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クロマティックレッドインクを搭載したグラフィクス向け大判プリンターの新製品を発表

2016年6月29日

株式会社 日本HP

株式会社 日本HP(本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員:岡 隆史)は、グラフィクス市場向け大判プリンターの新製品として、B0(44インチ)対応ダブルロール大判プリンター「HP DesignJet Z5600 PS」と、A1(24インチ)対応大判プリンター「HP DesignJet Z2600 PS」を発表します。
新製品は、日本HP販売代理店およびHP Directpartnerで、6月30日より販売を開始します。

製品名 希望小売価格(税抜) 販売開始日
HP DesignJet Z5600 PS 598,000円

6月30日

HP DesignJet Z2600 PS 356,000円

6月30日


「HP DesignJet Z5600 PS/Z2600 PS」は、コピーショップ、小規模PSP(プリントサービスプロバイダー)、小売店、一般企業、公共機関などで高品質のポスターやPOPをはじめ、キャンバスプリントやバナー等の特殊用途、GIS/図面用途に向けて設計された6色インク搭載の大判プリンターです。新たに採用された「HPクロマティックレッドインク」により色域が強化され、際立った色彩でのプリントを実現します。

「HP DesignJet Z5600 PS/Z2600 PS」は、ポスター、POPから高耐久性が求められるGISや図面など、幅広い用途において、効率的かつ最高品質のプリントを提供します。Adobe® PostScript®/PDF、HP-GL/2とともに「HP Professional PANTONE®カラー」のエミュレーションに対応し、線画の精度と正確な色再現を実現します。また、プリンターの再現精度をさらに高め、信頼性の高いプリントを可能にする「HPマルチディメンショナル・スマートドロップ・プレースメント・テクノロジー」により、安定した色再現を可能にします。

〈高速、高生産性、高精彩のB0対応プリンター「HP DesignJet Z5600 PS」〉
B0対応の「HP DesignJet Z5600 PS」は、自動切換えダブルロールの搭載や、速乾性に優れたインクの採用により作業時間を短縮します。鮮やかなカラーのグラフィクス表現を可能にする6色顔料「HP Vivid フォトインク」は、GISや図面に求められる耐水性や耐擦過性、耐退色性に加えて、最大200年の耐光性を備えています(*1)。

〈鮮やかなカラーを表現する、A1対応プリンター「HP DesignJet Z2600 PS」〉
A1対応グラフィクス向けプリンター「HP DesignJet Z2600 PS」は、様々なワークスペースにフィットする省スペース性を備え、直感的に使えるタッチスクリーンを採用しました。さらに、クロマティックレッドインクを含む「HP Vivid フォトインク」が、インパクトの強いカラー表現を可能にします。

〈ワンクリックで簡単プリントを実現する「HP DesignJet Click」〉
今回の新製品には、「HP DesignJet Click」プリントソフトウェアが無償で提供されます。「HP DesignJet Click」を利用することで、PCおよびMacからPDF、JPEG、TIFF、HP-GL/2形式のファイルをアプリケーションで開くことなくワンクリックでプリントできるため、プリント時間の短縮と作業の簡素化につながります(*2、3)。また、用紙に対してプリントデータを効率的に自動配置するネスティング機能やファイルエラーチェックなどを活用することにより、用紙の無駄やインクにかかるコストの削減が可能です。お客様はリアルタイムプレビュー機能を活用したり、ドライバを使用せずにポスター/ロールアップバナー/CAD図面/GIS/複数ページのPDFや複数のPDFファイルなどをプリントすることで、生産性の向上を図ることができます。


〈25年目を迎えた「HP DesignJet」〉
「HP DesignJetシリーズ」は、全世界で300万台以上の販売実績を誇ります。今から25年前にさかのぼる1991年に、大判プリンターを画期的に進化させた世界初の大判インクジェットプリンターの提供を開始しました。 これまでの実績は、HPが大判プリント市場において革新を続け、新しい技術を開発し続けた証です。製品名に含まれるDesignの言葉が示す通り、HPは次の25年間に向けて、新しいソリューションや可能性を見いだし、テクニカル市場やグラフィクス市場のお客様の期待に応える製品のデザインを続けます。


〈HP Large Format Graphics Summit 2016開催〉
日本HPは、7月21日(木)より「HP Large Format Graphics Summit 2016」を開催します。本イベントでは、本日発表の新製品を含むHPの大判プリンターの展示、デモに加え、各種セミナーを実施します。東京(7月21日、22日)を皮切りに、広島、福岡、大阪、名古屋、仙台での開催を予定しています。
イベントの詳細は、以下のURLを参照してください。
http://h50146.www5.hp.com/product/business/printer/large/latex/event/lf_summit/

*1:プリント性能は、「HP Vivid フォトインク」と「HP DesignJet Z6200」を対象とした、「HP Image Permanence Lab」による予想値です。耐水性は、プリンターとプリントのプロファイルによって変化します。耐水性の試験は、各種のHP製素材を対象に、ISO 18935 methodに準拠して、HP Image Permanence Labが実施しました。耐擦過性は、各種のHPブランドの素材を対象に、Taberとコインテストmethodを用いたHPの社内試験に基づきます。HP Image Permanence LabおよびWilhelm Imaging Research, Inc.が各種のHPブランドの素材を対象に、直射日光の当たらない環境で行った室内ディスプレイの耐久性評価です。詳細については、http://www.HPLFMedia.com/printpermanence をご覧ください。

*2:画像が選択された時点で、ワンクリックプリントにより、プリント設定の変更なしにファイル全体がプリントされます。対応ファイルは、PDF、JPEG、TIFF、HP-GL/2です。

*3:対応製品は、「HP DesignJet Z2100/ Z3200 /Z2600 /Z3200 /Z5200/Z5400/Z5600 PS /Z6200/Z6600/Z6800です。


新製品に関する情報は、以下のURLを参照してください。
 http://www.hp.com/jp/designjet

製品写真ライブラリ(画像データは以下のURLからご覧になれます。)
 http://www.hp.com/jp/designjet_pr/