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HP Workstation 導入事例紹介
医療現場が求めるWSの未来をさぐる(Rad Fan記事)


 

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眼科用撮影装置のトップメーカー!
最先端の光学技術で世界をリードするトプコンと
HP WSが開拓する眼科領域のフロンティアとは?
PDF Rad Fan掲載記事(PDF・327KB)はこちら
株式会社トプコンメディカルジャパン
サービス部部長 加藤 憲 氏
トプコンが2006年に開発した「3D OCT-1000」は世界初の3次元像による眼底撮影を可能とした画期的な製品だ。現在では「3D OCT-1000 MARK II」として更なる進化を遂げている。そこに採用されたのが、日本HPが提供するワークステーション(以下HP WS)だった。今、眼科領域で最大の話題を提供する、「3D OCT-1000 MARK II」の画期的な機能とは如何なるものか? そして、HP WSの性能はそこにどう活かされているのか?

今回は、眼科用撮影装置で新たな分野を切り開いたトプコンの技術力と、それを支えるHP WSの有用性を探るため、株式会社トプコンメディカルジャパンサービス部部長 加藤 憲氏にお話を伺った。

 「3D OCT-1000 MARK II」が初めて可能とした3次元眼底撮影

今、眼科領域で最も話題となっているのが、世界で初めてOCTと無散瞳眼底カメラの一体化と、3次元での眼底撮影を可能とした「3D OCT-1000 MARK II」(図1)だという。「2年前の発売以来、大学病院・専門病院から順次導入が始まり、これから小規模病院やクリニックでもますます導入先は増えていくと考えています」と語る加藤氏。その主な特長を紹介していただいた。 図1 3D OCT-1000 MARK II
図1 3D OCT-1000 MARK II
OCTと無散瞳眼底カメラを一体化。高速スキャンが可能で、眼球運動によるエラーがない高精度撮影を実現。また、眼底撮影と同様の操作でOCT撮影が行える、簡単でスピーディーな操作性も可能としている。

1.画期的な3次元眼底像

図2 上:無散瞳カラー眼底画像、下:OCT画像
OCT画像と無散瞳カラー眼底画像のコンビネーションにより、OCT断層像が眼底画像のどの部位なのかの正確な特定が可能となる。毎回同じ部位の正確な撮影ができるので、患部の経過観察が正確に行え、治療計画の効果向上に貢献できる。
3次元で撮影するためにはブレ防止のため、スキャン速度が重要となる。「3D OCT-1000 MARK II」はBスキャン0.05秒、3Dスキャン3.5秒の世界最速スキャン速度を実現。鮮明な3次元眼底像を撮影することができる(図2)。これにより撮影部位の正確な特定が可能なため、病変の撮り逃しがない。

また、2次元では見ることのできない、内部の立体構造が把握可能になり、診断能を飛躍的に向上させた。「今までは眼底カメラなどの2次元的な画像を基に、医師が自身の経験から診断することがありましたが、『3D OCT-1000 MARK II』を使用することにより、眼底の腫れや浮腫の有無などが、立体的に確認できるようになりました。

明確に病変をとらえることができるようになったため、より客観的で正確な画像診断が可能となりました。さらに、インフォームドコンセントの観点からも、患者様に画像を使ってわかりやすく説明できるので、本当に納得して治療に臨んでいただくことが可能となりました」。

2.データベース搭載でより客観的な診断が可能に

「3D OCT-1000 MARK II」には、OCT装置ではトプコンだけが持つ日本人の正常眼データベースが搭載されていて、撮影した画像と正常眼データベース比較することで、さらに客観的・定量的な診断を可能としている。「各地の大学などに協力をお願いして、正常な方、病気の方の検査データを地道に収集することで、このデータベースを作り上げることができました。海外メーカーの中には、正常眼データベースをもつ製品もありますが、白人のデータしか搭載していないのが現状です。日本人の目は白人の目とは異なる特徴があり、単純に比較することができません。海外メーカーが持つ白人の正常眼データベースでは、日本人の目を検査したデータと比較するには問題があります。日本人に特化したこのデータベースを使うことで、緑内障や黄斑部の診断力を画期的に向上させることが期待できます」。

3.診療報酬改定でクリニックでも導入しやすく

平成20年度の診療報酬改定により、保険点数が認められるようになったのも大きなメリットだ。「近年、食生活の欧米化などにより、網膜剥離・糖尿病性の網膜症・黄斑変性症などといった網膜疾患が、日本でも増加傾向にあります。そういった診断に優れた有用性を発揮する『3D OCT-1000 MARK II』は、眼科領域で『今、開業医が最も欲しい装置』であるという評判をいただいています。それまでは、費用の点などから、比較的大きな病院でないと導入が難しいという一面もありました。しかし、平成20年度の診療報酬改定で200点の保険点数が付き、今後はますます、小規模病院やクリニックにも浸透していくと考えています」。

4.眼科診療システムとのシームレスな連携

「3D OCT-1000 MARK II」はトプコンが提供する眼科診療システム「IMAGEnet」と連携し、診察室での3D画像の読影・解析を可能とする。「IMAGEnet」は他の検査画像やデータ、レポートなども一元管理ができ、電子カルテ機能への拡張性も可能。「眼科は検査数自体も非常に多く、10台以上の撮影装置を使用したり、検査用のテンプレートが100種類以上必要であったりといった場合も少なくありません。撮影する画像の枚数も膨大になるため、これを院内の基幹システムだけで運用するには、やはり無理があります。『IMAGEnet』では、眼科専用に「HP Proliant サーバー」を採用し、無理のない画像・データファイリングを実現しています。さらに、DICOM画像やレポートのやりとり、ウェブ参照など病院の基幹システムともスムーズに連携できるので、病院全体のシステム運用の妨げになることもありません。

また、1988年の開発以来、多くの医師の意見を反映し改良を重ねてきた使い勝手の良さも大きな特徴だという。「角膜・白内障・網膜疾患・緑内障など、眼科内が各専門領域にわかれていて、画像や検査データの表示の仕方ひとつとっても、それぞれ使い勝手が違います。「IMAGEnet」は各領域に合わせた画像・検査データの表示機能や、使いやすい検索機能を備え、ユーザー様からも高い評価をいただいています。業界に先駆けて眼科診療システムをご提供してきた経験と実績が、この評価につながっていると思います」。

 充実のトプコン眼科用撮影装置

図3 TRC-NW8
オートフォーカス・オートシュート機能を搭載することで、素早く正確な自動撮影が可能に。画像ファイリングシステムとの連携はもちろん、ダイレクトプリントシステムにも対応している。
「3D OCT-1000 MARK II」のほかにも、トプコンでは充実した眼科用撮影装置をラインナップしている。「一般的に眼科で必要な撮影機器はほとんど網羅しています」と加藤氏。そのラインナップのひとつ、無散瞳眼底カメラ「TRC-NW8」(図3)についてお話を伺った。「『TRC-NW8』は簡単で高精度の眼底撮影を可能にする装置で、主に健診などで高い能力を発揮します。通常の眼底撮影は可視光を使って照明し撮影するため、縮瞳予防のための散瞳剤を点眼します。すると4、5時間は車の運転などができない状態になってしまいます。一方『TRC-NW8』は赤外線を使用して照明するため、撮影光量も少なくて済み、患者様の負担を軽減します。また、散瞳剤が必要なく撮影後すぐに帰宅していただけますので、集団健診など比較的多くの方が検査を受けるような場合に有用です」。

 「3D OCT-1000 MARK II」がHP WSを必要とする理由

「3D OCT-1000 MARK II」に採用されているのがHP WS「xw4600」だ。眼科領域の診断能 力を一変するこの製品を、「xw4600」はどう支えているのか。加藤氏は次のように語ってくれた。

1.ハイスペックマシンを安定供給

「高レベルな画像処理が必要なため、高性能のグラフィックボードを搭載できるシステムが必要でした。HP WSはシステムに合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。弊社が採用している『xw4600』には、Matrox社製の高性能グラフィックボード『Solios SOL6MFCE』を搭載することで、ハードな画像処理にも対処できるスペックを実現できています」。

また、安定した製品供給も欠かせない要素だと加藤氏は指摘する。「短期間で頻繁にモデルの変更があると、製品との動作検証に手間がかかり、時間もコストも無駄になってしまいます。安定したシステムを入れ替えることで、思わぬ問題が発生し、運用に支障が出てくることもあります。HP WSは製品に必要なスペックを維持しながら、比較的長期間、安定して供給していただけるので、動作検証よる手間も時間もかからず、結果的にローコストで運用できています」。

2.全国をカバーする迅速なサポート

さらに重要なのがサポートだ。「システムが動かないと診療がストップしてしまうため、ユーザー様は当然迅速なサポートを要求されます。いくら良い製品でも万一の事態にサポートできなければ、継続的に使用していただくことはできません。HP WSはシャープドキュメントシステム社がサポートを一手に引き受け、全国のユーザー様に対して迅速なサポートを提供していただけていますので、医療機器メーカーとしては非常に頼もしく感じています」と加藤氏は述べる。

3.高性能ながらバランスのとれた価格設定

また、HP WSの性能・品質・価格などのバランスの良さも、採用理由だと述べる加藤氏。「『3D OCT-1000 MARK II』は高性能な画像処理能力を求めるため、WSも必然的に高機能な製品が必要となります。しかし、これからクリニックなどへの導入へ向け、製品全体の価格を抑えていきたいという考えもあり、できるだけ低価格なWSを採用したいというように考えていました。HP WSは高機能ながら比較的低価格で導入できるため、全体の価格を下げるという面からも、採用するメリットがありました。また、今や病院内は、PCやWSなどの端末があふれかえっています。できるだけ小さい本体の製品を採用したいところですが、高性能グラフィックボードなども搭載しなくてはならないため、一概に小さければいいというものでもありません。そういった意味ではHP WSは性能と大きさのバランスも取れていると思います」。

HP WSを採用したことに対してのユーザーからの感想を伺うと、次のような答えが返ってきた。「問題なく動いていて当たり前なのが医療機器です。その点、HP WSはユーザー様から苦情が出るということもなく、安定して稼働しているといえます。安心して運用していただける信頼性の高さも、HP WSを採用するメリットだと思います」。

 世界をリードする技術力で更なる新市場の開拓を

今後の展望について、「医療機器メーカーとして技術力で勝負していきたい」と加藤氏。「今まで長年培ってきた技術力で、今後もさらに新しい製品の開発に取り組んでいきたいと考えています。医療のデジタル化が進み、診療の質も大きく変わってきています。こうした流れに対処しながら、診断能力を向上できる撮影装置や、ユーザー様をサポートできる医療システムを開発し、医療に貢献していきたいと思います」。

※OCT(optical coherence tomograph):赤外線を使用して、網膜黄斑や視神経乳頭を撮影する装置。加齢性黄斑変性症や緑内障の診断に有効。
会社外観 Company Profile
株式会社トプコン
1932年設立。創業以来一貫して光学機器の製造・販売を手掛け、光学技術・デジタル技術を研鑽してきた。眼科領域の検査・診断装置やシステムの他、測量システム、半導体産業を主な柱とする。眼科領域では世界に先駆ける技術を持ち、特に光学メーカーならではのレンズの研磨技術は、他社の追随を許さない。また、早くから眼科診療システムを手掛けており、世界No.1シェアの実績をもつ。
URL: http://www.topcon.co.jp/eyecare/ 日本HP外のウェブサイトへ
設立: 1932年
本社所在地: 〒174-8580
東京都板橋区蓮沼町75番1号
TEL: 03-5915-1800
本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり閲覧される時点で、変更されている可能性があります。予めご了承下さい。

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