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HP Workstations 導入事例紹介
シーメンス旭メディテック株式会社


 

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HP Workstation グローバル企業、シーメンス旭メディテックと日本HPの
コラボレーションによって実現する
最先端の医用画像ソリューションとは?
シーメンス旭メディテック マーケッティング本部IKMグループ長 松本 寿氏
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モダリティの進歩により、一度の検査で得られるスライス画像の枚数は膨大な数に及び、フィルムレス環境の整備は各病院の課題のひとつとなっている。主に放射線科向けのモダリティとPACSをトータルに販売するシーメンス旭メディテック株式会社ならではの挑戦とは。またPACSシステム構築のために、なぜ日本HPのWSを採用したのか。シーメンス旭メディテック マーケッティング本部IKMグループ長 松本 寿氏にお話を伺った。
 シーメンス旭メディテックと日本HPのグローバルコラボレーション

同社のPACS製品には、日本HP製のWSおよびサーバが採用されている。 WSはハイエンドの「xw8400」、メインストリームの「xw4400」によりニーズに応じたシステム構成を行っている。

同社が日本HPのハードウェアを採用した理由について、松本氏は次の点を挙げている。
1.グローバルベンダであること
「弊社のPACS製品の製造ラインは2系統あります。1つはドイツの工場でハードウェアを購入し、製造するライン。もう1つは日本の工場でハードウェアを購入し、製造するラインです。ドイツと日本、それぞれの国内でハードウェアを調達しているため、弊社はそれぞれの国で同様にサポートできるグローバルベンダをパートナー企業として想定していました。 そのためグローバルで同じモデルを供給しサポートできるHPをパートナーとして決定しました。HPのハードウェアを採用することで、ドイツと日本で製品モデルを統一することができるのはメリットの一つです」。

2.トラブル報告が少ない
「当初採用していた他社ハードウェアでは輸送途中や導入初期の故障に悩まされましたが、日本HPのハードウェアは欠品や初期不良が非常に少なく、顧客からのトラブル報告も少ないです。その安定性の秘訣は『「東京生産」であること』と知り、以後長く採用する理由となっています」。

3.製品寿命が長い
「弊社の顧客層の多くは大規模病院のため、商談や交渉は半年〜2年程度という長期間にわたることが多くなります。あまり頻繁に製品モデルが変更されてしまうと、お客様に最初にデモでお見せした製品と納品時の製品は別物という事態が起こってしまいます。その点HPのモデルは、同じ製品を長期間安定して供給しているため、カタログ・スペックや仕様変更を頻繁に行う必要がありません。また、モデルチェンジやBIOSの変更などで、いままで動作していたビデオカードが動作しなくなるというリスクも少なくなっています。弊社PACSでは、xw8200から採用を始めましたが、xw8400にいたるまで同様の拡張性が確保されています。製品寿命が長いという点は、弊社がHPを採用する最大の理由です」。

 シーメンス旭メディテックが提供するPACSソリューション
ドイツのシーメンスメディカルソリューションズと、日本の旭化成株式会社との合弁会社である同社。同社のPACSソリューション「SIENETファミリー」は10年以上にわたり多くの放射線科に活用されてきたブランドであるが、昨年より主要製品のバージョンアップと名称変更が行われた。主要ラインナップには下記のようなものがあり、導入施設はクリニックから大規模病院まで幅広い実績を持っている。

syngo Imaging

図1 拡張性に優れたPACSソリューション。2D画像読影には「xw4400」、3D画像処理機能を活用するには「xw8400」、とユーザーニーズに合わせたHP WSのモデルを採用している。中〜大規模病院向けのPACSソリューション(図1)。SIENET Cosmosの次期バージョンにあたる。HIS・RISとのインテグレーションにより、包括的な画像管理を実現する。2D画像読影から3D画像処理まで、顧客のニーズに合わせて自由にシステム構築ができ、DICOM規格対応であれば他社製品とも連携可能。また、ウェブブラウザからでもWSと同様の機能が使用できるため、放射線科だけでなく院内の誰でもが医用画像を有効活用できるようになる。また「Smart Select」機能では使用頻度の高い機能を登録することで直感的に操作ができるようになるため、ユーザはより画像に集中することができる。

syngo WebSpace

3D医用画像処理サーバ。モダリティから転送されたスライスデータは、サーバ側で画像処理され、クライアントPCにストリーミング配信することで3D画像として瞬時に閲覧できる。4D画像処理機能や自動血管分析機能なども有しており、高機能画像処理が可能。画像処理はすべてサーバ側で行われるので、院外からでもインターネット経由で画像閲覧が可能になる。

SIENET Magicファミリー

ストレージのデータ容量と、ネットワーク内のワークプレイスの数についてはほぼ無制限の拡張性を持つ、マルチサイト型PACSソリューション。グループ病院をネットワークで繋ぎ、すべての病院のRISとPACSを連動させる、極めて大規模なシステムが構築できる。主に北米での導入実績を誇る。

放射線科で撮影された画像を、院内のだれもが制限なく有効活用できるようになるシステムを構築する―それが同社PACSにおける最大のポイントであると松本氏は語る。「放射線科の先生方だけが専門的な画像処理端末を使い、他科の先生方はウェブブラウザから簡易的に画像を見る、という『住み分け』を如何に解消していくかが課題であると弊社は考えています。弊社が特に他社製品との差別化を図るポイントは、ウェブブラウザからでも専用の読影端末からでも、読影のために使う機能はまったく同じにしているという点です。その上で、MIPやボリュームレンダリングなど高度な画像処理機能はモジュール化し、ニーズに合わせて提供しています」。
 syngoが可能にすること
図2 同社の画像診断/読影装置はすべて共通のプラットフォーム「syngo」を採用している。読影や画像再構成など共通する機能部分を標準化し、様々な装置を同じ操作体系で統一。同社製品の最大の特徴は、「syngo」と呼ばれる共通のプラットフォームを採用している点にある(図2)。一般的には、モダリティとPACSとは別の製品であるため、操作体系はまったく異なるものだが、同社は読影や画像再構成など共通する機能部分を標準化し、様々な装置を「syngo」に統一して、見た目も操作体系も全く同じにしている。「syngo」がもたらすメリットについて、松本氏は次の点を挙げている。

1.操作の効率化
MRIもCTもPACSも、すべて操作画面は同じsyngoインターフェイスである(異なっているのはモダリティごとの撮影用インターフェイスのみ)。最初にsyngoの使用法を覚えてしまえば、全てのモダリティを同じように操作することができるようになるため、効率的な作業が可能となる。

2.心理的バリアの除去
近年、医用画像処理WSはより多機能になり、ビューアはより分かりやすくシンプルになる、という二極化の傾向が見られる。操作が難解になりがちな医用画像処理WSであるが、インターフェイスが馴染みのあるsyngoであれば難解な印象を減らすことができる。そのため、専門家としての放射線科ユーザにとっても満足できる機能を有しながら、放射線科以外のユーザであっても直感的な操作ができるようになる。
 院内ワークフローの改善を目指すPACS
図3 X線管球と検出器を2対搭載する、世界初のデュアルソースCT。最小限の被ばく線量で高速かつ確実に撮影。マルチスライスCTの普及、同社が発表した世界初のデュアルソースCT「SOMATOM Definition」(図3)の登場など、一度の撮影で得られるスライス数は5,000数以上にもなってきている。しかし、DICOM規格はデータの確実な転送を優先する仕組みのため、1秒間に4〜5枚程度の転送スピードとなる。一回の検査で得た約5,000枚の画像がモダリティからWSに転送される約1,000秒間、読影室の医師は画像が届くのを待たなければならず、時間の無駄が生じてしまう。たとえモダリティが1日40人の検査を行うことができても、画像転送の際に生じる待ち時間のロスによって、40人分の読影がおいつかないという事態が想定される。

この問題を解決するためにはPACSなどの性能によって院内全体のワークフローを改善する必要がある。「検査効率を上げるべく病院全体のワークフローを改善するのが、弊社PACSの大きなポイントです」と語る松本氏。例えば、同社が「SOMATOM Definition」の発売に合わせて開発した新製品が「syngo WebSpace」。同社の『ワークフローの改善』における回答のひとつである。DICOM規格を使用する以上、転送速度の改善には限界がある。そのため、同社独自の高速転送方式によって、同社最新CTとsyngo WebSpaceサーバ間であれば通常のDICOM転送の10〜12倍のスピードで転送されるようになる。そして画像閲覧の際にはDICOM形式のまま、院内外のどのPCからでも瞬時に3D画像が閲覧できるようになる。
 「This is Integration, not Interfacing」
今後は2D画像読影は「syngo Imaging」、3D画像運用は「syngo WebSpace」など複合的なソリューションを「syngo Suite」というひとつのソリューション・パッケージとして販売していきたい、と語る松本氏。もちろん、今まであるシステムに加え、新たに同社製品を導入して組み合わせることも可能である。そのコンセプトについて「弊社のキャッチコピーに『This is Integration, not Interfacing』とあるように、弊社の『syngo Suite』は、Interface(連結)をするのではなく、Integration(統合)をするのです」と松本氏は語る。

ここに見られるひとつのキーワードが「Integration」である。例えばPACSと電子カルテの連携の場合、ただPACSのデータを電子カルテ上で表示するだけでは「Interfacing」に過ぎず、双方からデータを行き来させてワークフローを作れるようになって初めて「Integration」であると、松本氏は述べる。IHEやHL7などの標準規格が整備されてきたため、これらの標準仕様という枠組みのなかで「Integration」が可能になってきたという要因も大きいという。

また、同社はRIS製品ラインナップを所有していない。欧米版のRIS製品はあるが、それを輸入して日本語化した製品もないという。その理由について松本氏は、「RISというものは、日本の放射線科のワークフローを反映した、日本の環境に適合した製品でなければならないからです」と述べている。そのため、国内の様々なRISベンダの製品と同社のPACSをIntegrationするという実績を現在まで積み重ねてきているとのこと。
 シーメンス旭メディテックの今後の展望
2D画像ソリューション「syngo Imaging」、3D画像ソリューション「syngo WebSpace」などという複合的なソリューションをニーズに合わせて組み合わせ、放射線科および病院全体の医用画像管理システムを統合することで、検査効率の向上が期待される。同社が競合他社と比較してとくに差別化を図っている点は、モダリティ単体の性能を向上させるだけでなく、常に「ワークフローの改善」にも配慮していることにあるという。「実際の現場での作業効率を上げ、検査の質を上げるためには何を改善すべきか…そういったことも含めてモダリティを開発し、販売しているのです」と松本氏は語る。

「デュアルソースCT、全身撮影MRIなど、弊社は今後もモダリティを主力に据えて革新的な挑戦を続けていきます。そのモダリティの進歩を補完するのが、PACSの役目です。今後も弊社は最先端技術を搭載したモダリティを販売していきますが、それはお客様にとってはとても高い買い物です。高価かつ臨床的に有用なモダリティだからこそ、有効活用していただきたい。弊社のPACSが検査効率の向上をサポートすれば、モダリティを有効活用する機会が増え、経営効率も向上する。ひいては日本全体の医療を改善することに繋がると考えます」。
Company Profile シーメンス旭メディテック株式会社
法人名: シーメンス旭メディテック株式会社
URL: http://www.med.siemens.co.jp/
設 立 : 1979年
本社所在地: 東京都品川区東五反田3-20-1
高輪パークタワー
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