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株式会社ワールドコウゲイ - HP Latexプリンター

新しい分野への挑戦と拡充にHP Latex 800Wプリンターを選択

- 株式会社ワールドコウゲイ

大阪と東京2拠点で、カード印刷・のぼりの他、豊富な販促サービスを提供する同社は、様々な大判プリンター群でそのワンストップ生産体制を支えている。40台以上の大判プリンターの内訳は、昇華転写プリンターの他、ソルベントプリンター、UVプリンター、第3世代HP Latexプリンターなど、現在のサインディスプレイ業界を支えるほぼすべてのテクノロジーを網羅している。さらにデジタルオフセット印刷機HP indigoも備え、生産体制は強固だ。そのような状況にも関わらずHP Latex 800Wプリンター4台を事業再構築補助金も活用し導入した。なぜ今HP Latexテクノロジーを選択したのか、理由と今後の展望を株式会社ワールドコウゲイ東京支店責任者の佐々木類(ささきるい)氏に聞いた

佐々木 類氏
(新型コロナウイルス感染対策を実施した上で撮影しております。
インタビューはオンラインで行いました)

高まるSDGsへのニーズ

従来から無水染色技術である昇華プリントシステムを採用し、軽量なファブリック素材などで多くの販促物を制作している同社は、SDGsや環境に配慮した商材に対する市場ニーズを強く感じているという。
「クライアントからの問い合わせがあった際、昔あったリサイクル素材やサービスを探してみると見つからないものが多いんです。昔のエコロジー素材は高額だったためどうしても最終製品の売価も高額になる。当然価格競争には勝てない。無くなってしまうサービスがあって当然です。」と佐々木氏は語る。
自社でまずシンプルにできることは「環境に配慮したプリンターとインクの選択」だったという。

インテリア商材分野への挑戦

同社のプリント事業はIDカード事業、サイン事業であるが、サイン事業の強化策としてインテリア商材分野の拡充を挙げている。

デジタル印刷壁紙は元来、屋内外の販促物作成に加えて新アプリケーションとして一般的に認知され始めているが、昇華プリントによるのぼり旗の制作で培った縫製技術を活かして同社はオリジナルデザインのカーテンの製作をすでに開始していた。そしてインテリア商材の代表格といえる壁紙への取り組みが本格化した。「いままでも壁紙は商業施設などのグラフィック装飾として取り組んでいました。最近強化しているオンラインショップも活用して、オフィスや住宅の壁紙にも展開していきたい。そのため壁紙素材は抗菌壁紙を採用しています。」と語る。

効率的なビジネス環境構築に伴うオフィスの移転や、感度の高いクリエーターが集まるコワーキングスペースの開業も増えている。ブランディングやカスタマイゼーションに活用できるデジタル印刷壁紙の必要性は増しているようだ。

1階の制作スペース。壁面天井もデジタル印刷壁紙で色鮮やかだ。

2階の接客打ち合わせブースはHP Latexの壁紙と昇華プリントのテンションファブリック(SEG=シリコンエッジグラフィックス)で装飾されている。

HP Latex 800Wを選んだ理由

壁紙の生産強化に向けたプリンター選定の際、もちろんあらゆるメーカーのプリンターも検討していた。各社プリンターも一定の環境認証や壁紙メディア防火認定対応はされていたが、第3世代HP Latex 360プリンターの置き換えとして比較したところ「機能と性能、そして大前提である環境に配慮した水性インクであることから必然的に HP Latex 800Wになった」という。印刷速度が高速化し、より鮮やかな発色になったHP Latex 800Wプリンターの活用範囲は屋外・屋内問わず広がりを見せている。

HP Latexプリンティングテクノロジーは「水性でありながら耐候性のある、環境にやさしいテクノロジー」であり、これは第1世代Latexプリンターを発表した2008年から変わらないメッセージだ。2021年に発表したHP Latex 800Wプリンターは第4世代Latexインクである。最新機種導入に際しての印象を聞くと「HP Latexは第3世代のLatex360だけでなく、第2世代のLatex260から導入しています。製品の進化は肌で感じていますので、このLatex800Wには期待しています。またHPにはサステイナブル活動が活発な海外の情報提供なども継続してほしいです」と答えてくれた。

ターポリンも出力直後にカッターで自動裁断。すぐに2階の後加工セクションに移行する。

熟練の技術ですぐに縫製される。工程間の連携もとてもスムーズ。

欲しい仕組みは自ら作りだす
世の中のニーズにいち早く対応するために

同社は様々な展示会にも積極的に出展し営業強化をしながらダイレクトに市場ニーズへの対応と情報収集にも努める中、「プリンター設備を活かせるかどうかは自分たちの工夫次第。素材の仕入れからメーカーとの開発なども手掛けています。最近ではメーカーとともに制作販売した販促物を回収しリサイクルする仕組みにも取り組み始めました」と語る。

地域と連携して、敷地を無料PCR検査場として提供している。
ターポリン、メッシュともにHP Latex 800Wで出力。撮影時に出力加工されたものがすぐに設置されていた。

同業他社からの信頼も高いワールドコウゲイ

ワールドコウゲイのクライアントは広告代理店や制作プロダクションなどもあるが、同業他社からの受注も多いそうだ。「理由はわかりません。価格もそんなに安いとは思いません。プリントそのもの以外の後加工の種類が関係しているかもしれませんが…」佐々木氏は控え目に語るが、同業者からの信頼は一朝一夕に得られるものではない。品質と納期に加えて多彩なアプリケーションを支える、新たな道を切り開くあくなき挑戦へのスタイルがワールドコウゲイの成長の秘訣なのではないだろうか。

対象プリンター

HP Latexプリンター

HP Latex 800Wプリンター

  • 幅 1,625mm(64インチ)までのロール素材に対応
  • コスト効率に優れた設計、3リットルのHP Latexインクカートリッジ対応
  • 印刷素材の重量 55kgまで対応
  • HP Latex ホワイトインク
  • 屋内品質:36m2/時の高生産プリント
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