囲を持つ口腔内カメラ。
無線タイプであれば、持ち運びができ汎用的な利用も可能。

口内法用レントゲンセンサー コンピュレイ

口内法用レントゲンセンサー コンピュレイ

スーパーCMOSセンサーを採用した高解像度に加え、フィルム撮影の1/10の被爆線量を実現した口内法用デジタルレントゲン

口内法用レントゲンイメージングプレートスキャナー ビタスキャン ミニ

口内法用レントゲンイメージングプレートスキャナー ビタスキャン ミニ

スキャンニング時間が最短6秒、全てのデンタル用フィルムサイズに対応しながらも小型化(現像機の約1/3)を実現したスキャナー。

イメージングプレートスキャナー ビスタスキャン プラス

イメージングプレートスキャナー ビスタスキャン プラス

今お使いのレントゲン装置で、デジタル画像診断ができるイメージングブレードスキャナー。
従来のデンタル/パノラマ/セファロフィルムに代わり、専用イメージングプレートでフィルム同様のX線撮影が行えます。
フィルムと同感覚の使用感で、スキャニング時間:デンタル15秒 パノラマ 24秒 セファロ29秒(標準設定)。
(* 解像度の設定変更により、スキャニング時間がかわります。)で高画質読み取りが可能。

デジタルパノラマX線装置 パノーラ18

デジタルパノラマX線装置 パノーラ18

CCDセンサーを内蔵した高画質のデジタルパノラマ装置のベーシック製品。
デジタルのため、撮影と同時に画像が現れ、現像の必要がないため、診断効率が向上。

3DデジタルパノラマX線装置 パノーラ19-3D

3DデジタルパノラマX線装置 パノーラ19-3D

すべてのドクターに3D診断を。というコンセプトで開発された3DデジタルパノラマX線装置。
パノラマ用・3D用と2つのセンサーを用意しているため高い画質で撮影が可能。
別途オプションにてセファロ撮影モードとの組み合わせもあります。

3DデジタルパノラマX線装置 トロフィーパン プラス

3DデジタルパノラマX線装置 トロフィーパン プラス

パノラマセンサーと3Dセンサーは回転式になっておりプログラム選択により、自動で切り替わります。
センサーの差し替えが不要であり、パルス照射で照射量の軽減(3D撮影)し、実行照射時間はパルス照射により11秒(撮影時間は25秒)と被爆線量は最小限に抑えられている。

3DデジタルパノラマX線装置 トロフィーパン プラス
3DデジタルパノラマX線装置 トロフィーパン プラス

ヨシダ内に置かれた3DデジタルパノラマX線装置 パノーラ19-3Dとセファロ撮影モード。
省スペース、短期間で設置できるように見えない部分にも工夫が施されている。

【イベントのご案内】
株式会社 ヨシダは2011年11月5日(土)6日(日)に東京ビッグサイトで開催される「東京デンタルショー2011」に参加します。
このイベントでは、歯科ITソリューションを展示し歯科医師、歯科医療に携わる皆さんに最新の情報をお届けし、歯科医院の規模と目的に沿ったシステムの展示とご説明する機会となっておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。

東京デンタルショー2011
URL: ≫ http://www.daitokyo-kumiai.or.jp/ 日本HP外のウェブサイトへ

株式会社 ヨシダ

1961年設立。歯科医療の総合商社。
ドイツ、フランス、フィンランドなど海外からの輸入製品を数多く取りそろえるとともに、国内でも株式会社吉田製作所、吉田精工株式会社といった歯科医療機器のトップメーカーである関連企業の製品を取りそろえている。

URL: ≫ http://www.yoshida-dental.co.jp/ 日本HP外のウェブサイトへ
設立: 1961年
本社所在地: 〒110-8507 東京都台東区上野7-6-9
TEL: 03-3845-2971(代)
画像情報営業本部所在地: 〒110-0056 東京都台東区小島2-6-11 ヨシダ小島ビル4階
TEL: 03-5821-2921

東京ショールーム(本社) − 診療機器/器材展示
URL: ≫ http://www.yoshida-dental.co.jp/04/01.htm 日本HP外のウェブサイトへ

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