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3月2、3日の二日間、岩手県釜石市にて、住民の方の生活環境向上につながるボランティア活動を行いました。
雪の残る3月は雪掻きが主な仕事です。
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1日目 釜石市箱崎町にて除雪作業
東北の長い冬に雪掻きは必須の作業です。
ボランティア人数は全体で100名余りの参加です。遠野まごころネットでの朝礼とボランティアマッチングの後、分担場所の除雪を行いました。
- 制作中の漁船に積もった雪の掻き出し
漁業復興の第一歩となる建造中の漁船に雪が積もり、積もった雪が氷となって建造作業が困難な状態でした。活動後には全ての雪が取り除かれました。
- 車両が安全に通れるよう、道路脇の除雪
町内でも特に交通量が多い道路で、道路脇に大量の雪が積もり道路の端が見えず、対向車とのすれ違いが難しい状況でした。
活動後は、道路が広く使えるようになり安全な走行が可能になりました。
- 仮設住宅二ヶ所で駐車場スペースの除雪
道路から住居玄関までの導線や駐車スペース、物干し台のまわり、ガスボンベのまわり等、住民の方の生活に関わる場所の雪を取り除きました。
2日目 釜石市箱崎町にてお墓の除雪作業
震災後一年を控え、お墓につづく道に積もった雪を掻いて歩きやすくして欲しいという住民の方の要望をうけてお墓への道の除雪を行いました。お墓の周りには大量の雪が積もっていて、一日で取り除くのは不可能と思われました。他団体と連携して役割分担を行ったことで、効率的に除雪を行うことができました。このため、一日でほぼ全部の雪を掻き出すことができました。
ボランティア活動メモ
- 活動は、ソフト活動 (こころのケアに関る活動)・ハード活動(ちから仕事)・後方支援(物資管理や写真洗浄等)にわかれます。
ソフト活動は、被災者の方との関係性や継続的なかかわりが必要なことから、当被災地ボランティアで行う作業はハード活動が主です。
- ボランティアマッチング
支援が必要な方のニーズや周囲の環境は、日々刻々と変わります。
遠野まごころネットでは、日々必要なニーズと参加人数にあわせてボランティア当日に振り分けています。
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- 被災地の現状を目の当たりにして、復興が遅々として進んでいない場所が多々あることに驚くとともに、自分のおかれた環境がいかに恵まれているかあらためて痛感し感謝する毎日です。
- 東京にいては得られないような貴重な経験と出会いを得る事ができました。また、現地の状況を見て、復興はまだまだ始まったばかりだという事が痛いほど良く分かり、引き続き何かの形で被災地に貢献していきたいと思います。
- 大槌で親族が家を流されたこともあり、ずっと参加しなければと思っていたところだったので、参加して本当に良かったです。現地の風景やいろんな方とのふれあいは想像を絶するもので、東京にいては感じることのできない経験でした。
- ひとりひとりがこなせる作業量なんていうのは知れていて、それよりも、毎日毎日現地へ足を運び、元気に作業する姿を見せる、元気にあいさつするといったことが大事なんだという、まごころネットの方のお話が心に残っています。
作業には「ハード」と「ソフト」とありましたが、最終的には両方とも「ソフト」というか、ひととひとの話なんだなあと。
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皆の力をあわせて
*当ボランティアの宿泊所には遠野市13区自治会館にご協力頂いています。 |
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今回の活動地である釜石市箱崎町は、漁業を中心とした三陸沿岸部の集落です。
海と山に囲まれた小さな町は、震災で住居全240戸のうち180戸が全半壊するなどの甚大な被害を受けました。
被災直後は、窃盗団や詐欺が横行したため部外者の受け入れに抵抗をもたれていた場所でもあります。
現在はNPO組織の活動により、住民の方との信頼関係が構築されボランティア受入が円滑に行われている地域の一つです。 |
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