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チーム・レイホール
チーム・レイホール、ヒューレット・パッカードとパラメトリック・テクノロジとのパートナ・シップにより、レースで好成績
業界 モーター・レーシング
チャンレンジ
レース性能を常に向上させる
エンジニアリング・データに年中無休アクセス
パーツ生産のためのサイクル時間とコストの削減
空力測定の効率向上
設計・製造ソフトウェア・パッケージの統合化
HPが提供するソリューション
基幹業務サービス
Microsoft® Windows NTをサポートするHP基幹システム
HPのPCと周辺機器
ネットワーク構築とコンサルティング
パラメトリック・テクノロジ・コーポレーション(PTC)ソフトウェアのためのシームレスな運用環境の構築
成果
データ処理のリアルタイム化によるレース成績の向上
データ速度の向上により、最適なフィードバックが可能
代表的な部品について設計サイクル40%短縮
風洞の効率的な使用
生産性の向上とコスト削減
「CARTレーシングで成功するためには、高性能のコンピュータ・ハードウェアとソフトウェアが燃料やタイヤと同じように不可欠です。チーム・レイホールは、HPのハードウェアを選択することに迷いはありませんでした。性能が最高である上にサービスや保証もしっかりしています。HPは多くの分野の業界リーダであり、パラメトリック・テクノロジ(PTC)に代表される、さまざまな会社と協力関係にありますから適合性やアップグレードについて心配する必要がなく、最新のネットワークが装備可能です。HPは我々が勝利するために不可欠な存在です。」

チーム・レイホール、設計エンジニア、ブライアン・ウィリス氏

HPとチーム・レイホール、レースごとに基幹システムを再構築
TEAM Rahal logo ボビー・レイホール氏と彼のチームはCARTレーシングにおいて成功を収めています。プロフェッショナリズムを持って綿密な準備をするチーム・レイホールはCART FedExチャンピオンシップ・シリーズにおいて、これまでに優勝3回、CART賞金獲得額は2位、そして過去17年間に5位以内入賞が12回という輝かしい実績を持っています。

ボビー・レイホール氏はドライバとしては1998年に引退しました。しかし、チームのオーナであることに変わりはありません。ボビー・レイホール氏の成功を引き継ぎ、チーム・レイホールはエンジニア、メカニック、管理スタッフなど総勢65名がオハイオ州ヒラードで緊密な協力体制を作り上げています。数百万ドルするレーシングカーを投入し、すぐれた成績を収めるためにチーム一丸となって取り組んでいます。

ボビー・レイホール氏は1995年10月、テレビ・タレントでレースマニアのデビッド・レターマンとチーム・レイホールを共同設立しました。チーム・レイホールの成功の陰にはヒューレット・パッカードとパラメトリック・テクノロジ・コーポレーション(PTC)の提供する事業とエンジニアリングの統合ソリューションがあります。

テクノロジによるレースの勝利

レースの世界では、すぐれたマシンとドライバがスポンサを集め、高い収入を得ることができます。チーム・レイホールはそのためにすべてを注ぎ込んでいます。この小さな会社は、テクノロジを最大限活用し、「ジャスト・イン・タイム」のエンジニアリング環境を構築しています。例えば、エンジニアは5ヶ国にまたがって行われる20のレースサーキットや何十ものテスト会場から、年中無休、1日24時間体制でヒラードの本社に置かれているデータベース上の仕様、図面、シミュレーション、モデリング・データにアクセス可能でなければなりません。

写真1 「今、西海岸でレースの真っ最中であると思ってください。明日までにマシンの新しい部品を作成する必要が生じたのです。この事態に対応するための唯一の方法は、データベースの設計図にアクセスし、現場で変更を加え、一晩で新しい部品を作成して送り届けなければなりません。さもなければ、レースに負けてしまいます。」とチーム・レイホールのチーム・マネージャー、ティム・シンドリック氏は説明します。「この業界は時間的余裕がほとんどありません。デッドラインは常にあっという間に迫ってきます。」

チャンピオンシップ・カーのレーサは、現在あるコンピュータ搭載の乗用車をはるかにしのぐ高性能の電子装置を使用します。制御ユニットが燃料供給、エンジン点火、ギヤシフト動作を制御し、常時センサがデータをピットに送信します。サーキットでは少なくとも5台のラップトップとデスクトップ・コンピュータがRFテレメトリ・システムを通じて50チャネルに及ぶデータの収集分析を行います。連続モニタリングにより、手遅れになる前に問題を絞込み認識してドライバの安全を図ります。また、ピット・インのタイミング予想など、レース上の戦略にも役立ちます。「データの分析結果をより早く、そして深く共有することで刻々と変化するコンディションに素早く対応し、勝利に結びつけています。」とシンドリック氏は語っています。

基幹業務環境の構築

本社とサーキット、そしてピットとマシンの間にスムーズな情報の流れが確保されているかどうかが、レースでの勝敗を分けることも少なくありません。そのためチーム・レイホールはHPのサーバ、15台のHP OmniBookラップトップ、数台のHPプリンタとスキャナを常に携行しています。HPのサーバはアプリケーション、電子メール、コンピュータ通信に必要不可欠です。本社とピットにあるラップトップとデスクトップはクライアント/サーバ環境により統合されています。

システムの可用性を高めるため、チーム・レイホールはHPの基幹業務サポート・パッケージを導入しました。このパッケージは3年契約で、ダウンタイム防止のための予防サービスを含めてサーキットと本社における、すべてのハードウェアとソフトウェアの保守を行います。たとえば、レースの開催される各週末前にはHPのエンジニアがチームに加わりシステムを点検し、レース中は現場で装置とネットワークがスムーズに動作しているかを監視します。シンドリック氏はこう言っています。「HPの製品と基幹業務サポート・サービスは信じらないほど素晴らしいものです。我々の情報技術の可能性を限界まで引き出し、それによりマシンとドライバの可能性をフルに生かしています。」

チーム・オーナーのボビー・レイホール氏はこう付け加えました。「私たちはトップクラスの製品としてヒューレット・パッカードを選びました。私たちはプロフェッショナルのサービスを期待したからです。サポート・パッケージの素晴らしさは想像以上でした。HPは我々チームの一員です。HPは我々のチームに『限界はない』ことを教えてくれました。これは想像もしていなかったことでした。」

風洞試験によるウィング作成

本社ではエンジニアたちが実車の40%規模のモデルで風洞試験を行い、空力データを収集しています。1988年、チーム・レイホールのエンジニアたちはその年のモデルをスコットランドにあるグラスゴー大学に新設された風洞でテストしようとしました。そのために、取り付けシステム、バランス設置ポイント、その他の部材を新たに製造する必要がありました。ブライアン・ホルジンガー氏をはじめとするエンジニアたちはグラスゴー大学の教授たちの協力を得て、PTCのPro/ENGINEERを使用して新しい風洞に必要なレイアウトを設計しました。PTCのPro/MFGにより各部品の整合性が確保されました。ホルジンガー氏の見積もりによると、Pro/MFGを使用したことにより作業時間が30〜40%も短縮されました。また、グラスゴーにこれらの部材を持ち込んだときにすべてがスムーズに動作するだろうという確信も持てました。風洞の使用料は1時間600ドルのコストがかかり、小さな問題ではありませんでした。

写真2 統合ソフトウェア・パッケージにより風洞データが収集可能になる前は、チーム・レイホールのエンジニアたちは部品製作が可能でも、なかなか必要な精度までには達することができませんでした。例えば、ウィングはまず部品を手作業で作成し、テストに合格するまで何度もすり合わせを行っていました。しかし1997年にはPTCのPro/ENGINEERとPro/MECHANICAを使用してチーム・レイホールのエンジニアが自らリヤ・ウィングの設計、分析、製造を行いました。

ウィングを自社で設計製造することにより、チーム・レイホールはウィング1つにつきコストを58%削減した上、新設計のウィングはダウンフォースが4%、すなわち実車では40ポンド向上しました。レースでは10分の1秒のラップタイム差が勝敗を分けることを考えればこの4%がいかに大きいかが分かるでしょう。この新しいウィングは、他社製より低価格で、軽量で、しかも堅牢でした。Pro/ENGINEERは時間とコストを節約しただけでなく品質も高めました。

ソフトウェア統合のメリット

PTCのCAD/CAM/CAEソフトウェアパッケージではモジュールが統合されているため、大幅に手間を節約できます。設計モジュールと解析モジュールは製造モジュールと統合されているために、設計仕様をFEA(最終エレメント解析)にかけることが可能で、製造モジュールを短時間でエラーなく作成できます。以前、チーム・レイホールは、部品の設計から製造、テスト、フィードバックまでというプロセスを経ていました。そしてフィードバック時点で変更が必要となる場合がほとんどでした。そうなるとエンジニアは部品を設計し直し、最初から再び始めなければなりませんでした。場所やプラットフォームが異なればデータの迅速かつ有効な共有が不可能なためにこのプロセスに時間がかかりました。チーム・レイホールにとって、HPのワークステーション上で稼働するPTCのPro/ENGINEERは設計時間を短縮し、サーキット上および外での時間との勝負に必要不可欠なソリューションでした。チーム・レイホールはPro/ENGINEERソリューションを使用してプロセスをシンプル化し、今では数分で設計の変更が可能になりました。

チーム・レイホールのエンジニアがブレーキ・システムにエアを送るための必要なバッキング・プレートを改良したとき、バッキング・プレートの金型の設計製造コストは9000ドルかかりませんでした。Pro/MFGによりバッキング・プレートの複雑な表面作成に必要なNCコードを生成し、手作業より所要期間が数週間も短縮されました。チーム・レイホール本社には、現在、6セットのバッキング・プレートがあり、これによりシャーシ・サプライヤから購入した場合と比較すると25%以上のコスト節約が可能となったのです。

Pro/MECHANICAは負荷に対する応力の分布を表示して、重量と強度を最適化する機能があり、チーム・レイホールのエンジニアにとっては理想的な設計ツールです。マシンは軽量であればあるほど速度が出るので、できるだけ重量を削減することがポイントになります。Pro/MECHANICAにより、ショック・アイレットの重量を30%削減しながらも強度を高めることができました。たとえ1gでも軽ければマシンは速くなります。

PTCの統合ソフトウェア・パッケージを使用した「バーチャル・プロトタイピング」により、設計から製造までのプロセスを通してモデルの変更が短時間で可能になり、チーム・レイホールではオリジナル部品製造の所要時間が80%削減されました。代表的な部品の設計サイクル全体では40%短縮となり、コストが節約されたほか、サーキットに新しい部品がいち早く届けられるようになりました。

「当社はエンジニアリング・メーカです。レースでも事業でも、勝ち残るためには対応ができるだけ迅速かつ効率的であることが要求されます。」とシンドリック氏は語ります。「HPのネットワークにより、オンラインでサーキットから直接本社にデータを送り、PTCのソフトウェアでこのデータをもとにより速いマシンを作り出します。これは包括的かつ信頼性が高いネットワーク活用による勝利の一例です。」

真のパートナシップ

堅牢なハードウェア、信頼性ある革新的なサポート・プログラム、製品開発パッケージのシームレスな統合。ヒューレット・パッカードとパラメトリック・テクノロジはこれらをすべて組み合わせ、チーム・レイホールを支援しています。

オーナのボビー・レイホール氏は語ります。「マシンをより高速に、安全に、そして効率的にするためにはヒューレット・パッカードとパラメトリック・テクノロジの存在がますます重要になってきています。チャンピオンシップ獲得に向けてHPとPTCが大きなカギを握っているのです。」

HPとPTCとのパートナシップにより、チーム・レイホールはサーキットで生き残るために最も重要なこと、つまりプロセスの進行速度を向上させ、競争上の優位に立つことを実現しました。
本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり閲覧される時点で、変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  

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