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【HP Sure Click Enterprise 導入事例】北海道森町役場

北海道森町役場

β・β’モデルにおけるエンドポイントセキュリティ強化をHP Sure Click Enterpriseで実現

  • 北海道森町役場
  • HP Wolf Pro Security Service

多くの自治体がインターネットやクラウド活用に積極的になっている。従来のシステムはセキュアな反面、外部サービスとの連携に課題を残しているが、さらなる住民サービスを求めるため、より柔軟に外部サービスを利用できるモデルの採用をはじめる自治体は多い。しかし、エンドポイントとなるクライアント端末のセキュリティ強化が課題になってしまい、なかなかうまく進んでいないという現状もあるようだ。今回はHP Sure Click Enterpriseでその課題を克服し、セキュアな環境の中でのスムーズな外部サービス連携を実現した好例を紹介しよう。

事例紹介PDF
  • 目的
    β・β’モデルの採用によるエンドポイントセキュリティの強化とゼロトラストの実現
  • アプローチ
    未知のマルウェアにも対応でき、業務負担の少ないセキュリティソリューションの導入
  • システムの効果
    • 職員に業務負担を与えずセキュアな環境の構築
    • 万一の際もファイルを閉じるだけで脅威が封じ込められ、なかったことにできることによるゼロトラスト環境の実現
    • ノイズの少ないログをリアルタイムに収集・分析ができ、何が起こったかがすぐに把握できる
  • ビジネスへの効果
    • 職員および情報セキュリティシステム管理者の業務効率化と生産性維持
    • 情報セキュリティシステム管理者の運用負担の軽減

インターネットサービスの利活用を推進

森町は北海道茅部郡に属する人口約14,000人の町だ。駒ケ岳など山岳地帯を周囲に持ち、北部は内浦湾があるという自然豊かな立地にあり、みやこ南瓜をはじめとする様々な種類のカボチャやブルーベリー、トマトといった豊かな農作物や内浦湾が育むホタテをはじめとした新鮮な魚介類など、地の利を活かした農水産物が獲れることで知られている。特に新鮮なイカの内臓を抜き取り、もち米を入れて炊いた「いかめし」は森町の名産品として有名だ。そんな森町の住民のよりどころとなっているのが森町役場だ。

「平成17年に、以前から結びつきが深かった森町と砂原町が合併し現在の『森町』になりました。漁業、農業が盛んで夏は涼しく、厳冬でも氷点下15度を下回らず積雪も少ない、北海道の中でも比較的温暖で住みやすい地域といえます」と説明する森町役場総務課長の濵野氏。森町は先進的にITを取り入れてきた町であり、インターネット網や移動通信システムの普及が早く、地域をあげてITインフラを充実させてきた歴史がある。

「そんな森町ですから役場もいち早くIT化を進め、現在もDXを促進しています。以前のシステムも良かったのですが、さらに柔軟なインターネットおよびクラウドサービス活用を実現するため、β・β’モデルへの移行を進めることにしていました。このモデルは業務効率化、利便性向上、生産性向上などが期待できますが、一方でエンドポイントセキュリティをしっかり行わなければ安全性が担保しきれないという部分もあります」と森町役場総務課参事の東氏は課題を語る。

総務省のガイドラインでは、β・β’モデルの利用にはEDRの導入が推奨されているが、あくまでもマルウェアに感染してからの検知となるため、少なからず被害が発生するというリスクの可能性が残ってしまう。
「そこでより安全なゼロトラストソリューションを探すことにしたのです」と濵野氏は語る。

左から、
森町役場 総務課長 濵野 尚史氏、
総務課 参事 東 克宏氏

株式会社シンクライアント総合研究所
取締役 シニアコンサルタント 奥野 克仁氏

HPのセキュリティソリューションに注目

以前から森町のDXアドバイザーをしていたシンクライアント総合研究所の奥野氏。同氏は森町と共にβ・β’モデルへの移行およびエンドポイントセキュリティの強化にも取り組んでいた人物だ。「今回、森町で導入したクライアントPC『HP Elite Dragonfly G2』におけるゼロトラストセキュリティの実現へ向けてパフォーマンスはもちろん、有償版のHP Wolf Pro Securityに含まれる機能である『HP Sure Click』にも注目していました。HP独自の技術でありながら、米国政府のゼロトラストへの移行を前提とした最新鋭のサイバーセキュリティ基準にいち早く対応していた点など、客観的に見ても森町様のエンドポイント強化に最適だと考えておりました」と語る奥野氏。

「HP Sure Clickは、マルウェアなどの脅威を仮想空間に閉じ込めることができ、ユーザーに負担をほとんど掛けないのが特長です。職員に負担を掛けないエンドポイントセキュリティの強化を目指している森町様にはまさにぴったりですが、さらに組織でのセキュリティ運用に最適な「HP Sure Click Enterprise(以降、HP SCE)」が最適だと判断し、森町様へ提案したいと考えました」と話を受け取ったHP 澤田氏は語る。

「今回は森町様に必要なエンドポイントセキュリティの中でもマルウェア対策と万が一の感染時にもふるまい検知が可能なHP SCEをご提案することにしました。管理性も高いので、まさに自治体のみなさまがお使いになるのに最適なソリューションだと考えます」とHPの小笠原氏も言葉を続ける。

その後、森町によって最終的に採用されたのはHP SCEだった。「今回導入したHP SCEで一番気に入ったのは、検出して排除するという従来の考え方ではなく、そもそも仮想空間の中に脅威を封じ込めてしまい、アプリケーションを閉じれば脅威をなかったことにできるという画期的なテクノロジーです。これなら、職員がうっかり悪意あるファイルやURLを開いてしまっても、すぐに感染するということはないでしょう。職員も不安を感じずに業務に集中できるので、生産性も維持されることが期待できます」と濵野氏は導入後の感想を語る。

HP SCEの導入が決まった森町は、2023年7月からPoC(Proof of Concept:概念実証)を開始。北海道を拠点に活動する株式会社エスイーシー(以降、エスイーシー)の協力のもと、小規模ながら実際の業務の中で検証は進んでいった。
「HP Elite Dragonfly G2とHP SCEの組み合わせはベストであると考えております。PoCの範囲を絞りましたが、森町様では同時にβ・β’モデルへの移行をはじめていたため、システムやネットワーク構成の変更、他ソリューションの導入なども進んでいました。そのような状況下でのスケジューリングは大変であったものの、意義のあるPoCになったと感じています」と振り返るエスイーシー 石塚氏。
「森町様全体のシステムを再構築するのに等しい大規模改修ですから、導入順番の検討や、そのタイミングなどを合わせていく点は苦労しました。そんな中でもHP SCEに関しては大きなトラブルもなかったので、一定の信頼性があることは検証結果からも分かったと思います」と導入をサポートしたエスイーシー 藤内氏は言葉を続ける。

厳しいスケジュールの中、PoCが完了し、順次導入を開始、現在ではHP Elite Dragonfly G2を利用する職員の端末にHP SCEがインストールされている。

左から、株式会社エスイーシー
情報処理事業本部 公共ソリューション事業部 営業部 石塚 恒平氏、
情報処理事業本部 公共ソリューション事業部 テクニカルマネージャー 藤内 禎治氏

左から、株式会社 日本HP グローバルサービス・ソリューション本部
技術部 ソリューションアーキテクト 澤田 亮太氏、
エンタープライズ営業統括 第一営業本部 官公庁・
自治体営業 マネージャー 小笠原 孝氏

職員への負担を最小限に最大の効果を発揮

重要視していたエンドポイントセキュリティの強化をHP Elite Dragonfly G2とHP SCEで構築した森町。「β・β’モデルにおいて、アンチウイルスソフトウェアが検知できないまったく新しいマルウェアがきたとしても感染しないようなセキュリティが構築できたと思います。まさに狙っていたゼロトラストセキュリティが導入できたと考えています」と濵野氏は導入の手応えを語る。

「情報システム関係者以外、今までの使い勝手との違いはほとんど感じないと思います。そのため、気が付かない職員もいるかも知れません。情報システム担当として住民の皆様と日々向き合う現場職員たちの業務負担を大きく軽減できただけでなく、セキュリティも大きく向上できたのはまさに理想的です。一元管理が可能で、万が一の時にはログも採取できるので、情報セキュリティ管理者の負担軽減はもちろん、管理性が向上している点も導入効果が大きいと感じています」と東氏も笑顔で語る。

「β・β’に興味を持っている自治体様は多いのですが、いわゆる効果的かつ高度なセキュリティソリューションを導入しなければならないという思いにとらわれ、あえなく断念するケースも少なくありません。そういった意味では、森町様はコストとセキュリティ対策を両立した極めて現実的な選択肢を取ったといえると思います。森町様の事例は多くの自治体の参考になると考えます」と奥野氏は語る。

「今後も脅威は進化していくでしょうし、それに対抗するソリューションも進歩していくのだと思います。今回はベストのセキュリティが構築できたと考えていますが、私たちも常に情勢を見守り続け、今後はガバメントクラウドをはじめとする業務でのクラウド活用が増えていくと考えられることから、不安のないシステム運用、業務遂行ができればと考えています。そういった意味ではエスイーシーさんに最新情報の提供はもちろん、セキュリティ対策に限らず様々なご提案やご協力をいただきたいですし、HPさんには今後も最新のセキュリティ対策ソリューションをご紹介いただければと思っています」と最後に濵野氏は語ってくれた。HPとエスイーシーは、今後も森町の発展をサポートしていく。

“HP Sure Click EnterpriseとHP Elite Dragonfly G2の導入により、β・β’モデルにおけるエンドポイントセキュリティ強化を実現できたと考えています”

森町役場
 総務課長 濵野 尚史氏

システム構成図

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