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Jaguar Racing(ジャガー・レーシングカー)
速く、もっと速く
地域: 北米
市場: 機械設計[MDA]
2000年6月

「私たち全員にとって、チームの中でHPが占めるポジションは極めて重要です。これは、我々は今まさに技術レースの中心にいるのであり、レース・サーキットのことを考えているのではありません。彼らは、まさに技術の最先端にいるのです。」

-- Jackie Stewart -- F1ワールド・チャンピオン3連続制覇 -- Jaguar Racingのエグゼクティブ・ボード・メンバー
Jaguar Racing Picture
最先端

Jaguar Racingが望む位置は1つだけ、先頭を走ることです。F1レースでキーとなるのはスピードですが、勝利というのはレース1日だけの結果ではありません。設計チームは、マシンを限界まで高めるため、常に時間とのレースを闘っているのです。Jaguar RacingとHPは、スタート時点からパートナを組んでいます。HPのテクニカル・コンピューティング・リソースは、月曜日に思いついた設計の改善を水曜日にはレーシングカーに組み込み、金曜日にはレースに出場できるようにすることを可能にしています。

Fordの全面的なバックアップを受け、Jaguar Racingの新しいF1への挑戦は、英国のカーレースの歴史に再び新たな金字塔を打ち立てる最も大きな可能性を秘めています。
最初の選択

1999年半ば、FordがJackie Stewartのグランプリ・レーシング・チームを買収し、新しいブランドとして再生した時、Jaguar Racingは前進しました。エンジン以外の構成要素をすべて設計する本部は、英国のミルトンケインズに設置されました。設計、応力および空力専門のエンジニア40人が、フルタイムでJaguarレーシングカーの開発にあたっています。このレーシングカーの85%前後がここで製造され、外部に委託するのは鋳造品とごく一部の付属品だけです。エンジンは、これも1999年半ばにFordが買収したノーザンプトンから14マイルほどのところにあるCosworth Engineeringが製造しています。HPは、Stewart-Fordチームが完璧なレーシングカーをすべて3次元CAE環境で設計した最初のチームとなれるよう、オリジナルのソリューションを提供しました。Jaguar Racingを継承し、ネットワークとCADシステムを開発し続けるには、HPがその第1日目から関与することが不可欠でした。

Jackie Stewartは、HPとのパートナーシップはチームにとってこれ以上はあり得ない最高のものと言っています。「私たち全員にとって、チームの中でHPが占めるポジションは極めて重要です。これは、我々は今まさに技術レースの中心にいるのであり、レース・サーキットのことを考えているのではありません。彼らは、まさに技術の最先端にいるのです。」

Jaguar RacingのCAE ManagerであるSteve Neveyは、こう付け加えました。「HPは、我々の組織の中に入り、私たちが何をしようとしているか理解してくれました;彼らは、カタログを見せて何が欲しいか聞くのではなく、私たちと相談しながら、我々が何をしたいか、それをどのような方法で達成したいのかを見つけ、その要求を満たすために構成されたベストのツールを推薦しました。ITインフラ全体の仕様を決め、実現することを助けてくれたのです。」
統合ネットワーク [image]

Jaguar Racingのフィロソフィでは、車体とエンジンを同時に1つのシステムとして設計することを要求しています。これは、設計目標に妥協を許さず、レーシングカーの性能に影響を与える可能性があるすべての要因のすべての段階を完全にコントロールすることを意味しています。HPのワークステーションは、実際の設計でも、解析あるいはシミュレーションでもシームレスなリンクを実現し、完全に統合されたプラットフォームを提供します。Steve Neveyの説明によれば、「全面的なHPユーザーでもあるJaguarの自動車での挑戦と同様に、我々にとってはビジュアリゼーションが重要な鍵です。我々のコラボラティブ・デザイン・メソドロジとは、たとえばギア・ボックスを設計しているエンジニアが迅速に作業を進め、簡単にサスペンション設計担当のエンジニアと協働できること、そしてこの2つの設計チームの間のやり取りを見ることができなければならないことを意味しています。HPのコンピューティング技術のスピードは、エンジニアの思考を受けとめ、彼らが複雑で高度な問題をより直覚的に解決できるよう支援してくれます。これは、我々にとって競争力を高める非常に大きな利点となっています。」
システムの心臓部

2台のHP nクラス・サーバが複雑なアプリケーションを処理できる大容量を実現、高速で信頼性の高い処理能力を提供しています。Jaguar Racingの巨大なグラフィックスや先端をいくCADおよびCAE環境をやすやすと支援するだけでなく、全面的なデータ・ウェアハウジングと管理ファシリティも提供しています。

Steve Neveyは、こう説明しています。「我々は、装置を世界中に運ばなければならないので、ハードウェア面だけでなくネットワーキングや通信能力の面でも優秀で信頼性が高いことは極めて重要でした。その場ですぐに動作し、我々が必要な情報を我々が必要な時に提供できる機器が必要なのです。我々の仕事では、すべてのデータがクリティカルであり、常時アクセスできることは絶対に不可欠です。HPはそれを実現できることを、私たちは知っています。」
絶え間ない改良 [image]

すべてのレースやテスト・シリーズが終るたびに、毎回レーシングカーをミルトンケインズに持ち返り、すべての装備を取り外し、組み立て直します。レーシングカーがレース場に戻る前の2週間で、チームは性能を磨き上げ、研ぎすますのです。」

「人々はわれわれが最終的に完成した製品を持っていると思うでしょう。」とSteve Neveyは言います。「ところが、我々が現実に持っているのは試作品であり、それをシーズンの最終レースで赤信号が消えるまで常にとぎすまし、開発し続け、そしてまた次の試作品の開発を始めるのです。」

HPの技術は、最後のレースやテストで収集した応力解析や計測流体力学(空力)データの迅速なシミュレーションを可能にします。こうしたシミュレーションは、米国のカリフォルニア州を本拠とするJaguar Racingの風洞実験プログラムと組み合わせて使います。

2週間ごとに現在のレーシングカーのハーフサイズ・モデルを風洞に運び、フルサイズのマシンが今後のレース・サーキットで直面するさまざまな異なる条件下で一連の構成の解析を行ないます。たとえば、オーストラリア・グランプリとモナコ・グランプリではサーキットの性質が違うため、レーシングカーの構成を変えるのです。

Steve Neveyは、さらにこう付け加えています。「我々は空力的開発により、また車の構成部品を軽くすることによりレーシングカーのチューニングを行ないます。こうしたところでHPシステムのパワーを利用しているのです。ブラケットを1ミリ薄くしたら構造的な統合性にどんな影響があるか、全体的な性能がどう変わるか、その影響をシミュレーションします。我々は常に構成部品を改造し続けています。私たちは、可能な限り短い期間でライバル企業よりも先まで開発を進める、できるだけ多くの設計サイクルを実現しようとしています。HPのテクニカル・コンピューティングの性能は、我々がそれを実現するキーとなる要素です。レーシングカーをレース・サーキットに出した時、通常はほとんど我々が期待した通りの走りをしてくれます。これが非常に大きな利点となっているのです。」
 Jaguar Racingが使用しているソリューション
ソフトウェア制作 製品 用途 ハードウェア
Unigraphics IMAN PDM HP nクラス・サーバ
Unigraphics Unigraphics CAD/CAM HP Workstations
MDI Adams CAD解析 HP Workstations
Fluent Fluent CFD解析 HP nクラス・サーバ
MSC.Software MSC.Patran/MSC.Nastran 応力解析 HP Workstations
1秒の争い [image]

モーター・レーシングという究極のプレッシャの基に、クリティカルな時間制限の中で設計変更をレーシングカーに組み込んでいかなければならない状況であり、試作品をテストする前に影響について信頼性の高いシミュレーションができる能力は、非常に大きなメリットです。グランプリの場所がどこであろうが、チームはISDNを通じて工場のネットワークにつながっています。工場では、レーシングカーのオンボード・テレメトリ・システムから生データを収集し、性能向上の可能性を分析する一方、サーキットにいるチームは本部の工場の情報にいつでもアクセスすることができます。

Jaguar RacingのTechnical DirectorであるGary Anderson氏は、HPのシームレスなコンピューティング・プラットフォームの重要性をこうまとめています。「どのレースでも即座に我々のピットやガレージのシステムを工場とネットワークで結び、HP Product Data Managementシステムが提供する膨大なデータ、すべての過去のデータやテスト・データにすぐにアクセスすることができます。さらに、サーキットのデータや遠隔測定結果をリアルタイムで送り返し、工場で分析することができます。

工場ではnクラス・サーバを使ってレースでの走りをシミュレーションし、調整し、高精度の結果を出すことができます。これは、実際には我々がレーシング環境で費やす時間を最適化しています。ここで得た1秒1秒が我々の競争能力を高めています。それがHPのシステムが我々に与えてくれた改善点、すなわち競争力の向上です。」
 要点
40台のHP Workstationsが実現 - 迅速な設計とテストの環境
- 試作品開発プログラム
2台のHP nクラス・サーバに接続されたHP Workstationsが完全に統合されたCAD/CAMおよびテクニカルITネットワークを提供しています。
現実の世界

メルボルンで開催されたオーストリア・グランプリの後、レース中にレーシングカーで抽出したデータは、フロントに空体力学的な変更を加えることにより性能が向上することを示唆していました。2週間後に迫ったブラジル・グランプリまでに、2つの全く新しいフロント・ウィング・アセンブリを開発しなければなりませんでした。そのためには、設計と製造に関わるだけでなく、期待される性能の向上が確実に達成できることを確認するために全体的な構造解析と空体力学的解析が必要です。これは、解析、設計、製造、そしてテストの情報が完全に統合されて初めて実現できるプロセスであり、HPのnクラス・サーバがそれを提供してくれました。

Steve Neveyはこう言っています。「HPの高速で高性能なコンピューティング技術がなければ、我々はこうした最終結果を達成することはできませんでした。我々はゴーサインを出しましたが、あれほど多くの設計サイクルを実現できるとは思っていませんでした。短い時間に最高速で可能な限り多くの設計シナリオを処理することができたので、我々は究極のソリューションを提供し、ラップタイムを数秒縮めることができました。」
http://www.jaguar-racing.com/
Copyright 2000,Hewlett-Packard Company
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