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HP Workstation 導入事例紹介
医療現場が求めるWSの未来をさぐる(Rad Fan記事)


 

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最先端の解析ソフトウェアメーカ AZEが選んだパートナー、それは日本HPのハードウェア
PDF Rad Fan掲載記事(PDF・297KB)はこちら
畦元将吾氏 畦元秀隆氏 伊達信忠氏
「人と医療に役立つ製品作り」の理念の下、医療用ワークステーション(以下WS)を展開するAZE。画像診断のモダリティが進歩し、日々何万枚もの膨大な画像データが保管・蓄積される中、必要な画像情報を、現場の医師・診療放射線技師がいかに効率よく診療に役立てられるかが鍵となる。
医療現場の画像解析・読影・所見レポート作成を助ける「AZE Virtual Place」の3シリーズ「Raijin(雷神)」「Fujin(風神)」「Lexus(レクサス)」には日本ヒューレット・パッカード社製(以下日本HP)のWSやサーバがハードウェアとして使用されている。 医療の最前線のニーズに応える会社、株式会社AZE社長 畦元将吾氏、営業本部 プロダクトマネージャー 畦元秀隆氏、アプリケーション部 部長 伊達信忠氏にHPハードウェアを選んだ理由を伺った。

 HPハードウェアが支えるAZEの主要製品

1)Virtual Place Raijin(雷神)
ハードウェアはサーバタイプのHP ProLiantML350 G5を使用し、CPUは現在最高クラスの2.66GHzクアッドコア、ハードディスクは500GB、メモリも12GBと、現在最大級の容量が搭載されている。各種解析アプリケーションは、MRI細血管解析、フュージョン、心筋パフュージョン、大腸・肝臓解析等の標準アプリの他、肺解析、CT細血管解析、MRIパフュージョン、四次元解析等、医療現場の声に応えて必要なソフトウェアが30本まで搭載されている。

1台のライセンスですべての接続端末から搭載アプリケーションが使用でき、接続端末はWindows・Macintoshどちらでも可能なのが大きな特長。1台のサーバで5台の端末から同時に読影でき、院内の環境に合わせてクラスタリングネットワーク(複数台のAZE Virtual Place ターミナルサーバをクラスタリング処理により1台のサーバとして運用)、PACS連携ネットワーク(PACSビューアからワンクリックで読影中にスタディを3D化でき、MPRやMIP等の画像表示も簡単)にもカスタマイズ可能。
2)Virtual Place Fujin(風神)
ハードウェアは「Raijin」同様、HP ProLiant ML350 G5(メモリ6GB)を使用しているため、将来の使用環境の変化を先取りして簡単にネットワーク環境へのアップグレードも可能。各種解析アプリケーションも、前出の「Raijin」とほぼ同様に約30本が使用できる。
3)Virtual Place Lexus(レクサス)
ハードウェアはHP xw4600を使用。インストールされている各種解析アプリケーションは約15本。日常のルーチン画像処理向けに十分な臨床スペックと低価格を追求したマシン。

 AZEの製品コンセプト

AZEのWSは、放射線科をはじめとして、循環器内科、外科、耳鼻科、歯科等にも導入されており、充実したラインナップのアプリケーションにより、病院の規模を問わず、各診療科で活用されている。

「弊社では、5年後でも古さを感じさせない製品、導入後何年も安心して使用できる製品作りを目指しています。そのため日本HPには汎用性、拡張性のあるハイスペックなハードウェアをお願いしました。マルチスライスCTの多列化、高磁場MRIなどモダリティの進歩により、日々発生する画像枚数は膨大になる一方の現状だからこそ、読影・解析・レポート作成のソフトウェアの処理能力が遅れをとらないよう、ともに進歩することが重要な意味を持ちます。医師、診療放射線技師のみならず医療現場の誰もが使いやすく、長く愛用でき、患者様のためになる製品を日本HPと世に出していきたいと思います」と語る畦元社長。

また、同社が特に注力するのはネットワーク対応のシステム。医療ワークフローの効率化のためにも、院内PACSと連携し、患者様の過去画像をすぐに入手でき、その場で比較読影できるシステムは重要な意味を持つ。もちろん、医療用WSとして、薬事承認、FDA、ISO、様々な特許などを取得し、患者様への安心と信頼を保証している。

 AZEユーザ好評のサービス体制

営業本部 プロダクトマネージャー の畦元秀隆氏は、AZEの充実したサービスサポート体制を次のように語った。
手厚いカスタマーサポート
「弊社の製品は、アプリケーショントレーニングとして導入時、1ヶ月後、随時フォローという形で診療放射線技師の有資格者のサポートスタッフが導入先に赴き、使い方の指導、導入先のリクエストによるカスタマイズに応じます。営業拠点も、東京本社の他、大阪、広島、福岡、札幌に支店があります。各支店では、営業とサービスと開発が三位一体となってユーザ様のサポートを行っており、トラブル対応でのレスポンスの速さで非常に評価を頂いております。

また、メンテナンスサポートとして従来の電話・メールによるサポートを拡充して、『リモートサービス』も開始する予定です。これは、電話回線を使用してリアルタイムにWS、サーバの状態を診断して、ソフトウェアを更新・修復するシステムです」。

同社スタッフの25%は診療放射線技師の有資格者のため、現場のワークフローを熟知していることも、手厚いサポートにつながっている。多くの病院の先生方がリピーターとなって愛用している理由には、同社のサポートに対する信頼もあるのだろう。
パワーアップセミナー『和心伝心』
「ユーザのスキルアップを目指すパワーアップセミナー『和心伝心』は全国各地で年間24回開催しており(1回あたり20名前後)、毎回多くのご参加をいただいています。『和心伝心』では、ルーチン操作等のレベルアップや画像作成のコツ(特に論文や学会発表用を意識した画像の作成術)、また参加者同士の情報交換など、交流会的な要素もあり、好評を博しています」。

『和心伝心』の参加者アンケートでは、『友人にも紹介したい』という回答が90%を超え、『また受講したい』という回答も90%以上だという。その結果からも、人気の一端が伺える。

 医療現場を支えるAZEの技術とHPのハードウェア

「日本HP製WSやサーバのようなハイスペックのハードウェアを採用すると、システムエンジニアも『ハードウェアに負けちゃいけない、もっといいソフトウェアを作ろう』とがんばってくれます。この連携がユーザに還元されて、良い製品ができると思います」と畦元社長は語る。

同社では、肝臓解析のソフトウェア(肝臓の体積を自動計算し肝臓のみを描出する技術)の特許取得に続き、2008年4月に独自の画像表現技術「PRISMA」の特許を取得した(図1)。この技術を使用すれば、簡単な操作で臓器・血管・腫瘍などが再現性のある高画質で表現できるようになる。非造影でも高画質が得られるため(図2)、救急時の読影に役立ち、患者様にも優しい検査を実現する。「たとえば救急患者に対し、まず造影なしで出血部位の特定をしたい場合や、血管の閉塞部位を特定したい場合などでPRISMAは威力を発揮します。もちろん、精査では造影検査が必要になりますが、一刻を争う場合には強力な武器になります」。

また、同社WSは循環器MRI解析アプリケーションに強みがあり、MRIのWhole Heart Image(図3)などの3D画像作成は得意とする技術。「他にも、2008年の4月からメタボリックシンドローム検診が始まり、CT撮影の件数が増えています。弊社のアプリケーションにも体脂肪容積を測定する機能があり、撮影した日に患者様に結果をお渡しできる処理速度を誇っています。これはやはり、日本HP製のWS・サーバだからこその速さだと実感しております」と、畦元社長はHPハードウェアを高く評価する。
図1 AZE独自の画像表現技術「PRISMA」
a PRISMAの原理
複雑に「色関数」と「不透明度関数」を変化させると、一般的にボリュームレンダリングの演算速度に大きな影響を与える。そのため、多くの画像処理装置では、この2つの関数をある程度固定化し、最適化を行い、演算速度の向上を実現しているケースが多く見られる。
PRISMAでは、画像内に含まれるボクセル値の範囲を、そのヒストグラムを利用して複数の区域A1、A2、・・・Anに分割し、その補間区間Bn内において、「色」および「不透明度」が、連続的に変化するように、「色関数」と「不透明度関数」を自動的に計算する。
これにより、従来よりも高精細、高画質の3次元可視化画像が得られるようになる。
一般的な表示方法とPRISMAによる表示方法の比較
b PRISMAによる臨床画像
PRISMAを使用することで、簡単な操作で臓器・血管・腫瘍などが再現性のある高画質で表現できるようになる。
一般的な表示方法とPRISMAによる表示方法の比較
図2  AZE Virtual Place 非造影全身CT画像 図3 冠動脈MRI画像 AZEのPRISMAテクノロジーにより、冠動脈の狭窄の有無や程度が非造影でも詳細に把握できる

 AZEの今後の展開

今後同社はVirtual Place Raijin(雷神)を主軸にネットワーク環境での読影・解析・レポート作成のシステム開発を進めていく。また、海外での導入サイトであるJohns Hopkins University、NIH(国立衛生研究所)、Stanford Universityなどとも共同研究で最新の解析アプリケーションを開発。一例としてStanford Universityでは、MRI画像による動脈プラーク解析の共同研究がスタートしている。北米においてはサービスセンターをロサンゼルスに置き、サポートとサービスの人員を配置し、営業展開も進める予定。北米を皮切りに欧州、東南アジアへのビジネス展開も目指している。

「これからも、弊社は医療現場で困っていることを解決するソフトウェアメーカとして成長していきたいと思います。それは、最終的には患者さんのためになると考えているからです。また、大学で研究されている最新技術を製品化する能力に優れた会社でありたいと思っています。これがAZEの『使命』です」と畦元社長は語る。

2008年5月には、北海道大学との共同開発によりCOPD(慢性閉塞性肺疾患)診断システム(気管支3次元解析アプリケーション)が製品化され、発売されたばかり。同社はつねに時代の先を見据え、革新的なソフトウェアで時代を切り開いていく。

 AZEが日本HPのハードウェアを選んだ理由

「Made in Tokyo」の安心感と高品質
日本HP製のWSやサーバはすべて、昭島工場で生産されている「Made in Tokyo」である。AZEのようにスピーディーに製品開発・導入を進めるメーカの場合、早く、安定した納入が行われる点は、提携先を見極める上で重要なポイントであった。
「日本HP WSは高性能で非常にコンパクト、静音設計に優れ、長年使用していて故障がほとんどありません。海外のユーザからも故障の報告をほとんど聞きません。また、東京に生産拠点がある点も評価でき、弊社のように迅速なサービスを心がけているところとしては、すぐに納品できる体制があることがありがたいです。営業展開の面では、HP ProLiantML350 G5は国内なら宅配便発送で運搬できるので、ユーザへのデモンストレーションの際にもすぐに実物を見ていただくことができ、大変助かっています。コンパクトという点においては、病院の読影室などの省スペース化に寄与し、ユーザにも大変喜ばれています」とアプリケーション部 部長の伊達信忠氏は日本HPの WSとサーバを高く評価する。
日本HPというメジャーネームの信頼感
「AZEがまだ小さい会社だからこそ、ユーザに信頼してもらうためにも、ハードウェアは安心していただける有名メーカを選びました。今までのユーザにも、これからのユーザにも信頼があり、安心して使用できるハードウェアメーカ、その結論が日本HPであり、この選択に間違いはなかったと思っています。また、弊社のソフトウェアとの相性も良く、誤作動や問題が少ないということも判断の一つになりました。
北米市場では以前よりHP WSやサーバを要望するユーザも多く、グローバルで同じモデルを供給するHPハードウェアを採用することは海外でのビジネス展開で大きな助けになります」と畦元社長は日本HPへの信頼をにじませた。
株式会社AZE Company Profile
株式会社AZE
1999年4月、畦元将吾氏が自らの診療放射線技師の経験を生かし「現場の声を反映したシステムを軽いフットワークで作りたい」と起業した医療用画像解析ソフトウェアメーカ。社是は「人と医療に役立つ製品作りを目指して」。臨床医や診療放射線技師からの信頼も絶大で、特にMRIの心筋パフュージョンは現在AZEにしかない技術。毎年のITEMでは趣向を凝らした展示が有名 (2008年では約8,000人が来場)。
URL: http://www.aze.co.jp/
設立 : 1999年
本社所在地: 東京都千代田区大手町2-1-1  大手町野村ビル10F
本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり閲覧される時点で、変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  

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