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株式会社アールテクニック一級建築士事務所 導入事例

 

ペーパーレスが進む先進的な設計事務所で
活躍するHP 大判プリンター

- 株式会社アールテクニック一級建築士事務所

大使館や各界の名士の住居が並ぶ、世田谷区代沢。高級住宅が軒を揃える一角に、一段と目を引く建物がある。一見すると迫力を感じるデザインだが、街並みに入ると自然と調和している。
そんな魅力のある建物を設計したのが株式会社アールテクニック一級建築士事務所(以降、アールテクニック)だ。同社は建築業界の3DCAD 導入初期から積極的にデジタル化を進め、現在ではBIM 活用における最先端ともいえる技術を持つのが特長だ。
代表取締役/ 一級建築士の井手孝太郎氏(以降、井手氏)に話しを伺った。


事例詳細: 「建物」をトータルでプロデュース , 高い信頼で選ばれ続けた4 世代の大判プリンター , 先進の業務環境構築を支えるHP 製品 , 対象プリンター

「建物」をトータルでプロデュース

株式会社アールテクニック 級建築士事務所 代表取締役/ 一級建築士 井手孝太郎
株式会社アールテクニック
一級建築士事務所
代表取締役/ 一級建築士 井手孝太郎

数々の著名な建築物を設計してきたアールテクニック。現在、同社が事務所を構えているのは代表作のひとつでもある東京世田谷区にある「Breeze」と呼ばれる建物だ。「コンセプトからはじまり企画から設計・施工監理まで手掛けました。オーナーの個人資産を有効利用することを第一に、地域の特長なども加味しながら、ここに住む人にとってのライフスタイルを含めたデザインを心がけました」と語る井手氏。

そんなこだわりを表現したBreeze は、申込み直後で満室となり、以降も空きが出ると発表前には埋まってしまう状態が続いているのだという。「マーケティングから入る大手企業のやり方も必要ですが、我々としてはアトリエ事務所だからこそのデザインとコンセプトで、魅力的で合理的なものを建てているつもりです。その結果多くの人々が共感してくれているのだと思います」と井手氏は言葉を続ける。

アールテクニックは現在のBIM 化推進の流れの中において、必須ともいえるソフトウェア、グラフィックソフトジャパン「ArchiCAD」を日本発売当初(1994 年)から採用している、3DCAD のエキスパートでもある。「すべて3DCAD で設計しますから、模型を作ることもなくなりました。模型では概要は検証できても、細部の寸法まではつかめない。しかし、3DCADなら、ズームすることも鳥瞰でみることも自由自在です。ですから、常に建物の全体像から細部まで検証できます」とそのメリットの一端について語る。

 
 
 

高い信頼で選ばれ続けた4世代の大判プリンター

A0 プリンターとしては驚異の省スペースを実現し、事務所の雰囲気にもマッチしたデザインのHP DesignJet T520 (A0 モデル)
A0 プリンターとしては驚異の省スペースを実現し、
事務所の雰囲気にもマッチしたデザインの
HP DesignJet T520 (A0 モデル)

事務所を発足して以来、4代のHP 大判プリンターを乗り継いで来たという井手氏は、図面が全てだった時代から、現在に至るまで、大判プリンターと業界との関わりを見続けてきた経緯がある。「今回導入したのはHP DesignJet T520 Printer のA0 対応機ですが、決め手は筐体のサイズなのです」という井手氏。これまでの条件はA2 図面キャビネットの上部に載ることだったが、時代の変遷と共に紙ベースからPDF ベースへと、図面の出力方法も大きく変わっているのだという。

「BIM が主体になってくると同時に私の仕事もペーパーレス化をはじめました。必要な図面はどんどんスキャンしてデータとして保存しています。オフィス家具としてはかなり大型になるA2 図面キャビネットは、新しい事務所には大きすぎると感じました」と語る井手氏。CAD を扱うPC のディスプレイもCRT から液晶へ、最近ではさらに液晶の大型化が加速している。巨大なCRT を使っていた頃には必要だった机上の奥行きも、最近では60cm 程度にまで詰めているのだという。

 
大きな用紙に印刷してイメージを確かめる。建築業界における大判プリンターの役割にも変化が現れはじめている
大きな用紙に印刷してイメージを確かめる。
建築業界における大判プリンターの役割にも変化が
現れはじめている

そんなスマートなデスクが並ぶ中、A2 図面キャビネットはオフィスレイアウト上でもかなりのネックとなったのだ。HP DesignJet T520 Printer の奥行きは640mm。まさに現在のアールテクニックの事務所内にマッチする大きさだった。「実際に並べてみたところ、机とほぼ同じ奥行きなので、従来のA0 機にあった圧迫感はありません」と井手氏。今回のモデルからロール紙を使う関係上、専用のスタンド使用が前提となるので、棚なども不要だ。今回の引っ越しを期に、A2 図面キャビネットも不必要なものとなった。

BIM が主流となっている現在、どのようなシーンで大判プリンターが活躍するのだろう。「もちろん、BIM だからといって印刷した図面が不要かというとそういうワケにはいきません。特に新しい建物の初回の打ち合わせなどでは、A1 サイズの大きな図面を会議机の上に置いて、関係者らと議論しますから絶対に必要です。逆に要所で印刷する機会が増えますから、品質が高くないと納得がいかないものは使えません」と語る井手氏。同氏は4 代に渡り使い続けているHP 大判プリンターに一定の評価を与えているが、今回のモデルについても「まったく問題はありません」と明るい表情で答えている。

この他、一連の施工期間中に特定の部分を原寸大で印刷してサイズを吟味したり、設計を詰めていく上で必要な箇所だけを印刷するなど、要所で大判プリンターの出番はあるのだという。「これまではA2 対応、A1 対応で済んでいましたが、筐体がコンパクトになったおかげでA0対応機がイメージどおりの場所に設置できることが分かりました。大は小を兼ねる、ということわざにもあるように、印刷したいイメージを膨らませるためにもA0 対応が導入可能なのであればそれに越したことはないというわけです」と導入の動機について語る井手氏。印刷の出番が少なくなったからこそ、いざ印刷するときにはイメージを最大限に再現したい。井手氏の合理的な考え方が良く分かるエピソードだ。

さらに、A1 サイズのプリントをメインに使われているお客様がA0 機を導入することで、用紙コストプリント速度の点でもメリットがある。A1 サイズのプリントを、A0 ロール紙を使い長辺出力することで、A1 ロール紙を使うよりも用紙コストは抑えられ、出力速度も早まる。これがA1 出力がメインのお客様にもA0 機をおすすめしたい理由なのだ。

 
 
 

先進の業務環境構築を支えるHP 製品

「次に欲しいのはHP DesignJet T520 Printer サイズでスキャナー一体型のモデルですね」と今後の要望を語る井手氏
「次に欲しいのはHP DesignJet T520 Printer サイズで
スキャナー一体型のモデルですね」と
今後の要望を語る井手氏

現在の事務所はBreeze の管理も兼ねている。そのため、「ArchiCAD」を動作させるためのPC はもちろん、監視カメラの管理用にもHPWorkstation が使われている。「3DCAD は高性能なグラフィックスと大容量メモリが必要です。せっかくの3D イメージもカクカク動くようでは見ていてもストレスが溜まります。ス ムーズに動いてこそ、頭の中のイメージとリンクしてくるのだと思います」という井手氏。

最近ではスマートフォン上でも3D イメージを再現することができるが、技術の進歩により外装から内装へと視線を移動させたり、建物全体を360 度回してみたりしても実にスムーズだ。「文化遺産などのドキュメンタリー映像では、遺跡の外周をカメラがぐるりと回るようなカットが流れることがあります。立体物がスムーズに描かれると、それを見た人の頭の中でイメージがちゃんと立体になるのです」という井手氏。確かにそうした映像を見る限り、図面から推測するよりも感覚的なサイズ感や奥行き感が掴みやすいのだ。

 
HP Z230 SFF で動作させているカメラ監視システム。建物のセキュリティを高めると共に、抑止効果も望める
HP Z230 SFF で動作させているカメラ監視システム。
建物のセキュリティを高めると共に、抑止効果も望める

「また、監視用のワークステーションでは、実際に映像を撮りためておく必要があるため、信頼性の高さが最も重要です」という井手氏。防犯的な観点からも有効な監視カメラだが、アールテクニックでは、さらにその映像をあえて、
事務所の入り口から見える位置に置いているのだという。「こうすることで、ドアから中を覗いた人がモニターに映る自分自身に気が付きます。すると監視カメラが稼働中であることを直感的に知ることになるのです」と井手氏。それによって一定の抑止効果も望むことができる。

「今の事務所ではファックスはありません。図面をやり取りするのもメールで済みますし、製本するにしてもPDF で納品すれば印刷所が加工してくれます。建築業界のデジタル化とペーパーレス化は今後も進むでしょう。しかし、全体像を確認したいときには、限られた表示範囲の画面上ではなく、大判プリンターで出力してイメージを確かめたり、お客様への説明時には大判で出力したものを見せる方がより伝わりやすいため、イメージを忠実に再現できる大判プリンターが必須になると思います」と語る井手氏。業界全体がBIM 化を進める中、大判プリンターの役割も大きく変化しているのだ。

HP 大判プリンターを始め、ワークステーション製品群など、あらゆるデバイスを使いこなし、業務に役立てているアールテクニック。2014年に施工が終わってから、ヨーロッパ諸国を中心に雑誌や業界誌からの取材が絶えないという、新しいコンセプトの住宅の「SRK」を代表に、同社の躍進はまだまだ続いていく。

 
 
 

対象プリンター

HP DesignJet T520 36inch Printer

HP DesignJet T520 36inch Printer

A0対応プリンターとしては世界最小クラスのボディサイズ
低価格を実現した大判インクジェットプリンター

  • 高精度な線画再生でA1サイズのカラー印刷が約35秒
  • カット紙にも柔軟に対応する専用トレイ搭載
  • 低ランニングコスト
  • スタンド標準装備

HP DesignJet T520 Printerの詳細はこちら
 

HP 純正インク HP 大判プリンター向け用紙 検証済用紙 その他 用紙情報

モバイルデバイスでプリント HP DesignJet Click printing software HP DesignJet SmartStream

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